Chromosorb 101 を分離カラムの充てん剤に用いてFID-ガスクロマトグラフィー (GC) により, パン, 洋菓子及びチーズ中のエタノール, プロピオン酸, ソルビン酸を簡便に定量する方法を確立した. 試料の水蒸気蒸留を行い, 留液をそのままGCに供することによりエタノール, プロピオン酸の定量が可能であった. また, ソルビン酸は, 留液をギ酸により酸性とした後, 短い分離カラム (0.5m) を用いたGCにより定量可能であった. いずれの成分も, 回収率はおおむね90%以上で, 検出限界は0.02g/kgであった. 本法を適用して, 市販のパン及び洋菓子60試料, チーズ14試料の調査を行った.
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