空気調和・衛生工学会 論文集
Online ISSN : 2424-0486
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13 巻, 37 号
選択された号の論文の15件中1~15を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1988 年 13 巻 37 号 p. Cover1-
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1988 年 13 巻 37 号 p. Cover2-
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1988 年 13 巻 37 号 p. Toc1-
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1988 年 13 巻 37 号 p. App1-
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1988 年 13 巻 37 号 p. App2-
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 津島 孝雄, 森川 敬信
    原稿種別: 本文
    1988 年 13 巻 37 号 p. 1-10
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    本報では前報のT形分流基本管路に引き続き,樹枝状合流系配管網の基本要素と考えられるT形合流基本管路について,合流損失を考慮して流れ解析を行い,次の諸点を明らかにした.(1)合流損失の流量分布への影響は,分岐損失の影響と比較して著しく小さい.しかし全動力損失係数への影響は,分岐損失のそれとほぼ同程度に大きい.(2)合流前の主管と枝管の管端間に全圧差があるときは,流量分布および全動力損失は,その影響を受けてレイノルズ数とともに変化する.(3)分岐・合流部の丸みの効果は,流量分布に対しては極めて小さい.しかし,全動力損失係数を小さくする効果は,かなり大きい.
  • 下田 吉之, 水野 稔, 内藤 和夫
    原稿種別: 本文
    1988 年 13 巻 37 号 p. 11-19
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    都市における地中温度の予測は,地下建築空間の熱環境制御上での重要な課題である.本研究では地中温度の上昇を示す指標として平衡地中温度を提案し,地表面の不透水化,都市気候因子,アーバンキャニオンにおける放射収支の変化,地上・地下建築空間からの放熱が平衡地中温度に及ぼす影響について解析を行った.その結果,地表面の不透水化による蒸発の抑制および地下室からの放熱が大きく影響することが明らかとなった.
  • 池鯉鮒 悟, 井上 正憲, 阪田 総一郎, 吉田 隆紀, 岡田 孝夫
    原稿種別: 本文
    1988 年 13 巻 37 号 p. 21-27
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    現在,半導体や医薬品の先端産業で用いられているクリーンルームでは,その室内で発じん(塵)を生じており,発生した粉じんは室内の気流によって運ばれる.室内気流のパターンを把握し,気流制御を行うことで汚染防止を図る方法はすでに各方面で検討されている.近年,半導体業界においては,ウエハに欠陥を生じさせる微粒子の挙動とウエハ表面の汚染機構に注目が集まってきている.本研究では,ウエハ表面への粒子付着に大きく関与すると考えられている静電気力(クーロン力)の影響を解析するために,ウエハ近傍および表面での微粒子の挙動と付着の様子を,レーザ光を用いた可視化手法により明らかにした.実験は次の手順で行った.1)クリーンブース内に設置されたウエハにポリスチレンラテックス粒子を含んだ清浄空気を供給し,そこへレーザ光を照射して粒子の散乱光をビデオカメラで撮影する.2)そのビデオ画像から粒子の挙動とウエハ表面への付着数を観察および計数する.実験においては,以下に示す四つのパラメータを変化させて粒子沈着速度を測定し,粒子沈着速度に及ぼす静電気力の影響と,それ以外のブラウン拡散や重力,慣性力の影響について比較した.1)粒子の帯電状態(帯電,中和)2)ウエハ表面電位(0V〜4kV)3)粒径(0.3μm,1.0μm,3.0μm)4)ウエハの気流に対する向き(直角,平行)実験結果の概要は以下のようである.粒径0.3μmの粒子では,粒子沈着速度に及ぼす静電気力の影響がブラウン拡散の影響と比較して圧倒的に大きい.ブラウン拡散に起因する粒子沈着速度は静電気力に起因する粒子沈着速度の1/1000程度であった.また,粒径1.0μmと3.0μmの粒子では,重力や慣性力の粒子沈着速度に及ぼす影響が少しみられるものの,それらが原因の粒子沈着速度は静電気力に起因する粒子沈着速度の1/10から1/100程度であった.なお,ウエハ表面への粒子沈着に及ぼす静電熱気力の影響を実験により調べたDonovanらの報告によると,粒径が0.3μmと0.6μmと0.9μmの粒子では,ウエハの表面電位が4kVの場合,ブラウン拡散や重力,慣性力が原因の粒子沈着速度は静電気力に起因する粒子沈着速度の1/8〜1/7程度であり,著者らの実験結果と大きく異なった.著者らは,ウエハをクリーンブース内に設置し,実際のクリーンルーム内のウエハの設置状態と同等にして実験を行ったのに対して,Donovanらはウエハを,密閉容器内で激しくかくはん(攪拌)された空気中に設置して実験を行った.両者の実験において,ウエハ表面近傍の気流形状は大きく異なり,このため粒子沈着速度の測定値も大きく異なったと考えられる.著者らの実験結果によれば,ウエハ表面またはエアロゾル粒子を静電気的に中和して,エアロゾル粒子に作用する静電気力を0に近付ければ,ウエハ表面への粒子沈着を大きく減少させることができることが明らかになった.
  • 片山 忠久, 石原 修, 石井 昭夫, 浦野 良美
    原稿種別: 本文
    1988 年 13 巻 37 号 p. 29-36
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    九州地域の4都市(福岡市,熊本市,大分市,鹿児島市)に建つ事務所ビルを対象にした"建築の設備に関する総合的実態調査"を昭和58年度に行った.本報告では,この実態調査の概要を報告するとともに,空調設備や給排水・衛生設備に関する在住者からの苦情や問題点を整理し,各種設備仕様との関係を明らかにした.その結果,空調設備関係では"暖房がきかない","冷房がきかない"という苦情が多く,給排水・衛生設備関係では"機器・配管の腐食"が多かった.4都市内での特徴としては,福岡市において"赤水の発生"の申告が他の都市に比べて顕著であった.
  • 村上 周三, 加藤 信介, 須山 喜美
    原稿種別: 本文
    1988 年 13 巻 37 号 p. 37-48
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    クリーンルーム内の汚染質は,気流により移流・拡散される.したがって,効果的な清浄環境制御計画を立案するためには気流性状の考慮が重要となる.本研究では,室内気流の制御によるクリーンルームの効果的な環境設計手法の開発を目的とする.研究の第1段階として単純な室形状のコンベンショナルフロー型クリーンルームモデル内の流れ場・拡散場を解析した.本報では,これにより明らかとなった,(1)k-ε型2方程式乱流モデルを用いた室内気流・汚染質拡散予測の有効性,(2)コンベンショナルフロー型クリーンルーム内の基本的な流れ場・拡散場の性状,の2点に関して報告する.
  • 村上 周三, 加藤 信介, 須山 喜美
    原稿種別: 本文
    1988 年 13 巻 37 号 p. 49-62
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    本研究はコンベンショナルフロー型クリーンルーム内の流れ場に関する研究の一環である.第1報では研究の第1段階として数値シミュレーションによる気流解析の有効性を検証した.本研究はその第2段階にかかわるもので,(1)室内の気流が汚染質拡散に与える影響の解明,(2)吹出し・吸込みなどの変化が流れ場・拡散場に与える影響の解明を行う.このうち本報では,第1報にて採用したクリーンルームモデルと同一のモデルを対象として,室内各位置で汚染質が発生した場合の汚染質拡散性状を報告し,室内気流が汚染質拡散に与える影響および室内拡散場自体の基本的な様相を明らかにする.
  • 宮武 修, 永渕 尚之
    原稿種別: 本文
    1988 年 13 巻 37 号 p. 63-70
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    冷水入力におけるもぐりぜき式複数連結蓄熱水槽の第1槽の蓄熱効率に関する前報の実験的研究を拡張するため,第2および第3槽出口までの領域の蓄熱効率に関する実験的研究を,温水と冷水の温度差,液流量,槽幾何形状を変え,槽内の温水中に冷水を流入させた場合における液温度の過渡応答を測定することにより行った.得られた実験結果と理論的考察に基づき,第n槽出口までの領域の蓄熱効率η_<nV>を予測する半経験式を,槽数n,流入部基準のアルキメデス数Ar_0,ペクレ数Pe,3個の槽幾何形状パラメータφ_1,φ_2,τ_<v1>の関数として導いた.この半経験式は,模型および実用の蓄熱水槽について得られている既存の実験結果とも妥当な一致を示した.
  • 片山 忠久, 石井 昭夫, 浦野 良美
    原稿種別: 本文
    1988 年 13 巻 37 号 p. 71-82
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    昭和58年から昭和59年にかけて,九州地域の4都市(福岡・熊本・鹿児島・大分)に建つ事務所ビルを対象とした"建築の設備に関する総合的実態調査"が行われた.本報告では,この実態調査に基づいて,空調設備についてまとめたものである.特に他地域における調査事例と比較を行うことによって,九州地域の特徴の有無について検討を行うことを主な目的としているが,調査対象建物を官公庁・自社ビル・貸しビルの3種類に分類し,建物種別による相違についても調べた.解析事項は大きく分けると,建築的要因・空調設備システム・設備容量・空調運転状況である.
  • 原稿種別: 付録等
    1988 年 13 巻 37 号 p. App3-
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1988 年 13 巻 37 号 p. Cover3-
    発行日: 1988/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
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