心臓
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14 巻, 3 号
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  • 小西 裕, 龍田 憲和, 石原 浩, 村口 和彦, 南 一明, 松田 捷彦, 西脇 登, 日笠 頼則, 玉木 長良, 石井 靖, 鳥塚 莞爾
    1982 年 14 巻 3 号 p. 301-307
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    三尖弁逆流(TR)の定量をアイソトープ(RI)を用いて行った.すなわち,99mTc-MAAを肘静脈より急速注入後,ガンマカメラおよびコンピューターを利用して上大静脈,右房および右室よりtime-activity曲線を得て,これを循環モデル-上大静脈,右房および右室をそれぞれ独立の完全混合室とみなしTRは右室を出たRIの一部が一心拍時間の遅れをもって右房へ逆流すると仮定-に基づいてアナログコンピューターを用いて解析した.得られた逆流率は臨床所見,コントラストエコーの成績とある程度相関し,本法の妥当性が支持された.
  • 左右等容拡張期について
    吉田 哲也, 石川 純一, 新野 正治, 宮崎 正章, 松田 博
    1982 年 14 巻 3 号 p. 308-315
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    健康小児65名,心疾患患児45名を対象としMモード心エコー図にて,半月弁閉鎖,房室弁開放を記録,左右心室の等容拡張期(LVIRT,RVIRT)を測定した.
    健康小児のLVIRTおよびRVIRTはともに先行RR間隔と正の相関が認められ,overdrive RA pacing によるRR間隔の短縮によってもLVIRT,RVIRTはともに有意に短縮していた.LVIRTについて,心房中隔欠損症(ASD)では延長,心室中隔欠損症(VSD),動脈管開存症(PDA)では短縮,うっ血型心筋症の3例のうち,2例は正常範囲にあり,肥大型心筋症の1例では著明に延長していた.RVIRTについては,VSD,PDA,完全大血管転位症(TGA)で延長していた.TGAではBalloonatrial septostomy施行後,LVIRTは延長し,RVIRTは短縮する傾向を認めた.PDAでは動脈管閉鎖後,LVIRTは延長し,RVIRTは短縮する傾向を認めた.うっ血型心筋症3例では,強心剤,利尿剤投与によりLVIRTは延長した.心疾患の種類に関係なく,RVIRTと,肺動脈弁閉鎖時圧と右房V波の圧差(PAclosing pressure-RA(V)pressure)との間によい相関が認められた.
    以上のことから,左右等容拡張期に関与する因子として,1)先行RR間隔,2)肺動脈弁,大動脈弁のclosingpressure,3)心室の拡張早期圧降下速度,4)A-V valveopening pressure の4つが考えられた.
  • 心室中隔欠損作成犬における検討
    中津 忠則, 富松 宏文, 佐藤 登, 湯浅 安人, 松岡 優, 植田 秀信, 宮尾 益英
    1982 年 14 巻 3 号 p. 316-321
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    心室位左右短絡疾患における心不全の治療としてIsoproterenolの投与が有効であると言われているが,そのシャント量を直接測定し投与効果をみた報告は見られない.著者らは心室中隔欠損作成犬8頭において,Isoproterenolを0.05,0.1および0.15μg/kg/minの濃度で点滴静注し,血行動態に及ぼす影響を検討した.(1)シャント量は濃度を増すにつれて著明に減少した.またその分画は変動し,収縮期(Se)の割合が増加し,拡張期(Sd)の割合が減少した.(2)大動脈血流量は増加したが,肺動脈血流量には変化がみられなかった.その結果Qp/Qsは低下を示した.(3)肺・体血管抵抗比は低下を示し,これがシャント最の減少に関与したと考えられた.以上の心室中隔欠損作成犬におけるシャント量を中心とした血行動態からみると,Isoproterenolは心室位左右短絡疾患に対して有効に作用するものと考えられた.
  • 高橋 伸夫, 関 顕, 今鷹 耕二, 藤井 潤
    1982 年 14 巻 3 号 p. 322-327
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    初回心電図記録時のf波高は, 一過性心房細動群(I群:60例)1.1±0.1mm,リウマチ性弁膜症のない固定性心房細動群(II群:87例)1.6±0.1mm,リウマチ性弁膜症のある固定性心房細動群(III群:34例)2.2±0.2mmであり,各群間に有意差を認め(p<0.01),一過性心房細動群のf波は,固定性心房細動群のf波よりも有意に小さかった.I群のうち,6ヵ月以上の観察期間中に固定性心房細動に移行した群のf波高は1.6±0.3mm,移行していない群のf波高は0.9±0.1mmであり,固定化群のf波が有意に大きく(p<0.01),f波の大きいものが固定化する傾向を示した.f波高を経時的に観察すると,II群,III群では経過とともにf波は小さくなった.左房径はI群33.9±1.0mm,II群41.2±1.1mm,III群55.3±2.0mmであり,各群間に有意差をめた(p<0.01).f波高と左房径については,各群内においては相関はなかったが,3群を総合すると有意な正の相関が認められた(r=+0.34,p<0.01).
  • 運動負荷試験と201Tl心筋シンチグラフィーによる検討
    三羽 邦久, 神原 啓文, 吉田 章, 田巻 俊一, 河合 忠一
    1982 年 14 巻 3 号 p. 328-334
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    心筋梗塞患者6名を含む15例(男11,女4)の虚血性心疾患患者を対象として, エルゴメーター運動負荷試験および運動負荷201Tl心筋シンチグラフィーを施行し,抗Ca++剤の1つである diltiazem の投与効果をおのおのに対して検討した.
    Diltiazem 投与により,エルゴメーター運動負荷耐要時間は,6.6±3.3分より8.5±3.2分と有意(p<0.01)に増加した.運動負荷中,心拍数はコントロールに比し,有意に低下し,酸素消費量の指標と考えられるratepressureproductも有意に低下したが,収縮期血圧には有意な変化はなかった.最大運動負荷時には,心拍数,rate-pressure productとも,有意差はなかった.運動負荷201Tl心筋シンチグラフィーでは,8例中5例でdefectの改善が見られた.
    Diltiazemのexercise toleranceの改善効果の主因として酸素消費量の低下が考えられたが,冠血流分布の改善も示唆された.diltiazemは,異型狭心症だけでなく,労作性狭心症や陳旧性心筋梗塞にも有用と考えられる.
  • 高齢者の1手術治験例および14手術症例の経験
    田中 稔, 阿部 稔雄, 清水 健, 鷲津 卓弥, 村瀬 允也, 野垣 英逸, 椙山 直敏, 竹内 栄二, 鬼頭 修平, 塩井 健介, 矢野 ...
    1982 年 14 巻 3 号 p. 335-342
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    71歳の左房粘液腫手術治験例の詳細を報告し,同時に今まで経験した14手術症例から得られた術前診断,手術方法に関する知見を述べた.われわれの症例では,臨床症状,臨床所見,血液生化学的検査,胸部X線写真,心電図などでは確診が得られず,本症を診断するには常に本症のあることを念頭におき,疑診されたならば超音波検査法やCT scan などの非観血的検査を注意深く行うことが必要であった.手術方法に関しては,左房到達法,多発性腫瘍の確認,腫瘍をこわさないで摘出すること,腫瘍附着部の切除方法,僧帽弁逆流の存在する症例の処置などについて,その問題点を論じわれわれの行っている方法について述べた.また,術前臨床症状がきわめて軽いものでも,突然に重篤な症状の発生する可能性のあること,現在のところ術後再発に関して確立された意見がなく,本症の切除手術を受けた症例は厳重な経過観察の必要なことを強調した.
  • 坂本 徹, 伊藤 雅史, 丸山 俊之, 中島 博, 和気 一夫, 呉 棟, 松永 裕司, 山田 崇之, 浅野 献一
    1982 年 14 巻 3 号 p. 343-348
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    複雑心奇形根治手術には右室切開を伴うことが多く,時に冠状動脈走行異常のため重篤な合併症を起こす.しかし,幼児症例では選択的冠状動脈造影はむずかしく末梢動脈の処理に高度の外科技術を要し合併症を起こしやすい.今回,われわれは経静脈性,心室中隔欠損孔経由による選択的冠状動脈造影を考案し, pre-shapedカテーテルの試作および Fallot 四徴症を中心とする複雑心奇形への臨床応用を行い本法による冠状動脈造影に世界で初めて成功した.d型心血管構築では右冠状動脈造影は容易であり,右冠状動脈走行が術前に把握できれば安全に右室流出路切開が行え,本法は小児循環器医も実施できる方法でありその有用性は高く,今後広く臨床応用されるべき造影法と考えられる.
  • 村山 正博, 川久保 清, 内山 巌雄, 川原 貴, 大城 雅也, 沈 鉄寛, 真島 三郎, 村尾 覚
    1982 年 14 巻 3 号 p. 349-355
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    異型狭心症23人につき運動負荷試験を行い次の結果をえた.(1)未治療のまっ本法を施行したものは16人,自然発作確認と本法施行の間隔は2.9日で本法によるST上昇を伴う狭心症誘発は81.2%,ST不変は18.8%であった.(2)ST上昇誘導部位は自然発作時のものと同一であった.(3)ST上昇が負荷終了後初めて生ずる例がみとめられた.(4)ST上昇発作誘発の再現性は低かった.(5)治療開始後自然発作軽減時の本法施行18人では,ST上昇例なく,ST不変50%,ST下降50%であった.(6)ST下降誘導はV4~V6を中心とした.(7)ST下降の時期は運動中から,後1分までが多かった.(8)自然発作頻発時期の本法上ST上昇例の冠動脈病変の有無は推定できないが,自然発作軽減時のST下降例は器質的狭窄の可能性が大きい.以上より本症自然発作頻発期には労作によっても発作が誘発される例が多く,機序として冠動脈スパスムスの関与が大きく,自然発作軽減時の本法ST下降の機序とは異なるものと思われる.
  • 高野 久輝, 康 義治, 田中 一彦, 鬼頭 義次, 富野 哲夫, 小原 邦義, 川副 浩平, 小坂井 嘉夫, 公文 啓二, 林 研二, 磯 ...
    1982 年 14 巻 3 号 p. 357-365
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    IABPの適用を重症心不全の治療,治療兼予防,および純粋予防に分類し,過去3年間に88症例に適用してきた.この成績をretrospectiveに分析し,IABP併用による効果的な急性重症心不全の治療と予防法の確立を試みた.治療的適用では,心筋梗塞後心原性shockはきわめて不良であったが,体外循環離脱困難および術後低心拍出症候群の成績は,平均以上であった.治療兼予防,予防的適用の成績はきわめて良好であったが,このcriteriaにありながら適用しなかった症例には,後刻重症心不全の発生をみた.以上の成績を基にして,IABPをより効果的に使用するための適用病態と適用基準ゐ確立,安全な離脱基準の確立に関し,われわれの見解を述べた.特に予防的適用は合併症の無いことより,積極的に行うべきであると考える.さらに薬物併用の有用性,IABPの限界を越えた高度心不全の対策についても考察を加えた.補助循環法による急性重症心不全の治療指針の一助としたい.
  • 重信 雅春, 妹尾 嘉昌, 寺本 滋
    1982 年 14 巻 3 号 p. 366-369
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    感染性心内膜炎における切迫した塞栓症の予防のためのみの弁置換術については,手術の基準および診断法が確立されていないこともあって,いまた報告が少ない.
    症例は,27歳の女性で,感染性心内膜炎のため心不全をきたしたが,内科的療法により軽快した.しかしながら,入院中の心エコー図および超音波断層図により,僧帽弁にvegetationと思われる異常を発見し, 振子様の動きを示し,しかも付着部(茎部)が細く,いまにも塞栓症を発生しそうにみえたため,手術に踏み切ったものである.断層心エコー図でとらえた情報と摘出標本所見が非常によく一致しており,将来重篤な塞栓症を発生することが充分にうかがえ,予防的に弁置換術を施行したことは適切であったと考える.
    今後,この種の報告は増加するものと考えられるが,塞栓予防という観点からの弁置換の明確な適応や基準が確立されることが望まれる.
  • 神川 繁, 元田 憲, 多賀 邦章, 炭谷 哲二, 清水 賢巳, 上坂 敏弘, 文字 直, 竹田 亮祐
    1982 年 14 巻 3 号 p. 370-376
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    冠動脈造影施行,250例中,4例に主幹冠動脈の拡張,いわゆるcoronary ectasiaを見いだした. おのおのの症例について,冠動脈造影所見と臨床所見を,対比検討してみた.年齢は38~61歳であり,いずれも,冠動脈危険因子として高血圧,高脂血症を有していた.4人中3人までが,右冠動脈主幹部の拡張所見を呈していた.しかし,拡張した冠動脈に狭窄の存在する例は1例のみであった.症状は,通常の狭心症と変わりなかった.心筋梗塞の頻度が高いというが,4例とも梗塞所見は認められなかった. 4 例におけるectasiaの成因としては, 高脂血症,高血圧症,耐糖能障害の存在などより,動脈硬化が最も強く示唆された.予後は,心筋梗塞,破裂などの危険が,あるといわれているが,われわれの4例は,内科的治療によく反応し,外来にて経過観察中である.
  • 野原 隆司, 露口 直彦, 横出 正之, 田中 昌, 周防 正行
    1982 年 14 巻 3 号 p. 377-383
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    今回経験した症例は,陳旧性前壁中隔梗塞を有する患者が,新たに新鮮下壁梗塞を発症して当院へ緊急入院,急性期に大量のウロキナーゼ,ヘパリンの線溶剤療法に加えニトログリセリン軟膏を使用し,早期の冠動脈再開通を示唆されたが,1ヵ月後の冠動脈造影検査にて, 責任冠動脈は開通していたが,その冠動脈内に可動性血栓を認めた.血栓は冠動脈内で2個が,約5mmの振幅をもって,収縮期に近位部へ,拡張期に遠位部へ可動し,さらに遠位部へ,coronary emboliとして,遊離する可能性を有していた.stalksを持って, 可動する冠動脈内血栓の報告はなく,今回症例呈示した.
  • 吉田 麗己, 河合 直樹, 上松 治儀, 石部 義孝, 小池 斌碩, 横田 充弘, 外畑 巌
    1982 年 14 巻 3 号 p. 384-389
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    症例は26歳の女性である.生後間もなく心雑音を指摘されたがそのまま放置していた.25歳の時妊娠し心雑音を指摘され,精査の目的で入院した.理学的所見として軽度のチアノーゼ,太鼓バチ指,胸骨左縁第3肋間に最強点を有する全収縮期雑音などを認めた.検査所見では心電図は左軸偏位,左室肥大,胸部X線撮影では軽度心拡大, 心臓カテーテルにて造影剤は右房→左房→左室→右室と流れるのが確認され三尖弁閉鎖症と診断した.三尖弁閉鎖症は先天性心疾患の1~3 % を占める比較的まれな心疾患で,その66%は生後1年以内に,90%が10歳までに死亡すると言われ,長期生存例は少ない.現在までに文献上報告された三尖弁閉鎖症は1,143例でこのうち20歳以上の症例は65例で5.7%に相当する.本邦では現在までに64例の三尖弁閉鎖症の報告があり20歳以上の症例は22歳の1例のみである.本例は本邦では最高齢の症例と考えられた.
  • 中山 信彦, 石永 隆成, 原 正忠, 金江 清, 照屋 日出夫, 久能 晃, 小松 親義, 吉村 正蔵, 岩崎 高明, 久米 弘洋, 新井 ...
    1982 年 14 巻 3 号 p. 390-396
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    右上大静脈欠損を伴う左上大静脈遺残(PLSVC)に,sick sinus syndrome (SSS) を合併した症例を経験したが,同様の報告は内外を通じ他に2例見られるのみである.症例は38歳,男性.眩暈,動悸を主訴とし入院したが,心電図所見より徐脈頻脈型のSSSと診断した.
    Overdrive suppression testでは,7,450msecにおよぶrecovery timeの延長を認め,心血管造影で,右上大静脈欠損を伴うPLSVC を確認した.SSSの原因については,虚血性心疾患などとの関連が指摘されているものの,なお不明な点が多い.本例では11歳ですでに徐脈を指摘され,冠動脈造影所見でも洞結節動脈も含め特別な異常がなく, 右上大静脈欠損を伴うPLSVCがSSSの発症の原因となったと考えられた.本例の刺激伝導障害の特徴および若干の発生学的考察を加え報告した.
  • 藤井 効, 半田 俊之介, 秋月 哲史, 中沢 博江, 中村 芳郎
    1982 年 14 巻 3 号 p. 397-402
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    原発性肺高血圧症はつねに進行性の経過をとり予後はきわめて不良とされている.その自然寛解はBourdillonの報告によるわずか1例をみるにすぎない.われわれはいわゆる原発性肺高血圧症の1症例で.肺高血圧の自然寛解を経験し報告した.症例は28歳女性である.昭和53年ごろより運動時の動悸,失神発作をめるようになった.某医にて甲状腺機能亢進症として治療をうけていたが, 胸部X 線上心陰影左第2弓の突出,超音波心エコー図上右室の拡大を認め,精査のため来院した.心臓カテーテル検査では,肺動脈圧は76/30mmHgと高く,その他の所見より厚生省研究班の診断基準より原発性肺高血圧症と診断した.その後の経過において,心電図,超音波心エコー図などの右心負荷の所見に明らかな改善をみたため,昭和55年6月,右心カテーテル検査を再施行したところ,肺動派圧は36/20mmHgと前回に比し著明に低下していた.さらに長期予後を観察中である.
  • 芹澤 剛
    1982 年 14 巻 3 号 p. 403-414
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
  • Thromboxane A2 と Prostaglandin I2の役割
    多田 道彦, 葛谷 恒彦, 山岸 正和, 大森 正晴, 江角 公男, 乾 誠, 松田 尚雄, 阿部 裕
    1982 年 14 巻 3 号 p. 415-427
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
  • Burton. E. Sobel, 西島 宏隆
    1982 年 14 巻 3 号 p. 428-439
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
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