色材協会誌
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58 巻, 12 号
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  • 小出 操, 今野 紀二郎, 北原 文雄
    1985 年 58 巻 12 号 p. 699-706
    発行日: 1985/12/20
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    BaCO3粒子の調製を種々の条件下で, ポリオキシエチレン=ノニルフェニル=エーテル (平均オキシエチレン基数 : 4, 6, 8及び10, 以下それぞれをNP-4, NP-6, NP-8及びNP-10と略記する。) /Ba(OH)2水溶液/イソオクタンまたはシクロヘキサン系にCO2ガスを吹き込むことによって行った。
    NP-4/イソオクタン系では, どの活性剤に対する水のモル比 (以下Rと略記する。) でも比較的単分散性のよい棒状粒子が生成した。同様の粒子はまた, 55℃におけるすべてのBa(OH)2水溶液濃度 (R=2.25) でも生成した。
    シクロヘキサン中でも, 25℃における数種のNP-6濃度 (R=4.5) において単分散性のよい棒状粒子が得られた。また, 同溶媒中で活性剤のオキシエチレン基鎖長を変えると, 生成する粒子の大きさは, 25℃での活性剤のオキシエチレン基鎖長の増加につれ減少した。
  • 舘 和幸, 奥田 匠昭, 黒部 森司
    1985 年 58 巻 12 号 p. 707-717
    発行日: 1985/12/20
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    エアスプレーガンによる塗料の微粒化現象を解明するため, 空気キャップの側面空気孔から噴射される空気 (パターン調整用空気) と, 中心空気孔や補助空気孔から噴射される空気 (霧化用空気) とを分けて供給できるように改造したエアスプレーガンを用いて, 噴霧条件が塗粒径ならびに噴霧の広がりに及ぼす影響を調べた。その結果, 次のことが明らかになった。
    (1) 塗料は, 霧化用空気だけの噴射で微粒化されるが, パターン調整用空気だけでは微粒化されない。しかし, 両方の空気が噴射される場合には, 霧化用空気の流量の増加により, 噴霧の広がりが小さくなり, 微粒化が抑制される。これとは逆に, パターン調整用空気の流量の増加により, 噴霧の広がりが大きくなり, 微粒化が促進される。
    (2) エアスプレーガンによる塗料の微粒化は, 本質的には気液二相流の微粒化現象と同じであるが, 塗粒同士の合体による粗大化に影響される。
  • 野呂 健, 増田 益男
    1985 年 58 巻 12 号 p. 718-724
    発行日: 1985/12/20
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
  • 平井 敏夫
    1985 年 58 巻 12 号 p. 725-731
    発行日: 1985/12/20
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
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