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第1報−数値流体シミュレーションによる連続した渦輪の検討立野岡 誠, 三國 恒文, 五十嵐 瞳2017 年 42 巻 249 号 p. 1-12
発行日: 2017/12/05
公開日: 2018/12/05
ジャーナル フリー一般的に、大空間において空気調和の吹出口は、ノズル型吹出口を用いる。しかし、目的地に届く前に、吹出口からの気流は多くが拡散する。一方、渦輪は質量と運動量を輸送する能力が高い。本研究の目的は、渦輪を連続発生させて、空気調和に応用することである。本報告では、連続発生させた渦輪を、数値流体シミュレーション（以下、CFD）で解析した結果について報告する。
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第1報−設計段階・運用段階における熱源負荷の設定方法田中 英紀, 渡邊 剛, 尹 奎英, 千葉 理恵, 吉永 美香, 菰田 英晴, 丹羽 英治, 時田 繁, 奥宮 正哉2017 年 42 巻 249 号 p. 13-22
発行日: 2017/12/05
公開日: 2018/12/05
ジャーナル フリー本論では，シミュレーションを活用したエネルギーマネジメントにおける熱源負荷境界条件の設定方法が，建物のエネルギー性能推定に与える影響について，実建物を対象に検討した。設計段階の空調エネルギー推計における二次側空調システムの想定手法では，建物全体の最大熱負荷を階数で除した値に対し仮想的な空調機仕様をモデル化して求めたエネルギー消費量の算定結果が，実際の空調機仕様を全てモデル化する場合に対して，大きな差異がないこと確認した。運用段階に対しては，建物のエネルギー性能評価において，運転データをシミュレーションの境界条件に利用する際の留意点と推奨法を示し，エネルギーマネジメントに広く応用できる手法を提案した。
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第3報−室内放出源推定の観測誤差に対する感度解析松尾 智仁, 嶋寺 光, 近藤 明, 小松 彰, 塩地 純夫2017 年 42 巻 249 号 p. 23-31
発行日: 2017/12/05
公開日: 2018/12/05
ジャーナル フリー本研究では，データ同化法の推定精度の観測誤差に対する感度解析を行った。感度解析は室内空間における放出源分布・濃度分布の推定を対象とし，数値実験により行った。数値実験では，観測データに平均がゼロの正規分布に従う観測誤差を与えたときにデータ同化法の推定精度がどのように変化するのかを検討した。また，観測誤差と観測データの時空間解像度の関係を検討するため，観測点密度と観測の時間間隔についても変更して比較を行った。数値実験の結果，観測誤差が大きくなると推定精度のばらつきが大きくなり，また平均的な推定精度が低下することが分かった。また，観測誤差の影響は，観測データの時空間解像度が疎であるときにより顕著であった。
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