巻号一覧
54 巻 (1992)
- 4 号 p. 347-
- 3 号 p. 245-
- 2 号 p. 123-
- 1 号 p. 1-
前身誌
54 巻, 4 号
選択された号の論文の7件中1～7を表示しています
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杉森 正義1992 年 54 巻 4 号 p. 347-355
発行日: 1992/12/31
公開日: 2010/02/05
ジャーナル フリー面的に配置された流雪溝ネットワークの水路を流れる水と投入された雪の流量を求めるためのネットワークの解析と計算方法を示す.
これにより,水路の各位置における水量と投入された雪の流量が詳細にわかり,溢水に関する判断ができる.さらに,水路を流れる水量のうち雪を投入しうる余裕の分を自由流水と仮定し,それを追跡することと,またゲートの開閉について,現実の作業のルールに従った条件を与えることにより,作業のスケジュールを自動的に算出し,これをもとに,流雪溝の使用を区域割のローテーションで行なうための配水計画が容易に作成できる.ここで提示された方法は,流雪溝の面的管理にあたっての経験の不足を補うことが期待される.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1179K) -
第2報,雪押込機の雪投入制御村山 健一, 梅村 晃由, 佐藤 佳昭, 岡田 彰1992 年 54 巻 4 号 p. 357-364
発行日: 1992/12/31
公開日: 2009/08/07
ジャーナル フリー雪押込機は雪水混合装置と管路への押し込みポンプを組み合わせた装置で,その小型実用化試験機を市街地に設置して実験を行った.この装置で問題となるのが過剰の雪投入による閉塞で,これを防ぐために固相率上昇を作業者に知らせ,雪の投入を制御する事が必要である.そこで混合用モータの電力と管路の流量から,閉塞の危険性を知らせる方法を開発した.また,閉塞が生じた場合,自動的に解除する装置を開発した.その結果,雪投入を制御するための作業者への警告信号のしきい値を適切に設定することにより,閉塞の発生回数を減らすことができ,雪の処理能力を増大することができた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1126K) -
加藤 雄久, 高見 晋一1992 年 54 巻 4 号 p. 365-369
発行日: 1992/12/31
公開日: 2009/08/07
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1805K) -
安成 哲三1992 年 54 巻 4 号 p. 371-379
発行日: 1992/12/31
公開日: 2009/08/07
ジャーナル フリー炭酸ガスなどの温室効果ガスの増加によって,地球の気候が温暖化するのではないかという「地球温暖化」問題には,気候システムにおける未解明な機構による大きな不確定性が伴っている.ここでは,その主要なひとつである雪氷圏に起因する不確定性に関する現在の認識と,今後の課題についてのべる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4786K) -
古川 義純1992 年 54 巻 4 号 p. 381-389
発行日: 1992/12/31
公開日: 2009/08/07
ジャーナル フリー氷結晶表面に存在する擬似液体層の検出,およびその物理的特性を偏光解析法により研究した結果についてまとめる.擬似液体層は{0001}面(ベーサル面)では-2℃以上で,{1010}面(プリズム面)では-4℃以上で検出され,温度が融点に近づくにつれて厚みが急激に増加した.また,その密度は991kg/m3と推定され,バルクの水よりわずかに小さい.これは,擬似液体層は,下地である氷結晶の影響を強く受けた物理的性質を持つことを示唆する.その他,氷表面に関する最近の研究を紹介する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1158K) -
山崎 剛1992 年 54 巻 4 号 p. 391-392
発行日: 1992/12/31
公開日: 2009/08/07
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (251K) -
太田 岳史1992 年 54 巻 4 号 p. 393
発行日: 1992/12/31
公開日: 2009/08/07
ジャーナル フリー山崎氏のコメントは,拙論中のある特定の事項に対する疑問,質問と言うよりは,林内融雪量に関する理論的な解釈法の1例を提示されているものと思う.逆の立場のようではあり,またコメントに対する回答にはならないが,教えられることも多く筆者が氏のコメントを読んで考えた点などを記す.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (134K)
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