空気調和・衛生工学会 論文集
Online ISSN : 2424-0486
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9 巻, 25 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1984 年 9 巻 25 号 p. Cover1-
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1984 年 9 巻 25 号 p. Cover2-
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1984 年 9 巻 25 号 p. Toc1-
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1984 年 9 巻 25 号 p. App1-
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1984 年 9 巻 25 号 p. App2-
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 竹内 和夫, 松本 淳, 須藤 尚義, 菱山 仁, 斎藤 勝, 長良 健次
    原稿種別: 本文
    1984 年 9 巻 25 号 p. 1-7
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    空調設備における加湿の衛生的見地から,加湿水の細菌検査と加湿水中の菌の空気中への移行について調査を行った.その結果,水道水再循環使用の加湿水,再循環使用の空調用温水および蓄熱槽温水から,各種の細菌や真菌ならびに原虫類が高濃度に検出され,また加湿水中の菌は,加湿水を噴霧することによって給気中に移行し,居室にまで吹き出されていることが明らかになった.また,加湿によって空気中に移行する菌の量は,噴霧水量ではなく,実際に空気に移った加湿量と,加湿水中の菌濃度に依存していることが判明した.
  • 嵩 哲夫, 藤井 清美
    原稿種別: 本文
    1984 年 9 巻 25 号 p. 9-27
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    前報までにおける研究結果によると,分岐管内の流れは分岐角度θ_0と面積比mの影響を受けるが,その基本的な性質はθ_0とmが変化しても変わらない.そこで,本報においては乱流における分岐管内の流動機構を基礎的に研究するため,θ_0が90°でmが1.0なる分岐管をその代表に選定して数値解析を行うとともに,実際の分岐管内の流れを可視化して観察し,平均流に関する両者の結果を比較・考察した.得られた結果を要約すれば,次のとおりである.1)乱流エネルギkとその逸散率εに注目した乱流モデルを用い,分岐管路を二次元と仮定して数値解析を行った.ただし,レイノルズ数R_<1h>は3.75×10^4とし,流量比Q_2^*/Q_1^*は0.0から1.0まで0.2おきに変化させた.さらに,Q_2^*/Q_1^*を0.4に固定し,R_<1h>を5×10^3,1×10^4,2×10^4および7.5×10^4に変化させた場合についても計算を行った.2)流れ関数ψ,渦度ω,圧力P,乱流エネルギkとその逸散率ε,すなわちDE_t,平均流に基づくエネルギ逸散率DE_mおよび式(22)で定義される総エネルギ逸散率DE_<tot>の分布状態を示すとともに,流路軸に沿う速度の分布をも示した.3)枝流および主流に対する乱流エネルギの輸送方程式各項,および平均流に基づく仕事-エネルギ方程式各項を流路の断面を横切って積分し,それらの流路に沿う変化を示した.また,DE_<tot>,DE_tおよびDE_mはいずれのR_<1h>に対しても0.0から1.0まで0.2おきに変化させた.また,4)実験結果によると,乱流における平均流の様相は,層流における流動様相に類似していることがわかった.さらに,5)平均流に対する実験結果と計算結果を比較し,枝管内においては両者の結果がよく一致することを示した.しかし,主管内においては両者の間に若干の差異がある.
  • 内藤 和夫, 水野 稔, 山分 弘之
    原稿種別: 本文
    1984 年 9 巻 25 号 p. 29-40
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    かなり広大な公園緑地において,地上1.5mの気温分布を主として,平均ふく射温度・風速の分布を測定した.測定方法は,本研究の目的に合わせて工夫したものを採用した.その結果,気温分布は公園内で日中には明確ではないが,夜間には明確に存在することが確認された.この空間分布に及ぼす地表面構成状況,および風向・風速の影響を回帰分析などで考察し,局所気温に及ぼす周辺の土地の寸法に関し,幾つかの知見を得た.平均ふく射温度および風速の測定結果は,それぞれ樹木による遮へい効果を表す係数を用いて表示した.落葉の前後による差などを示した.
  • 南里 弘義, 和田 真佐人, 浦野 良美
    原稿種別: 本文
    1984 年 9 巻 25 号 p. 41-50
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    現在,多くの非定常熱負荷計算手法が発表されているが,その手法の是非は,室負荷レベルでの実測値との比較によってなされたものが多い.また事務所ビルの実際のエネルギ消費量との比較を行った報告は少なく,その対象ビル数も少ない.負荷計算結果と実際のエネルギ消費量との関係を知ることは,負荷計算手法そのものの検討や,年間ランニングコストの算出,および装置容量を決定する際にも必要である.筆者らは,従来から行ってきた福岡市事務所ビル実態調査において,19ビルについて,実際のエネルギ消費量と負荷計算入力データが得られたので,動的熱負荷計算結果と空調熱源用エネルギ消費量の調査値との比較を行った.
  • 谷口 博, 笠原 敬介, 工藤 一彦, 太田 淳一, 朴 日煥, 北島 昭二
    原稿種別: 本文
    1984 年 9 巻 25 号 p. 51-60
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    熱機関の蒸気膨張機発生動力でヒートポンプを駆動し,これのくみ上げ熱と熱機関の排熱とを合わせて熱供給するヒートポンプ-ボイラシステムのパイロットプラントを,前報の解析に基づいて計画した.この中には,新たにボイラ燃焼排ガス中の水蒸気凝縮潜熱の回収器を導入している.このプラントについて,各要素の性能・運転条件がシステム効率に与える影響を解析した.この結果,潜熱回収器導入の有効性,蒸気膨張機の効率,入口蒸気圧力・温度がシステム性能に大きな影響を与えること,またヒートポンプ側蒸発器に熱を与える低熱源熱容量の減少が,システム性能を低下させることなどが明らかになった.
  • 紀谷 文樹, 西田 純康
    原稿種別: 本文
    1984 年 9 巻 25 号 p. 61-67
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    劇場の器具利用形態に関する調査結果をみると,入退場時と休憩時間に集中して利用し,しばしば行列が生じることがわかる.このような場合の必要器具数は,待ち行列長さまたは待ち時間を制限して算定する.本報では,このような限定利用形の器具利用形態となる劇場の場合について,器具数を算定するための基礎資料および諸条件について検討した.また,その算定条件に基づいてコンピュータシミュレーションを実行し,必要器具数を算定するとともに,サービスレベルを定めて適正器具数を算定する方法を示した.
  • 吉川 [アキラ], 加賀 昭和
    原稿種別: 本文
    1984 年 9 巻 25 号 p. 69-79
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    前報に引き続いて,廊下あるいはトンネルを模擬した長方形断面をもった二次元空間に対して,中央部天井近くに放電線を置いた場合の消煙性能を,理論と実験とから検討した.まず,煙濃度変化を表す基礎式として,煙発生,荷電による非荷電粒子から荷電粒子への移行,空間での荷電粒子と非荷電粒子の凝集,静電拡散による荷電粒子の壁への沈着を考慮した,荷電粒子および非荷電粒子に対する収支式を導いた.基礎式中に表れた凝集定数については,荷電粒子と非荷電粒子の間に作用する影像力と,空間電荷電界によって生ずる両者の間の相対運動を考慮することにより,その大きさを簡単な近似式で与えた.また,空間内に新たな煙の発生がなく,凝集効果が無視し得る場合についての消煙速度の近似解を,基礎式を簡単化することによって求め,高濃度領域では消煙速度が一定となり,低濃度領域では消煙速度が濃度に比例することを示した.さらに,消煙速度を積分することによって煙濃度の半減時間(煙濃度が初期値の1/2となるまでの時間)を与える式を求め,初期濃度が高いとき半減時間が初期濃度に比例し,初期濃度が低いとき半減時間が一定となることを示した.次に,平均体積径0.3〜0.5μmの煙粒子および平均体積径0.8μmのDOP粒子に対する実験によって,理論の妥当性を検討した.実験装置は前報で用いたものとほぼ同様である.まず,前報で理論的に導出した,消煙特性を決定する基本量の一つである粒子電荷密度の最大値を実測した結果,DOP粒子に対しては全領域で理論がよく適合し,煙粒子に対しては,燃焼排ガスによる放電開始電圧低下の影響によって,実験範囲の一部で理論値との間に差が生じることがわかった.また,DOP粒子に対する荷電粒子と非荷電粒子の間の凝集速度を,非荷電粒子を満たしたチャンバに荷電粒子を供給したときの濃度減衰を測定することによって求めた結果,実験値は2倍以内の誤差で理論値と一致し,本報で導出した凝集定数の近似式が妥当であることがわかった.また,煙粒子およびDOP粒子に対して行われた消煙実験との比較により,発生項がない場合に対して導出された消煙速度の濃度依存性を与える式および半減時間の初期濃度依存性を与える式が,ともに実験結果をよく説明し得ることがわかった.さらに,煙発生がある場合についての実験結果を,凝集効果と非荷電粒子から荷電粒子への移行の項を含む基礎式に対する数値計算結果と比較した結果,数値計算結果がそれらを無視した解析解よりも実験結果によく一致することがわかった.高濃度領域で凝集効果が強く作用する結果,強い強度の煙発生がある場合にも,濃度はある一定の値以上に高くならない傾向があることも明らかになった.最後に,発生項がある場合について,壁面上での粒子沈着速度の分布を実測し,本報で行った静電拡散効果を沈着の基本的メカニズムであるとした解析がほぼ妥当であることを確認した.本報で得られた結果を利用することによって,システムの幾何形状,煙粒子の物性などが与えられたときの放電線による消煙性能の理論的予測が可能となった.
  • 内藤 和夫, 中村 安弘, 森本 茂夫
    原稿種別: 本文
    1984 年 9 巻 25 号 p. 81-89
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    本研究は,上層循環流が風によって形成される場合の温度躍層の挙動を,実験的に明らかにすることを目的としている.本報ではその第一段階として,温度躍層の挙動の基本特性が明確に現れる,上層循環流が水表面のベルト駆動によって形成される場合について報告する.水槽内流動の可視化実験によれば,上層水と下層水の混合は主として上層循環流の沈み込み部で生じており,それ以外の躍層部は極めて安定であることがわかった.また躍層位置は上層への下層水の連行によって時間とともに徐々に降下していくが,その降下速度は一定であり,内部フルード数によって決定されることが明らかとなった.
  • 原稿種別: 付録等
    1984 年 9 巻 25 号 p. App3-
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1984 年 9 巻 25 号 p. App4-
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1984 年 9 巻 25 号 p. App5-
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
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