シイタケのホモジネート中の高分子量 (約10,000以上) 分画には, 分子量450,000以上のFr-A, 約40,000のFr-Bと約9,000のFr-Cの3つのカドミウム (Cd) 含有成分が存在した. これらを処理するとFr-AからFr-A1 (MW約3,500), Fr-BからFr-B1 (MW約3,500) とFr-B2 (MW約40,000), Fr-CからFr-C1 (MW約3,500) のCd結合物質が得られた. Fr-A1, Fr-B1, Fr-C1は, 分子量が等しいことから同一物質であることが示唆され, 各々Fr-A, Fr-B, Fr-C分画の各成分に弱く結合していたものが解離したものと考えられるが, その物質については今回明らかにし得なかった. Fr-B2のCd結合物質は, 酸性アミノ酸と糖の含量が比較的多い糖タンパクであることを明らかにした.
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