サービソロジー
Online ISSN : 2423-916X
Print ISSN : 2188-5362
3 巻 , 4 号
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巻頭言
特集:サービスデザインの世界を俯瞰する ~アカデミアの観点より~
一般記事
論文Abstract
  • Vargo Stephen L., Wieland Heiko, Akaka Melissa Archpru
    2017 年 3 巻 4 号 p. 32a
    発行日: 2017/01/28
    公開日: 2020/03/06
    ジャーナル オープンアクセス

    Vol.1, No.1, pp.1-5, 2016

    我々は,より広範でより深遠なパースペクティブを持つようイノベーションという概念を再構築するための手段として,サービス・ドミナント(S-D)ロジックおよびそのロジックの中核であるサービス-エコシステムのパースペクティブを適用していく.より詳しく言うと,我々はサービス-エコシステムのパースペクティブによって,研究者および経営者が価値創造に関与しているすべてのアクター間およびプロセス間のインタラクションを検討の対象にすることができると主張していく.この体系的なパースペクティブは,テクノロジーとマーケットの形成と再形成の基礎となるプロセスとプラクティス(実践)を明らかにする一助となる.重要な点は,サービス-エコシステムという視点が,複数のアクター間の行動とインタラクションに指針を与えたり,指針を与えられたりする社会構造(すなわち,制度)を包含するところまでイノベーションの範囲を拡張している点である.

    和文概要:井上 崇通 (明治大学)

  • Nakashima Hideyuki, Fujii Haruyuki, Suwa Masaki
    2017 年 3 巻 4 号 p. 32b
    発行日: 2017/01/28
    公開日: 2020/03/06
    ジャーナル オープンアクセス

    Vol.1, No.1, pp.6-14, 2016

    デザインプロセスを構成の観点で定式化する.このプロセスにおいて重要なのは(抽象,具象を問わず)デザインされたものごとの使用のフェーズである.それはサービスの提供のフェーズである.我々は「Xのサービス」を「X の提供と使用」として定義している.ここでX はものごとあるいは何らかのシステムである.サービス学会において提供者と使用者による価値共創が議論されることが多いが,我々は価値共創の概念はデザインにも当てはまると主張する.

    我々はデザインや構成のプロセス(つまり構成的学問体系)をFNS ダイヤグラムとして定式化する研究を行ってきた.それは生成,(システムの)環境との相互作用,分析,創記の(そして生成に戻る)無限ループである.このループが無限である理由は,デザインという行為が,ある人工物を(個々の生成物は有限の生存時間しか持たないにしても)より望ましい状況に持っていくための,生成と改良の再帰的な終わりのない活動だからである.狭義のサービスは,このループに於ける生成と,生成されたシステムが使用に供される相互作用の部分に相当するが,広義のサービスはループ全体に相当する.「デザイン」を広義に捉えるとき,サービスはそのデザインプロセスの重要な一部となる.デザインされたシステムの提供と使用は,提供者と使用者のツインFNS ループとなる.

    斬新なサービスシステムをデザインするとき情報技術(IT)が重要な働きをする.例として函館に於けるSmart Access Vehicle System のデザインと実装について報告する.

    和文概要:中島 秀之 (東京大学)

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