食品衛生学雑誌
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19 巻, 5 号
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  • 野中 順三九
    1978 年19 巻5 号 p. 411-416
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
  • 油症原因油中の Polychlorinated Quaterphenyl (PCQ) の定量とその生成機構について
    宮田 秀明, 村上 保行, 樫本 隆
    1978 年19 巻5 号 p. 417-425_1
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    Polychlorinated quaterphenyl (PCQ) の簡易分析法を確立し, 油症原因油中のPCQを定量した結果, 前報で報告した未知有機塩素化合物の72~89%はPCQであり, その濃度は490~866ppmであつた. この大量に存在するPCQ解明の一端として, 熱媒体使用済カネクロール400を分析したところ, すでに690~31,000ppmのPCQが生成していた. そこで, カネクロール400をガラスアンプルに密封後, 加熱した結果, PCQ生成にはある程度の高温が必要であり, 加熱温度を上げたり, 加熱期間を長くすることにより, PCQ生成は増加した. また, ステンレスの存在下や高圧下における加熱は, さらに, その生成を促し, 最高47,000ppmのPCQが生成することが明らかになった.
  • 堤 将和, 松岡 麻男, 正崎 栄一郎, 竜口 和恵, 須田 郁夫, 渡辺 忠雄
    1978 年19 巻5 号 p. 426-430_1
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    耐塩性菌である黄色ブドウ球菌の増殖に対するコール酸塩と食塩との協力作用を検討した. 本菌の食塩耐性は約15%であったが, コール酸塩を共存させると耐塩性の著しい低下が認められた. 0.05%コール酸塩や3%食塩の単独存在下あるいはこれらの共存下で加熱 (55°, 10分間)・凍結 (-20°)・解凍 (30°) 処理を行って, 本菌に対する傷害を調べた. 食塩の単独存在下における凍結・解凍の影響は全くみられなかったが, 加熱により菌の傷害がわずかに認められた. コール酸塩の単独存在下では, 凍結・解凍処理によって傷害は進行し, 加熱処理はこの傷害をさらに大きくした. 食塩とコール酸塩を共存させると加熱・凍結・解凍処理によって傷害はいっそう大となった.
  • ラットでの経口投与による急性および亜急性 (3か月) 毒性試験
    大高 忠彦, 三好 幸二, 古米 陽子, 仲吉 洋
    1978 年19 巻5 号 p. 431-442_1
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    チタンあるいはゲルマニウム化合物を重合触媒として用い, 生成した2種のポリエチレンテレフタレート (PET) 樹脂のクロロホルム抽出物について, ラットでの経口投与による急性および亜急性 (3か月) 毒性試験を行った. 急性毒性試験で投与可能な最大量10g/kgでも死亡例なく, さらに一般症状および肉眼的剖検所見にも異常はみられなかった. 亜急性毒性試験 (PET-Ti: 5, 30, 180, 400mg/kg, PET-Ge: 5, 30, 180mg/kg) で一般症状, 体重変動, 摂餌量, 臓器重量, 血清生化学, 血液および尿検査には検体による変化はみられなかった.
  • 穀類中のトリコテセン系マイコトキシン試験法
    上村 尚, 西島 基弘, 斉藤 和夫, 高橋 尚子, 井部 明広, 落合 節子, 直井 家壽太
    1978 年19 巻5 号 p. 443-448_1
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    穀類中よりトリコテセン系マイコトキシンの同時定量法を検討した. メタノールを用いて抽出した試験溶液をアンバーライトXAD-2カラムおよびフロリジルカラムクロマトグラフィーによりクリーンァップを行った. さらに濃縮乾固後, シリル化誘導体としてガスクロマトグラフィーを行った. 6種類のトキシンを大麦, 小麦, 米およびトウモロコシに添加した回収率は68~101%であった. 共存物質の影響について妨害の有無を検討したが, Neosolaniol に近い保持時間を示す不明なピークが現れ定量値に妨害を与えた. なお本試験法での確認限度はT-2 toxinで 0.2ppm, Deoxynivalenol, Nivalenol, Fusarenon-X および Diacetoxyscirpenol で0.1ppmであった.
  • 市販みかんおよびりんご果実飲料における微物の分布
    小畠 満子, 倉田 浩, 駒形 和男
    1978 年19 巻5 号 p. 449-456_1
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    ポリエチレン加工紙製容器に詰められた市販みかんおよびりんご果実飲料の生菌数と微生物の分布について調査した. 生菌数は, 製造後1週間以内の試料では101/ml以下であったが, 1~4週間経過した試料の約40%においては102~6/mlであった. 微生物群としては酵母が最も優勢であり, 次いで糸状菌, 細菌の順であった. みかん果実飲料の主要分離酵母は Rhodotoula (検出試料83.3接%), Cryptococcus (37.5%), Candida (33.3%) などの無胞子酵母であり, その他 Trichosporon (25.0%), Debaryomyces (12.5%) が認められ, 出現頻度は低かったが, Kloeckera, Pichia, Hansenula, Cephatoascus が分離された. 糸状菌では Aspergillus, Aureobasidium, Botrytis, Phoma, Mucor などが分離された.
  • 市販みかん果実飲料から分離した酵母の同定
    小畠 満子, 駒形 和男, 倉田 浩
    1978 年19 巻5 号 p. 457-461_1
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    市販みかん果実飲料24試料から分離した72株の酵母を次のような9属22種に同定した. Rhodotorula rubra (13株), Cryptococcus laurentii (10株), Cryptococcus albidus (9株), Cryptococcus infirmo-miniatus (9株), Rhodotorula minuta (4株), Debaryomyces hansenii (3株), Trichosporon cutaneum (3株), Candida sake (3株), Candida parapsilosis (2株), Trichosporon pullulans (2株), Trichosporn variabile (2株), Rhodotorula glutinis (2株), Kloeckela apiculata (1株), Hansenula anomala (1株), Pichia etchellsii (1株), Candida diddensii (1株), Candida intermedia (1株), Candida freyschussii (1株), Candida santamariae (1株), Candida valida (1株), Candida sp. (1株) and Cephaloascus fragrans (1株).
  • 植村 興
    1978 年19 巻5 号 p. 462-467_1
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    1.2%寒天加DS胞子形成培地上で, ウエルシュ菌食中毒株は胞子を形成し, エンテロトキシンを産生した. 炭素源 (可溶性デンプンまたはラフィノース) の至適濃度は0.4%で, それ以上にすると発育は旺盛になったが胞子形成は抑制された. GasPak 法, 室温触媒法, ガス置換 (90%N2+10%CO2) 法のいずれの嫌気培養法も適用できた. コロニー間にエンテロトキシン産生量に差が認められた. NCTC8798株の同一接種材料から, やや大きく不透明なコロニーと発育が悪く透明なコロニーが分離し, 前者が後者よりより多量のエンテロトキシンを産生した. 両 Progeny のエンテロトキシン産生性はDS培地で4代継代培養しても維持された.
  • 平山 晃久, 木内 達也, 福井 昭三
    1978 年19 巻5 号 p. 468-473_1
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    高速液体クロマトグラフィーによるN-ニトロソアミン類の定量の可否について検討した. その結果, 揮発性ニトロソアミンである4種のN-ニトロソジアルキルアミンは, ヘキサン-クロロホルムを移動相に, シリカゲルを充てん剤に用い, 紫外線検出器 (254nm) を使用することにより6分以内に相互分離が可能であった. またN-ニトロソアミンは紫外線照射およびアジ化水素酸処理で容易に分解し, 254nmの吸収がなくなることを利用して, 消失するピークをニトロソアミンと確認した. 各ニトロソアミン0.05ngまで検出可能であり, 抽出溶媒に塩化メチレンを用いての回収率はN-ニトロソジメチルアミンの63%を除いては99%以上と良好であった.
  • 井崎 やえ子, 吉川 俊一, 藤原 光雄
    1978 年19 巻5 号 p. 474-481_1
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    揚物製造施設から経日的に採取した揚油を対象に, 石油ニーテル不溶性酸化脂肪酸含量 (ox. FA), カルボニル価 (CoV), 酸価 (AV) およびグリセライドダイマー分画の測定を行い, その結果から揚油の品質劣化の進行過程を検討した. 各指標の変化から劣化傾向を概観すると, 多少の上下を反復しながらも徐々に劣化が進行する場合と, 比較的短期間に劣化が平衡状態に達する場合の二つのパターンを認めた. また, ox, FAとCoVはほぼ並行して増減し, 両指標は高い相関を示したが, AVは単独で増加する場合もあり, 他の2指標との相関も低かった. 西ドイツ食品法の規制値, ox. FA 0.7%にはCoV50meq/kgが対応し, これを揚油劣化の一つの目安として用いうることを再確認した.
  • トリチウム標識ベンジルバイオレットおよび食用緑色3号のラットにおける組織分布と胆汁排せっの比較
    嶺岸 謙一郎, 森本 和滋, 山羽 力
    1978 年19 巻5 号 p. 482-485_1
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    トリチウム標識したべンジルバイオレットおよび食用緑色3号を雌性SD系ラットへ経口投与し, 組織分布および胆汁排せつを比較した. ベンジルバイオレットは血漿および耳, 腹部表皮, 腹筋の各組織において食用緑色3号より多く分布した. ベンジルバイオレットおよび食用緑色3号の胆汁排せつ量は24時間でそれぞれ4.26および3.81%であった. 上記の組織におけるベンジルバイオレットの生物学的半減期は食用緑色3号より長く両色素間で分布量と保持時間とに有意の差が認められた.
  • 奥村 昌也, 藤田 陽子, 今村 美喜郎, 相川 清
    1978 年19 巻5 号 p. 486-490
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
  • 安達 修一, 松江 睦子, 川井 英雄, 細貝 祐太郎, 二宮 隆博, 岡田 太郎
    1978 年19 巻5 号 p. 491-495
    発行日: 1978/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
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