色材協会誌
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35 巻, 3 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • ポリエチレンにエポキシ樹脂塗料を用いる場合の最適条件
    山内 弌彦
    1962 年35 巻3 号 p. 89-92
    発行日: 1962/03/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    第1報の結果に基づいて, 引張りせん断試験により成績を判定して次のことを研究した。
    (1) ポリエチレン表面がエポキシ樹脂塗料に対して最大付着力を持つためにクロム酸溶液で前処理する最適条件 (着色状態も調査)
    (2) エポキシ樹脂とアミンとの最適量比関係
    その結果, クロム酸処理は70℃10分, 処理液濃度は原液, アミン量は当量に対し90%のときに最大付着力を示すことを知った。また, 70℃10分のクロム酸処理でポリエチレンの強度変化がないことを引張り試験で確かめた。
  • 川田 修, 松浦 勝彦
    1962 年35 巻3 号 p. 93-97
    発行日: 1962/03/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    港湾の海水中の硫化水素による船底塗膜の黒変化対策あるいは最近急増しつつある軽合金船用の船底塗料として, 銅・水銀を含まぬ有機毒物形の船底2号塗料が要求されてきた。これに対処するため, 各種有機化合物について防汚性の有無を検討した。
    予備調査に基づき選択・入手した有機化合物約60種について標準的な配合による塗料を試作し, これを塗装した試験板を三崎および神戸の試験イカダに浸海して各化合物の防汚性を判定した。
    供試化合物約60種中, 良好な防汚性を持つ数種と防汚効果の一応認められる約20種とが明らかになった。残りの約40種は無効であった。有機毒物の防汚性は非常に選択的で, 単独の毒物ですべての汚損生物の付着を防止することは困難であって, 数種類の毒物を併用することが必要である。防汚効果の認められた有機化合物は, その化学構造から次のような数群に分類できる。
    a 有機スズ系化合物, b 有機ヒ素系化合物, c 有機水銀系化合物, d 有機塩素系化合物, e ジチオカーバメート系化合物, f チウラム系化合物, g その他
  • 大藪 権昭, 川井 均, 中西 千長
    1962 年35 巻3 号 p. 98-104
    発行日: 1962/03/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    アルキド樹脂-メラミン樹脂ワニスのキシレン溶液中のルチル形チタン白の界面動電現象を電気泳動法によって検討し, 電気二重層に関するヘルムホルツの仮定を用いてζ電位を求めた。
    チタン白のζ電位は, アルキド樹脂ワニスキシレン溶液中では正, メラミン樹脂ワニスキシレン溶液中では負である。樹脂の種々の濃度の溶液中のζ電位を対数目盛りのグラフ上にしるすと直線関係を得る。しかし, アルキド樹脂では濃度3%以下, メラミン樹脂では濃度10%以下では, この関係は成立しなくなる。顔料・アルキド樹脂・メラミン樹脂・キシレンの混合系では, 顔料に樹脂溶液を接触させる順序が混合系のζ電位・粘度に影響する。顔料とメラミン樹脂とを先に混合した方が混合系の粘度が大きい。混合系のζ電位は, アルキド樹脂の濃度の増大とともにアルキド樹脂-顔料系の値に近づくが, しかし樹脂を加える順序を逆にしてもこの逆現象は認めない。
  • 亀井 益禎
    1962 年35 巻3 号 p. 105-109
    発行日: 1962/03/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
  • 神戸 博太郎
    1962 年35 巻3 号 p. 110-116
    発行日: 1962/03/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
  • 須賀 泰彰
    1962 年35 巻3 号 p. 117-122
    発行日: 1962/03/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    メラミン樹脂を主体とする焼付け塗料のうち, 特に, 低温焼付けに焦点を絞って説明する。画期的な低温焼付け塗料として, 焼付け温度80℃, 20分で完全硬化し, 焼付け後の塗膜は通常のメラミン樹脂塗料と同程度の性能をもつものがある。またこの塗料は, 80~150℃の広範囲にわたり焼付け可能である点が, 普通のメラミン樹脂塗料と異なる。
    また, この塗料の用途・応用例をあげて, 生産性の向上, 設備の合理化, 熱効率などにおける利点を述べる。
    一方, 低温焼付け塗料の研究過程・研究方法, およびそれに関係のある合成樹脂の反応機構, その原因・対策などを簡単に説明する。
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