Zearalenone (Z) のGC分析に, 従来はZの誘導体として測定していたが, 分析操作の簡便化と精度を高める意味から, Zを誘導体としないで, 直接GCによる分析を行うことを意図し, 前処理法, GC条件について種々の検討を試みた.
その結果, メタノールによる抽出, 穀物の種類によっては酢酸鉛による除タンパク,
n-ヘキサンによる油状物質の除去, シリカゲルカラムによる精製を行い, カラム充てん剤は Gas Chrom Q に Silicone OV-17 を用いて定量する方法が最も良いことが認められた.
さらに本法をコウリャン, トウモロコシなどの試料について添加回収実験を行ったところ, その定量限界は約50ppbであった.
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