牛肉中に残留するデストマイシンA (DM) 及びフラジオマイシン (FM) のHPLC定量法を検討した. 試料からDM及びFMを10%トリクロロ酢酸溶液で抽出し, アンバーライトCG-50 (Li
+型) を用いるカラムクロマトグラフィーにより精製を行い試験溶液を調製した. 定量は高速液体クロマトグラフィー用のカラムに Shim-pack CLC-ODS, 移動相に0.2
M硫酸ナトリウム・0.01
M1-ヘキサンスルホン酸ナトリウム含有0.1%酢酸-メタノール (96:4) を用い,
o-フタルアルデヒド試液を発蛍光剤とするポストカラム誘導体化法により行った. その結果, DMとFMの同時分析が可能であり, 10ppmレベルの添加回収率はそれぞれ81.9%及び71.6%であった. 定量限界はDMが0.1ppm, FMは0.2ppmであった. また, 抽出液の精製にCG-50 (H
+型) カラムを用いると, DMの回収率は56.0%と低下するが, FMの回収率は79.8%と向上した.
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