色材協会誌
Online ISSN : 1883-2199
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38 巻, 11 号
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  • 安定化トリレンジイソシアナートの合成と塗料への応用
    阿河 利男, 園山 裕三, 服部 恭平, 小森 三郎
    1965 年 38 巻 11 号 p. 461-464
    発行日: 1965/11/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    焼付け形ウレタン塗料を合成するために, イソシアナートを安定化させる方法として各種のアルコール, フェノール, 活性水素物質とイソシアナートの付加物を合成した。脂肪族アルコールを用いた場合は触媒を用いると分解温度が下がり良い性質の塗膜が得られる。
  • アラルキレンジイソシアナートの合成とそのウレタン塗料の性質
    阿河 利男, 飯坂 陽治, 木村 安男, 小谷 栄作, 小森 三郎
    1965 年 38 巻 11 号 p. 465-471
    発行日: 1965/11/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    ウレタン高分子物質の黄化現象は物性面に関係なく, 商品価値を低下し, 悪影響がありこの解決が望まれている。アルキレンジイソシアナートは黄化はしないが, 物性的に良い結果を与えないので, 本研究は黄化を起こさず, かつ物性的には芳香族イソシアナートに近い性質をもつイソシアナートを合成するため, キシレンを原料としてクロロメチル化, シアノ化, 還元, ホスゲン化によって, Bisisocyanatoethylxyeneを合成し, その塗料としての性質を検討した結果, 黄化はほとん起こさず良い耐光性を示し物性的には, T.D.I, M.D.Iとあまり変らない良い性質をもつ塗料が得られた。
  • 室内における乾性油塗膜の黄変
    竹下 寿雄, 宮内 徳之, 今井 玲子
    1965 年 38 巻 11 号 p. 472-476
    発行日: 1965/11/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    第1報で報告したロ紙被膜法でつくった数種の乾性油被膜を温度・湿度・光の調節をしない室内および23℃・45%湿度で光を遮断した暗箱内に入れ長日月自然黄変させその黄変度△吸光度 (440mμ-720mμ) 曲線を求めた。その結果明るい室内よりは光を遮断した暗箱中の方が黄変が著しいこと, 暗箱内では黄変は10ケ月間継続的に起こること, 黄変は温度・湿度を調節せずに普通の室内で起こさせると夏季に急進展すること, 黄変度測定結果からつけた黄変化順位は肉眼的に判定した順位とよく一致することを見出した。また暗箱内放置の10ケ月後の黄変化の順位はアマニ油・シナキリ油・大豆油・脱水ヒマシ油・重合シナキリ油・ウレタン化油の順であり, アマニ油被膜の10ケ月黄変度は0.447黄色さは0.734であった。また重合シナキリ油被膜ははじめの黄変化の順位はかなり高いが後になると下がってくること, ウレタン化油被膜は室内では案外黄変化しにくいことなどがわかった。
  • 神戸 博太郎
    1965 年 38 巻 11 号 p. 477-482
    発行日: 1965/11/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
  • 高橋 勇蔵
    1965 年 38 巻 11 号 p. 483-489
    発行日: 1965/11/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
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