尚絅学園研究紀要 A.人文・社会科学編
Online ISSN : 2433-653X
Print ISSN : 1881-6290
4 巻
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 本山 ふじ子
    原稿種別: 本文
    2010 年 4 巻 p. 1-12
    発行日: 2010/03/31
    公開日: 2018/07/24
    ジャーナル フリー
    Anne Tylerの作品において,「旅」は様々な重要な意味を持つ。「私達は生きている限り旅を続ける」と考えるタイラーの第10作目の長編 The Accidental Tourist (1985) においても,登場人物達は旅を通して人生について考え,立ち止まったり,変遷を経て成長を遂げたりしている。本稿では,この作品の中で家族の絆を模索する登場人物達にとって「旅」はどのような意味を持つのか,そしてタイラーが描こうとしたものは何であったのかを論じた。
  • 田口 誠一
    原稿種別: 本文
    2010 年 4 巻 p. 13-23
    発行日: 2010/03/31
    公開日: 2018/07/24
    ジャーナル フリー
    セオドア・ドライサーの短編集には Free and Other Stories (1918) と Chains (1927) がある。作品の完成度に問題があるために短編作家としてのドライサーの評価はあまり高くない。ただ短編には長編の持つ属性が凝縮されて提示されているので批評家には注目されてきたといえる。この論文ではドライサーの二つの短編集に収録された作品に加えて,特に "Fine Furniture" といった後期短編小説も取り上げ,ドライサーの人生観の変容を考察している。
  • 畠山 真一
    原稿種別: 本文
    2010 年 4 巻 p. 25-38
    発行日: 2010/03/31
    公開日: 2018/07/24
    ジャーナル フリー
    近年,大学の初年次教育において,日本語表現能力育成が非常に重要な役割を果たすようになってきているが,そのコースデザイン,教授法,シラバスに関する知見が充分に得られているとは言えない。本論文は,日本語表現能力育成の実践から得られた知見をもとに,高度な日本語表現能力育成には,専門教育や他の教養教育と連携した統合的なアプローチが必要であり,ピア学習やグループ学習のような協同的な学びが有効であるということを主張する。
  • 体育実践の事前・事後比較
    柿原 一貴, 笠井 妙美, 西田 明史, 水月 晃, 則元 志郎
    原稿種別: 本文
    2010 年 4 巻 p. 39-46
    発行日: 2010/03/31
    公開日: 2018/07/24
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,大学体育の教授内容および方法を検討することである。検討にあたり,体育理論と実技を一体化させた実験的授業を行った。そして,授業初回と最終回に知識・能力の理解度について調査・検討し,実験的授業の学習成果及び課題を明らかにするものである。
  • 外国語教育の観点より
    中川 明夫
    原稿種別: 本文
    2010 年 4 巻 p. 47-63
    発行日: 2010/03/31
    公開日: 2018/07/24
    ジャーナル フリー
    連語制約に乗っ取って個々の単語を統語論・意味論のルールに適用してこそ容認可能な表現を効果的に作り出すことができる。しかし,目的言語を母語としない学習者は連語制約に対する心理的妥当性を備えていないので意識的な学習が必要である。本稿は,日本語スピーカーを対象とした韓国語教育に導入する連語に関する教育資料を作るための基礎になる連語カテゴリーの設定を行い,一部の韓国語の連語に対して分類・分析を試みた。
  • 予備的考察
    廣江 顕
    原稿種別: 本文
    2010 年 4 巻 p. 65-78
    発行日: 2010/03/31
    公開日: 2018/07/24
    ジャーナル フリー
    本論では,「発話の力」という視点から法性が示す非対称性を説明する試みを行う。具体的には,英語の命令文がいわゆる「描出話法」のもとで補文への埋め込みが可能であることを議論する。抽出話法という環境では,2つの相異なる発話の力が「発話行為の合成」と呼ぶ理論的装置により単一の発話行為に統合されることを提案する。本論の分析の帰結として,根文の埋め込みが可能かどうかに関する,これまで指摘されなかった新しい事実を提供する。
〈報告〉
  • 中村 真弓
    原稿種別: 本文
    2010 年 4 巻 p. 79-91
    発行日: 2010/03/31
    公開日: 2018/07/24
    ジャーナル フリー
    本稿は,カナダ・アメリカにおける「Parenting Education」(親教育)の近年の動向についての視察報告である。筆者は,昨年のイギリス・スコットランドでの事例調査に引き続き,2009年9月,科学研究費基礎基盤研究(C)「欧米における親教育プログラムと親の発達に関する研究」(代表:藤井美保・熊本大学教育学部准教授)の連携研究者として,現地における資料収集および事例調査に参加した。本報告は,子育て支援・Parenting Education のエイジェントの代表・実践者を対象にした聞き取り調査の内容である。
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