炭酸カルシウム、亜鉛華、リサーヂ及び酸化鐵等の水を媒體とした懸濁液に光を投射し、その透過光、擴散光を光電管により測定した。即ち粒子の光擴散率 (Scattering factor) は
log I
90/I
0=logζ+d
1+d
2/2d
1log I
180/I
なる式を用ひて得たる激値が、酸化鐵の場合を除外すれば、懸濁液が稀薄にして、光吸牧による影響少き時には、Rayleigh Scatteringに從ふとして計算した數値と近似的に一致することを示し、翻測せられたる光擴散率を用ひ
πR
3/6=ζγ
2λ4/π
2C [ε(ε+2ε
0) /3ε
0 (ε-ε
0)]
2なる式を用ひ、粒子の直脛を算出した。
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