空気調和・衛生工学会論文集

表紙

原稿種別: 表紙
2002 年 27 巻 86 号 p. Cover1-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_Cover1

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目次

原稿種別: 表紙
2002 年 27 巻 86 号 p. Cover2-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_Cover2

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"空気調和・衛生工学会論文集"研究論文投稿のご案内

原稿種別: 付録等
2002 年 27 巻 86 号 p. App1-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_App1

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CONTENTS

原稿種別: 目次
2002 年 27 巻 86 号 p. Toc1-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_Toc1

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論文委員会(平成14年度)

原稿種別: 付録等
2002 年 27 巻 86 号 p. App2-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_App2

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奥付

原稿種別: 付録等
2002 年 27 巻 86 号 p. App3-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_App3

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機械室設備の設計図・施工図作成支援システムの開発 : 対話型進化的計算による機器配置支援

井上武士, 古橋武, 中村真, 鳶敏和

原稿種別: 本文
2002 年 27 巻 86 号 p. 1-10
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_1

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近年,設備業界のIT化に伴い,機械室の設計図・施工図作成の効率化が図られつつある.設計図などの作成は,経済性,保守性,見栄えなどの複数の評価指標を満足させなければならない多目的最適化問題である.本論文は,機械室設備の設計支援システムの開発を行う.機器配置案作成には技術者の経験を反映できるよう,対話型進化的計算を導入する.対話的探索における設計者の負担を軽減するために,(1)機器並びなどの情報のコーディング法,および(2)暫定評価関数によるパレート最適解探索法を提案する.実規模の問題により,本システムの有効性を検証する.

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PCMを利用した室内熱環境調整に関する研究 : 第1報-PCM数値モデルの検証と熱気流環境解析コードへの導入

添田晴生, 大西潤治, 木本日出夫

原稿種別: 本文
2002 年 27 巻 86 号 p. 11-19
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_11

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潜熱蓄熱材(Phase Change Materials:PCM)を壁材として適用した場合の種々の熱的効果を予測するためには、PCMの融解・凝固計算モデルを組み込んだ熱気流環境解析コードが有力なツールとなる。本報では、まずPCMの融解・凝固を取り扱うための数値モデルを構築し,1次元凝固問題における解析解との比較、及び2次元凝固問題における既存の数値解析結果との比較から、PCM数値モデルの検証を行い、本計算モデルの妥当性を確認した。本研究のPCM数値モデルでは、PCM液相の対流は考慮せず、固相率を用いた等価比熱法に類似した手法を採用した。次に,標準住宅モデルにPCM壁ボードを適用した場合の熱的性能について熱気流解析コードを用いた試算を行い、通常の石こうボードとの比較検討を行った。

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低水深多槽並列式温度成層型蓄熱槽の蓄熱バランスに関する実験的研究

岩田宜己, 杉山武, 佐藤公己, 北野博亮, 相良和伸

原稿種別: 本文
2002 年 27 巻 86 号 p. 21-30
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_21

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温度成層型蓄熱槽は,蓄熱性能は高いがある程度の水深が必要とされてきたために大規模建築物を除いて採用される機会が少なかった。近年,並列連結式とすることで,地下二重スラブ空間を利用した多槽並列式温度成層型蓄熱槽が試みられるようになったが,並列連結した場合の蓄熱量のアンバランスが問題となっている。本研究では,この問題を解消するために,流入・流出流速がバランスするように工夫した流入口・流出口を開発する一方で,ある程度のアンバランスであれば槽隔壁に適切な連通口を設けることでアンバランスが解消され,良好な温度成層を形成できることを実験的に明らかにし,実際の建物に適用した結果も併せて報告する。

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廃棄物マネージメントを支援する建築・都市システムの構築 : 第2報-住民意識からみた住宅・地域のリサイクル支援システムの在り方

間宮尚, 鎌田元康, 飯尾昭彦, 井上隆

原稿種別: 本文
2002 年 27 巻 86 号 p. 31-40
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_31

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資源循環の必要性が急務となり、廃棄物の排出源である建築も果たすべき役割を模索し、担う時代が来ている.第1報ではまず排出されるごみの組成・性状を詳細把握した.リサイクルに不可欠なごみの分別を推進するために、住宅や周辺の施設の充実やデポジット制のような経済的手法の導入が考えられている.本報では首都圏の居住者、学生を対象にしたアンケートにより、分別推進のために充実すべき要素および保管スペース、集積所、店頭回収施設、リサイクル支援施設が満足すべき条件を把握した.経済的手法についてはその効用をコンジョイント分析法によって把握し、両者が充実されれば排出物がさらに7〜8割が分別されることを確認した.

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換気効率に対する人体周辺対流の影響の水槽実験について : 第2報-自然対流と換気流の競合について

張〓〓, 本間宏

原稿種別: 本文
2002 年 27 巻 86 号 p. 41-49
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_41

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置換換気では、温度成層を利用して汚染物が高濃度に集中する位置から空気を排除することによって高い除去効率を得ている。吹出し風量が多い場合には温度成層は破壊され、室全体に吹出し気流による混合が起こり、除去効率は低下すると思われる。本研究では下向き換気、上向き換気および壁下部吹出し換気に対する人体周辺対流の影響を換気回数0.5ないし10回/hの範囲で系統的に水槽模型実験を行い、温度成層の有効に利用出来る範囲を検討した。下向き換気では換気回数が3回/hを超えると混合状態になった。上向き換気では換気回数5ないし6回/h層が不明瞭になったが、自然対流が吸込み口へ直接熱を輸送する効果は依然存在した。

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温熱快適指標を用いた天井扇と冷水パネルの制御法に関する実験的研究

吉野博, 後藤伴延, Larry BERGLUND

原稿種別: 本文
2002 年 27 巻 86 号 p. 51-58
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_51

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天井扇による送風と冷水パネルによる冷放射は,夏期の暑熱環境を改善する省エネ的な採涼方式である。変化する環境に対し,これらの方式を用いて一定レベルの快適性を維持するためには,温熱環境を総合的に評価する指標に基づいて制御する必要がある。そこで本報では,平均予想申告(PMV)と2ノードモデルによって求められる平均体温(Tmb)という二つの温熱快適指標を用いて天井扇と冷水パネルの制御を行い,これら二種類の制御指標の有効性を検討するため,被験者を用いて温熱快適性を評価させた。その結果,TmbよりPMVの方が制御指標として有効であることが明らかになった。

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非開削工法を導入した改良型地中熱交換器に関する研究

濱田靖弘, 中村真人, 鴫原亮, 小杉智紀, 斎藤央, 横山真太郎, 窪田英樹, 落藤澄

原稿種別: 本文
2002 年 27 巻 86 号 p. 59-66
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_59

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本論文は,地下熱を利用した暖冷房システムにおける経済面の改善をめざして,非開削工法による改良型地中熱交換器の実験とその評価を行ったものである.まず,北海道大学構内に実規模の地中熱交換器を敷設し,安定した暖冷房能力が得られることを示した.次いで,改良型地中熱交換器の数値解析プログラムを作成し,暖冷房運転の計算値と実験値がよく一致することを検証した.さらに,従来の垂直型地中熱交換器に対する敷設時のエネルギー消費量の比較を行い,一次エネルギー削減率が78%に達することを明らかにするとともに,建設・運用を考慮した年間一次エネルギー消費量が空気熱源ヒートポンプと比較して29%削減されることを示した.

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居住環境にみる真菌の発育条件および抵抗性に関する研究

木村千暁, 田中辰明, 高鳥浩介, 李憲俊, 小林文香

原稿種別: 本文
2002 年 27 巻 86 号 p. 67-76
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_67

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居住環境における真菌は、アレルギー性疾患や、住宅の劣化など、我々の生活に影響を及ぼしている。これまで、真菌についての微生物学的な研究は多くなされてきたが、居住環境における真菌の生物学的特性に関する報告例は少ない。本報告では、居住環境中の真菌の生態を把握するため、真菌の発育条件、紫外線抵抗性、薬剤抵抗性を試験した。試験には、生活環境中から検出頻度の高い22種類の真菌を使用した。その結果、住環境中の真菌は、それぞれの環境に適応しながら生息していることがわかり、住環境中の真菌対応策を示唆することが出来たため報告する。

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冷熱源機器の導入割合を考慮した空調システムおよび関連機器の地域排熱量に関する研究

足永靖信, 田中稔, 山本亨, 田口明美

原稿種別: 本文
2002 年 27 巻 86 号 p. 77-86
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_77

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本研究は,建築設備の竣工データベースを活用して冷熱源機器の導入割合の実態を明らかにし,熱源システム解析に基づいて地域排熱量を試算したものである.その結果,建物の延べ床規模が大きくなるに従い,冷却塔を用いた空調システムの設計頻度が増加し,そのため空調システムおよび関連機器の全排熱量に占める潜熱量の割合が高まる傾向があることを明らかにした.そして,東京23区全体で夏季日中には13〜14GWの顕熱が空調システムおよび関連機器から発生し,その日総量値は約180GW・h/日であること,日中に空調システムおよび関連機器から発生する全排熱量のうち潜熱量が占める割合は25〜28%であることが示された.

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浴室用衣類乾燥機の性能シミユレーションと実験

福田光男, 本木一郎, 長谷川恵一, 菅波拓也

原稿種別: 本文
2002 年 27 巻 86 号 p. 87-96
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_87

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浴室用衣類乾燥機は浴室内の空気を電気ヒータで加熱して循環させ,衣類を乾燥させると同時に衣類から蒸発した水分を浴室内から浴室外へ排出させている。このような系における衣類乾燥について,実験と乾燥時間の観点からシミュレーションを行い以下の結論を得た。(1)乾燥の過程において,恒率乾燥から減率乾燥への移行を考慮することにより,実験とよく一致する乾燥時間のシミュレーションが得られた。(2)このシミュレーションにより,乾燥に影響を及ぼす主要なパラメータである換気風量,浴室外の温度と湿度,投入熱量の効果を明確にし,運転条件に応じて最適な換気風量が存在することを示した。

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空調用ダクト内付着粒子状物質の挙動と制御に関する研究

劉瑜, 三浦邦夫, 入江建久, 池田耕一

原稿種別: 本文
2002 年 27 巻 86 号 p. 97-105
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_97

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本研究は,都内にあるオフィスビルを対象にダクト清掃を行う前後の真菌を含めた付着粒子状物質汚染の実態,ダクト清掃の効果を明らかにするとともに,付着粒子量の予測方法を提案するものである.以下に本研究より得られた主な知見を示す.(1)ダクト内付着粒子量は時間がたつにつれ指数関数的に多くなる.1gの付着粒子中に約42000個の真菌が存在する.ダクト清掃によって,付着粒子と同時に真菌も除去される.(2)給気,還気ダクト内付着粒子の粒度分布はいずれも対数正規分布に従う.(3)付着粒子の面積率を指標として用いた付着粒子量の予測は可能であり,その予測結果と実測値はほぼ一致することが確認できた.

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学会図書のご案内

原稿種別: 付録等
2002 年 27 巻 86 号 p. App4-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_App4

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学会編集図書のご案内

原稿種別: 付録等
2002 年 27 巻 86 号 p. App5-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_App5

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1999年当学会編集新刊図書

原稿種別: 付録等
2002 年 27 巻 86 号 p. App6-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_App6

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新刊のご案内

原稿種別: 付録等
2002 年 27 巻 86 号 p. App7-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_App7

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空気調和・衛生工学会技術書のご案内

原稿種別: 付録等
2002 年 27 巻 86 号 p. App8-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_App8

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裏表紙

原稿種別: 表紙
2002 年 27 巻 86 号 p. Cover3-
発行日: 2002/07/25
公開日: 2017/09/05

DOIhttps://doi.org/10.18948/shase.27.86_Cover3

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