東京都にて発生した市販とうもろこし粉のカビ毒汚染事件に関連して, 神奈川県内で市販されていた当該とうもろこし粉について, aflatoxin (Af), citrinin (Ci) のカビ毒並びに汚染カビの検査を行うとともに, 神奈川県内にあるこのとうもろこし粉の製粉工場での調査を行い, また, 以後の対策を検討した. その結果, 市販とうもろこし粉, 調査時採取の原料とうもろこし, 粉砕とうもろこし粉とも, 特定の1社由来のものにAf, Ci汚染主認められた. また, 同社由来の原料の前回の粉砕時の貯留廃棄粉は, Af, Ci汚染主著しく, Af, Ci産生性の
Aspergillus flavus,
Penicillium citrinum が大量に分離されたことから, この汚染は, これらのカビによるAf, Ci混合汚染と考えられた. さらに, 工場内の
A. flavus 汚染主認められたので, 機器等を消毒し, その効果を認めた.
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