空気調和・衛生工学会 論文集
Online ISSN : 2424-0486
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技術論文
  • 西村 直也, 斎藤 敬子
    2022 年 47 巻 304 号 p. 11-16
    発行日: 2022/07/05
    公開日: 2022/06/22
    ジャーナル フリー

    日本では、建築物衛生法にて建築室内の浮遊粉じん濃度は 0.15mg/m3 以下と定められ、その濃度測定には光散乱式粉じん計が広く用いられている。光散乱式粉じん計は定期的な較正が必要であり、その際粒径0.3μm のステアリン酸が用いられるが、この粒子は単分散であること、粒径が小さい事に懸念を持った。本報告では、較正に用いる粒子をステアリン酸 1.0μm、アリゾナダスト、関東ロームに代えて較正を行った。また、その特性を把握するために実空間中で測定を行った。その結果、1) ステアリン酸 0.3μm 単分散粒子だと実際の濃度には合わない、2) アリゾナダストだと、ばらつきが大きい上に測定結果も現実と合わなくなる、3) 関東ロームだと、ばらつきが十分小さく測定結果も現実に近い値が得られる事を確認した。

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