巻号一覧
54 巻 (1992)
- 4 号 p. 347-
- 3 号 p. 245-
- 2 号 p. 123-
- 1 号 p. 1-
前身誌
54 巻, 1 号
選択された号の論文の14件中1～14を表示しています
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杉森 正義1992 年 54 巻 1 号 p. 1-9
発行日: 1992/03/30
公開日: 2010/06/17
ジャーナル フリー都市内の道路その他に関する情報をデータファイルに格納し,(1)排雪のための空間的整備の策定,(2)排雪作業計画の策定,(3)排雪作業の実施にあたっての迅速な対応,を目的として,排雪ネットワークシステムを構築し,その解析を行う.
道路網を排雪場を根とする樹木構造にみたて,道路の各区間に排雪場との関係を示すコードをつける.計算の方法は,梢から根元に向かって排雪需要量等を積算する集計計算法と根元から梢に向かって,一つの経路をたどる経路計算法とを用いる.
この計算をすることによって,積雪量と道路要件および除雪目標幅との関係において,○排雪需要量と機械力需要,○各道路区間における作業の開始および終了時刻,○任意の時刻における作業の進捗状況と機械の調達必要数,○経路における運搬機械の集中状況,などが算出でき,実際の現場への応用が見込める.また,排雪作業に関して地域全体としてだけでなく,個々の地点についての予測が可能になる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4390K) -
福嶋 祐介, 早川 典生1992 年 54 巻 1 号 p. 11-18
発行日: 1992/03/30
公開日: 2010/02/05
ジャーナル フリー3次元地形を考慮した,粉雪雪崩のシミュレーションモデルを開発し,昭和61年1月26日に新潟県西頚城郡の棚口地区で発生した雪崩に対して適用した.本シミュレーションは流体力学の分野で開発されたサーマルの理論を粉雪雪崩に適用したもので,雪崩の体積の連続式,粉雪の質量の保存式,2方向の運動方程式および乱れの強さの保存式よりなる.通常のサーマルの基礎方程式と異なる点は,底面での雪粒子の洗堀・堆積を考慮していることである.さらに,このモデルの特徴は,3次元地形を入力データとすることにより,雪崩のシミュレーションで欠かすことのできない雪崩の走路を求めることができる点にある.このほか,雪崩層の厚さ,移動速度,雪粒子の濃度,乱れのレベルなどのシミュレーションを行うことができる.このモデルを棚口雪崩に適用した結果,雪崩の走路をはじめとする諸量について妥当な結果を得ることができた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2825K) -
第1報,雪押込機の固相率変動と閉塞限界設計梅村 晃由, 小林 豊己, 畑山 朗, 佐藤 佳昭, 白樫 正高1992 年 54 巻 1 号 p. 19-25
発行日: 1992/03/30
公開日: 2010/02/05
ジャーナル フリー雪押込機は雪の水力輸送に不可欠の機械であり,実用機の合理的な設計法が求められている.ここでは,雪押込機に雪塊を間欠的に投入し,雪水混合体を連続的に取り出すものとして,雪と水の物質収支を解析し,雪押込機内の雪固相率の変動を表す式を導いた.そして,この理論の妥当性をトルク式の固相率計を用いる固相率測定実験によって確かめた.
次に,この理論を用いて,変動する固相率のピーク値が攪拌の限界固相率を越えないための関係式を導いた.その結果,雪押込機に投入する雪塊質量,その投入間隔,攪拌の限界固相率,タンクおよびポンプの容量単価が与えられると,閉塞を避けコストを最低にするタンク容量とポンプ流量を決定する方法が見出された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4574K) -
小杉 健二, 西村 浩一, 前野 紀一1992 年 54 巻 1 号 p. 27-34
発行日: 1992/03/30
公開日: 2010/02/05
ジャーナル フリー吹雪が発生した時に雪面に形成される,波長数cmから数十cmの雪のさざ波模様の形態と移動のメカニズムを実験的に調べた.温度-15℃の風洞の床に雪を散布した後,一定速度の風を送り吹雪を発生させ,さざ波模様の波長,波高および移動速度を風速の関数として調べた.風速が5～7m・s-1の範囲で,さざ波模様の波長,波高,波長と波高の比および移動速度は,それぞれ5～20cm,3～5mm,20～40および1～8cm・min-1の値をとり,いずれも風速とともに増大した.さざ波模様の峰の雪粒子の粒径は,谷のそれより大きく,雪粒子はふるい分けされている.以上の実験結果と砂のさざ波模様に関するこれまでの研究結果との比較検討から,雪のさざ波模様は,砂のさざ波と類似のメカニズム,つまり,跳躍粒子の衝突で峰の風上側の大粒子が風下側に転がり運動で輸送されることによって移動すると結論された.波高,移動速度および雪の密度から見積られた,さざ波模様の移動による雪の質量輸送量と全吹雪輸送量の比は,風速によらず6%であった.この値は,全吹雪輸送量中の転がり運動による輸送量の割合の最小値を表す.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5562K) -
五十嵐 高志, 早川 典生, 金子 俊輔1992 年 54 巻 1 号 p. 35-39
発行日: 1992/03/30
公開日: 2009/08/07
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五十嵐 保1992 年 54 巻 1 号 p. 41-48
発行日: 1992/03/30
公開日: 2010/02/05
ジャーナル フリー人工衛星に搭載され地球を観測する地球観測センサの一つにマイクロ波放射計がある.物体から放射されるマイクロ波帯の電波(波長1～30cm)を受信し,観測対象の物理量(海面の状態,海面温度,海氷分布,大気中の水蒸気量,雲水量,降水分布,雪氷分布,気温高度分布等)を計測することができる.
ここでは,積雪表面からのマイクロ波放射特性について概要を述べ,積雪深を計測する方法について示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1058K) -
東 晃1992 年 54 巻 1 号 p. 49
発行日: 1992/03/30
公開日: 2009/08/07
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西尾 文彦1992 年 54 巻 1 号 p. 50-54
発行日: 1992/03/30
公開日: 2010/02/05
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夢と現実高橋 修平1992 年 54 巻 1 号 p. 54-56
発行日: 1992/03/30
公開日: 2010/02/05
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榎本 浩之1992 年 54 巻 1 号 p. 57-59
発行日: 1992/03/30
公開日: 2009/08/07
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安成 哲三1992 年 54 巻 1 号 p. 60-62
発行日: 1992/03/30
公開日: 2009/08/07
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小池 俊雄1992 年 54 巻 1 号 p. 63-64
発行日: 1992/03/30
公開日: 2009/08/07
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安仁屋 政武1992 年 54 巻 1 号 p. 65-66
発行日: 1992/03/30
公開日: 2009/08/07
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総括にかえて小野 延雄1992 年 54 巻 1 号 p. 66-67
発行日: 1992/03/30
公開日: 2009/08/07
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