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ブドウ球菌エンテロトキシン簡易検出法の応用に関する研究 (第2報)
小田 隆弘
1985 年 26 巻 5 号 p.
405-410_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
食中毒原性黄色ブドウ球菌の食品からの検索法として, 被験材料中の黄色ブドウ球菌を選択増菌培地を用いて増菌させ, 培養液中に産生されたエンテロトキシン (ET) を検出することにより, ET産生黄色ブドウ球菌の存在を証明する簡易検索法を検討した. 用いる増菌培地として試作した Tellulite-Lithium-Starch-Pyruvate ブイヨンは, 食品中の黄色ブドウ球菌に対し, 良好な選択性とET産生性を示した. この方法は, 黄色ブドウ球菌のET産生性を検索指標に用いるため, 卵黄反応陰性株やコアグラーゼ微弱産生株の検索も可能であり, また, 増菌法を用いるため, 大量の検体に応用でき, しかも, 従来法に比較して短時間に食中毒原性黄色ブドウ球菌検査ができる.
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重金属の生体内挙動に関する研究 (第4報)
田中 之雄, 田中 凉一, 樫本 隆
1985 年 26 巻 5 号 p.
411-422_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
ラットにCd単独経口投与 (塩化カドミウム (CdCl
2・2.5 H
2O) 80mg/kg/day) とCd及びシステイン同時経口投与 (CdCl
2・2.5 H
2O 80mg/kg/day + システイン塩酸塩 1,500mg/kg/day) を20週間にわたって連続的に行い, CdのみならずCu及びZnの生体内挙動について調べた. その結果, Cd単独投与の場合, 臓器及び血液中のCu含量が対照値よりも減少することを認め, システインを同時投与することによってCu含量の減少が抑制された. このCu含量の減少は, CdによるCuの腸管吸収阻害に起因すると考えられた. また, 臓器中のZn含量は急増後漸減傾向を示したが, Cuのように対照値よりも減少することはなかった.
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重金属の生体内挙動に関する研究 (第5報)
田中 之雄, 田中 凉一, 樫本 隆
1985 年 26 巻 5 号 p.
423-431_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
ラットにCd単独経口投与 (塩化カドミウム (CdCl
2・2.5 H
2O) 80mg/kg/day) とCd及びシステイン同時経口投与 (CdCl
2・2.5 H
2O 80mg/kg/day+システイン塩酸塩1,500mg/kg/day) を20週間にわたって連続的に行い, 必須元素であるFe, Mn, Ca及びMgの生体内挙動への影響について調べた. その結果, Cd単独投与では, 臓器中のFe含量が対照値より大幅に減少しており, システインを同時投与することによってFe含量の減少が抑制された. このFe含量の減少に伴ってFe欠乏性貧血が認められた. また, Caの挙動はCdの経口投与により若干の影響を認めたが, Mn及びMgの挙動はほとんどCdの影響を受けなかった.
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菊川 清見, 加藤 哲太, 早津 彦哉
1985 年 26 巻 5 号 p.
432-436_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
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青綿 (trisulfo-copper-phthalocyanine を固定した脱脂綿) を利用して, 市販加工食品122種に含まれる変異原性物質の検索を行った. 変異原活性は, Ames らの Salmonella/microsome 系で測定した. その結果, コーヒー, 赤ワイン, かつお節, 焼魚の缶詰及び1部の風味調味料でS9 mix 存在下
Salmonella typhimurium TA98 において変異原活性が認められた. コーヒーの変異原性は, 従来報告されているものと活性の発現様式が異なり, またかつお節の変異原性物質もベンゾピレンとは異なる可能性が示唆された. 青綿の吸着特性から, 今回認められた変異原性は, いずれも多環式構造をもつ化合物に起因していると考えられる.
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野々村 文雄, 杉谷 哲
1985 年 26 巻 5 号 p.
437-442_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
唯一の下痢性貝毒検査法であるマウス致死試験法に替る方法として, テトラヒメナによる方法を基礎的に検討し, 次の知見を得た. 1. 下痢性貝毒り毒量が増加するに従い, テトラヒメナの増殖阻害が強くなった. 2. 下痢性貝毒画分の精製度が高まるに伴い, テトラヒメナの増殖阻害度が高まった. 3. 中腸腺に含まれる重金属, 農薬, PCB等は, 下痢性貝毒抽出段階で除去され, 下痢性貝毒が特異的にテトラヒメナの増殖を抑制することが確認された. 4. 下痢性貝毒画分のテトラヒメナ50%増殖阻害値は, 毒性値0.5MU (0.05MU/ml培地) とほぼ一致し, その再現性も良好であった.
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中屋 謙一, 杉谷 哲, 山田 不二造
1985 年 26 巻 5 号 p.
443-447_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
牛肉中の残留カナマイシン (KM) の定量法について検討した. 試料を10%トリクロロ酢酸で抽出し, 抽出液をエーテルで洗浄後pH 7に調整する. 次いでアンバーライトCG-50カラムでクリーンアップ後, N-アシル化次いでTMS化し, ECD-GCに供した. カラム充てん剤は4%OV-101を用いた. KMは0.05~1.0μgの範囲で直線性を示し, 添加回収実験の結果74~86%の平均回収率が得られた. また本法による検出限界は0.1μg/gであった. 微生物学的検査法である分別同定法によりKMと近似R
f値を示す抗菌スポットを与えた牛肉3検体 (各3部位) につき本法で試験を行ったが, いずれもKMは検出されなかった.
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食品添加物の胎仔毒性に関する研究 I
江馬 真, 伊丹 孝文, 加納 晴三郎
1985 年 26 巻 5 号 p.
448-453_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
エルソルビン酸ナトリウムの胎仔毒性をウィスターラットを用いて検討した. 妊娠7日から14日まで5, 0.5または0.05%のエリソルビン酸ナトリウムを含む飼料を与えた. いずれの投与群にも母体に対する影響はみられなかった. 妊娠20日に胎仔を調べたところ, 子宮内死亡率, 胎仔数, 胎仔の性比, 胎仔体重及び胎盤重量には各投与群と対照群との差はみられなかった. 胎仔の外表, 骨格及び内臓検査の結果, いずれの投与群にも催奇形性は示されなかった. エリソルビン酸ナトリウムを与えた母体から得た仔の生後発育を調べたところ, いずれの投与群でも良好な仔の発育がみられた. 以上の結果から, エリソルビン酸ナトリウムは本実験条件下ではラットに対する催奇形性を示さないものと考えられた.
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食品添加物の胎仔毒性に関する研究 II
江馬 真, 伊丹 孝文, 加納 晴三郎
1985 年 26 巻 5 号 p.
454-459_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
メタ重亜硫酸カリウムの胎仔毒性をウイスターラットを用いて検討した. 妊娠7日から14日まで10, 1または0.1%のメタ重亜硫酸カリウムを含む飼料を与え, 妊娠20日に胎仔を検査し, また, 自然分娩させて得た仔の生後観察を行った. 10%投与群において, 妊娠ラットの摂餌量の低下, 母体重と胎仔体重増加の抑制がみられ, 仔の生後の生存率がやや低下した. 妊娠中の母体の栄養不良がこれらの原因の一つと考えられた. しかし, 胎仔の外表, 骨格及び内臓検査では催奇形性は示されず, 1及び0.1%投与群では妊娠末期胎仔及び仔の生後発育に対する影響は認められなかった. 以上の結果から, メタ重亜硫酸カリウムは本実験条件下においてはラットに対して催奇形性は示さないものと考えられた.
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食品添加物の胎仔毒性に関する研究 (III)
伊丹 孝文, 江馬 真, 加納 晴三郎
1985 年 26 巻 5 号 p.
460-464_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
甘味料, グリチルリチン酸ニナトリウム (NaG) のラット胎仔に及ぼす毒性を検討した. 妊娠0日から20日の間にNaGを2, 0.4及び0.08%含む飼料で飼育し, 妊娠20日に胎仔を観察した. 別の1部は分娩させ新生仔の発育状態を観察した. 妊娠期間中の飼料摂取量及び体重の増加はどのNaG投与群も対照群と有意な差は認められなかった. 胎仔の骨格及び内臓検査では催奇形作用は認められなかった. 黄体数, 着床数, 生存胎仔数, 死亡胎仔数, 胎盤重量, 胸骨核及び尾椎骨の化骨数, 新生仔の性比, 新生仔の生存率及び体重の増加などにNaG投与群と対照群の間の有意の差は認められなかった. 以上から, NaGはこの条件下では胎仔毒性は示さないものと考えられた.
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日高 利夫, 田中 康夫, 中村 香代子, 宝井 辰紀, 桐ケ谷 忠司, 上條 昌弥, 鈴木 幸夫, 河村 太郎
1985 年 26 巻 5 号 p.
465-470_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
ヘッドスペース法とガスクロマトグラフィーを組合せた食品中の残留塩素の定量法を検討した. すなわち, あらかじめpH 7.0のリン酸塩緩衝液及びシアン化カリウム溶液を入れたヘッドスペース用フラスコに, 試料を加えた後栓をして30分間放置する. ここに生成する塩化シアンをECD-GCにより定量した. 本法による定量限界は0.1μg/gであり, 水道水中の残留塩素について, 本法での定量値を
o-トリジンによる比色法の値と比較した結果, 両者は良く一致した値を示した. また, 市販の野菜類及び魚介類加工品など67検体について分析した結果, もやし2検体より14.0μg/g及び11.6μg/gの残留塩素が検出された.
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知見 憲次, 田場 典治, 勝田 新一郎, 新谷 勲
1985 年 26 巻 5 号 p.
471-476_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
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麻ひ性貝毒, gonyautoxins (GTX群) の生体に及ぼす作用に関する研究の一環として, モルモット摘出腸管を用いて, 蠕動運動, アセチルコリン (ACh) 及び nicotine の腸管収縮作用, 腸管電気刺激効果などに対するGTX群の影響を検討した. その結果, GTX群の腸管平滑筋に対する収縮抑制効果が観察された. この効果は平滑筋及びACh受容体が抑制されることに起因するものではなく, コリン作動性神経末端からAChの放出が阻害されることによると推定した.
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吉田 啓子, 春田 三佐夫, 北田 徳蔵, 森地 敏樹
1985 年 26 巻 5 号 p.
477-482_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
食品中の生菌数の迅速測定を目的として, 純培養菌と生乳を対象に自動コロニーカウンター (Artek Model 880) による生菌数測定と従来のマニュアル法による測定を試み, 両方法の精度を比較検討した. 1平板上の集落数を30~300とした場合, 自動コロニーカウンター, マニュアル法ともに, その測定誤差はAPHAの規定をほぼ満足しており, 両測定値間の相関係数は, 純培養菌の場合に0.985, 生乳の場合に0.972で, 直線回帰の勾配は, 純培養菌の場合に0.903, 生乳の場合に0.942と高い一致が認められ, 自動コロニーカウンターは, 日常の品質管理の場で迅速に大量の検体を処理する上に有用と考えた.
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川崎 洋子, 山田 隆, 義平 邦利, 谷村 顕雄
1985 年 26 巻 5 号 p.
483-488_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
蛍光検出高速液体クロマトグラフィー (HPLC) を用い, 食品中のメチルグアニジン (MG), アグマチン (AGM) の高感度で簡便な分別定量法を検討した. 試料を, トリクロロ酢酸で抽出及び除タンパク後, 強アルカリ性で
n-ブタノールによる抽出, ついで1
N塩酸で抽出を行い, 妨害物の除去を試みた. アルカリ性下ベンゾインと反応後, 生成したMG及びAGMのベンゾイン縮合物を酢酸エチルで抽出した. 移動相, メタノール-0.5
Mトリス塩酸緩衝液 (pH8.6) (8:2), カラム, Nucleosil 5C
18を用いてHPLCを行った. けずり節からの添加回収率はMG85.0%, AGM82.5%であり, 検出限界はMG0.1ppm AGM0.5ppmであった. MGはかつお節類に多く, AGMはチーズ, 納豆にわずかに検出されたのみであった.
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加納 碩雄, 銭 重均, 佐藤 之紀, 丸山 純一, 野口 玉雄, 橋本 周久
1985 年 26 巻 5 号 p.
489-495_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
東京湾産ショウサイフグ
Fugu vermicularis vermicularis の毒力につき, 富津沖で採捕した86個体 (雄58, 雌28) を用いて検討を加えた. その結果, 肝臓は過半のものが有毒で, その最高, 平均毒力はそれぞれ1,500及び132MU/gであった. 次に, これまで無毒とされてきたこのフグの精巣については, 39MU/gのものをはじめとして有毒な個体が若干みられた. 卵巣はほとんどが有毒で, その最高, 平均毒力はそれぞれ5,900及び874MU/gであった. 毒性の季節変動については, 肝臓, 卵巣ともに産卵後も数か月にわたって高レベルを維持し, 12月から産卵期にかけて高い水準を維持するとする従来の知見とは趣を異にした.
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渡辺 貞夫, 渡辺 重信, 伊藤 和敏
1985 年 26 巻 5 号 p.
496-499_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
室内実験条件下で二枚貝のムラサキイガイに対して除草剤モリネート, ベンチオカーブ, CNP及びクロメトキシニルの蓄積及び排泄を組織部位別に調べた. それぞれの生物濃縮係数は10, 100, 2,600及び500で, 薬剤の水に対する溶解度と生物濃縮係数との間には負の相関を認め, 中腸腺や生殖腺のような脂肪含量の高い組織への蓄積性が高かった. またその排泄は, モリネートは速やかに, その他は生物学的半減期で表わすとベンチオカーブ約0.7日, CNP4~8日, クロメトキシニル1.6日であったが, 各組織毎の半減期には有意な差は認められなかった. ムラサキイガイに蓄積された4種の除草剤は, その90%以上が未代謝のまま排泄されることが示唆された.
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前田 有美恵, 石川 雅章, 山本 政利, 寺田 志保子, 増井 俊夫, 渡辺 佳一郎
1985 年 26 巻 5 号 p.
500-506_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
EPA等を含有する健康食品中のエイコサペンタエン酸 (EPA) 及びドコサヘキサエン酸 (DHA) の定量法について検討した. 試料のメチルエステル化法として三フッ化ホウ素・メタノール法, GC充てん剤として Silar 10C, 内部標準物質としてトリフェニルエチレンを用いることにより, 簡便かつ精度よくEPA及びDHAを定量できた. 本法により本食品中のEPA及びDHAを定量した結果, 100mg当りEPAは平均20.3mg, DHAは平均11.4mgであった. さらに本食品の脂肪酸組成, 酸価, 過酸化物価, トコフェロール等についても検討した. 本食品には摂取の容易さはあるが, 経済性を考えればイワシ, サバなどの食事からEPAやDHAを摂取する方が望ましいと思われた.
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島田 和子, 大鶴 勝, 二五田 公俊
1985 年 26 巻 5 号 p.
507-510_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
テトロドトキシン (TTX) 定量法の一つであるマウス法において, 試験液中の共存物質 (無機塩類, 糖類, カルボソ酸塩, アミノ酸) が測定値に影響を与えるかどうかを検討した. 塩化ナトリウムなどの無機塩をTTX溶液に共存させると, 塩濃度が増加するにつれて相対毒力は低下した. グルコースあるいはスクロース共存下では, 糖濃度と相対毒力低下とは明らかな関係は認められなかった. 塩化ナトリウム共存下ではTTX濃度が高いほど, グルコース共存下では低いほど相対毒力は低下した. カルボン酸ナトリウムあるいはアミノ酸を共存させると, その共存物質が疎水的で分子量が大きいほど相対毒力は低下する傾向が認められた. しかし, アミノ酸はカルボン酸塩より相対毒力を低下させなかった.
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吉田 精作, 田中 凉一, 樫本 隆
1985 年 26 巻 5 号 p.
511-514_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
大豆タンパク質画分のカドミウム結合能を平衡透析法により測定した. 大豆水溶性画分は, 0.01
Mトリス塩酸緩衝液pH7.4を用いて超遠心法により抽出し, タンパク質画分 (F-I, 分子量1万以上) は, Sephadex G-50カラムにより分画した. 結合量の測定は0.01
Mトリス塩酸緩衝液pH7.4で行った. 平衡曲線から得た値は Scatchard 法により解析した. F-Iのカドミウム結合における Scatchard プロットは, 2つ以上の相を示し, 結合部位の不均質性を示した. F-1のカドミウム最大結合量は43,000μg/gと算出された. 大豆水溶性画分にカドミウムを添加後分画すると, 5つの結合画分が認められた. 3つはタンパク質画分, 2つは低分子画分に存在した. 結合したカドミウムのうち, 最も多くが分子量10万以上の高分子画分に存在した.
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玉瀬 喜久雄, 北田 善三, 佐々木 美智子, 上田 保之, 竹下 隆三
1985 年 26 巻 5 号 p.
515-518_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル
フリー
食品中のアスパルテーム (APM) を蛍光検出器付高速液体クロマトグラフ (HPLC) を用いて定量する方法を検討した. 水による抽出, APM分離用カラムによるクリーンアップの後, フルオレスカミンにて蛍光誘導体化し, HPLCに供した. カラムは Lichrosorb RP-8, 移動相にはアセトニトリル-水系, 検出は励起波長390nm, 蛍光波長480nmで行つた. 添加回収率は92.2~99.8%, 検出限界は液体食品2ppm, 固形食品4ppmであった.
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田中 敏嗣, 長谷川 明彦, 松木 幸夫, 松井 幸夫, 李 雄珠, 上野 芳夫
1985 年 26 巻 5 号 p.
519-522_1
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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フリー
北海道産罹病麦について, ニバレノール (NIV), デオキシニバレノール (DON), ゼアラレン (ZEN) の分析を高感度な方法を用いて行った. 結果は, 18試料中7検体にNIVを検出し, すべての試料にDON, ZENの複合汚染を認めた. 北海道産麦からNIVが検出されたのは, 新しい知見である.
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石崎 睦雄, 上野 清一, 小山田 則孝, 久保田 かほる, 野田 正男
1985 年 26 巻 5 号 p.
523-527
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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横山 孝
1985 年 26 巻 5 号 p.
529-530
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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秋山 真人
1985 年 26 巻 5 号 p.
530-531
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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浮島 美之
1985 年 26 巻 5 号 p.
531-532
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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来住 輝彦
1985 年 26 巻 5 号 p.
533
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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フリー
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石月 要平, 西川 真, 志賀 逸郎, 宮下 雄二, 田辺 正二
1985 年 26 巻 5 号 p.
533a-536
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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道家 直
1985 年 26 巻 5 号 p.
536-537
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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相川 勝悟
1985 年 26 巻 5 号 p.
538-539
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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氏家 淳雄
1985 年 26 巻 5 号 p.
539-540
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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村松 紘一
1985 年 26 巻 5 号 p.
540-541
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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今村 嘉礼武
1985 年 26 巻 5 号 p.
541-543
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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石原 裕二
1985 年 26 巻 5 号 p.
543-545
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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相川 孝史, 三田 村弘, 武士 甲一, 亀山 邦男
1985 年 26 巻 5 号 p.
545-546
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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稲原 輝昭, 奥野 勝, 両見 寛
1985 年 26 巻 5 号 p.
546-547
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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真木 俊夫, 二島 太一郎
1985 年 26 巻 5 号 p.
548
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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成田 弘子
1985 年 26 巻 5 号 p.
549
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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田中 正一, 豊川 精三
1985 年 26 巻 5 号 p.
550
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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牛沢 勇
1985 年 26 巻 5 号 p.
550a-551
発行日: 1985/10/05
公開日: 2009/12/11
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