巻号一覧
31 巻, 1 号
選択された号の論文の10件中1～10を表示しています
- |<
- <
- 1
- >
- >|
-
小山 力1990 年 31 巻 1 号 p. 1-13
発行日: 1990/02/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (7168K) -
稲葉 博1990 年 31 巻 1 号 p. 14-21
発行日: 1990/02/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1141K) -
宮本 敬久, 安田 篤史, 下田 満哉, 福井 敬一, 波多野 昌二1990 年 31 巻 1 号 p. 22-29_1
発行日: 1990/02/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル フリー細菌の産生する揮発性代謝産物をガスクロマトグラフィー (GC) で分析し, その結果をクラスター分析する方法の Bacillus 属細菌同定法としての実用性を検討した. 実際にコーンスープより分離した Bacillus 属細菌14株各々のGCデータを Bacillus 属の中で食品の腐敗原因菌として分離されることの多い12菌種20株の分析データに加えてクラスター分析し, 分離菌の同定を試みた.その結果, 13株を3種類に正しく同定できた. 従来法で B. circulans と同定された1株は, 判定の基準とした標準株とは生化学的性質が異なり B. circulans とは同定されなかった. 同定の基準とするため多種の標準株のデータを蓄積し, 更に多くの食品由来の Bacillus 属菌株の同定を試みる必要があるが, 本法は Bacillus 属細菌の同定に利用できると考えられる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (882K) -
武田 由比子, 義平 邦利1990 年 31 巻 1 号 p. 30-35_1
発行日: 1990/02/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル フリー劣化した油中の hydroperoxide から炭化水素を生成させ, 酸化の指標とする方法の開発により, 食用油脂に対するクロロフィル及びその分解物の影響について報告したが, それを応用して, C3Hマウス皮膚繊維芽細胞を用いて各種クロロフィル関連化合物の光酸化促進作用を比較した. ペンタンを指標として検索すると, その生成量はピロフェオホルバイド-a が最も高く, 次にフェオホルバイド-aであった. この両物質に比べ, フェオフィチン (a, b) は低いが, クロロフィル (a, b) よりはごくわずかに高く, 細胞損傷への影響も同様の傾向であり, ペンタン生成量と細胞損傷率に相関性 (r=0.9587) があった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (590K) -
食品における環境汚染物質に関する研究 (第3報)村上 保行, 福島 成彦, 西宗 高弘, 末木 賢二, 田中 凉一1990 年 31 巻 1 号 p. 36-43_1
発行日: 1990/02/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル フリー1984～1986年度に大阪湾及び淀川において, 稲用含塩素有機除草剤 (5種類) 及び殺菌剤 (2種類) の汚染調査を行った. タニシ, ムラサキイガイ, 河川水及び海水をガスクロマトグラフィー (ECD付き) 及びガスクロマトグラフィー・マススペクトロメトリーにより分析したところ, oxadiazon, bentiocarb とCNPなどの除草剤が検出されたが oxadiazon のみは, 全検体から検出され数か月 (5～8月) 間汚染が続いた. 貝類の oxadiazon の汚染濃度は, 48.0～580ppbであり, 河川水及び海水は貝類の約1/1000の濃度を示した. 又, タニシの方がムラサキイガイより, oxadiazon と bentiocarb の生物濃縮係数が高い結果を得た.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (944K) -
林 弘道, 宮川 あし子1990 年 31 巻 1 号 p. 44-50_1
発行日: 1990/02/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (714K) -
小久保 彌太郎, 飯田 孝, 金子 誠二, 丸山 務1990 年 31 巻 1 号 p. 51-56_1
発行日: 1990/02/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル フリー食肉を汚染する小量の Listeria monocytogenes を日常検査で的確に検出する目的で, 2種類の増菌培地及び4種類の分離培地の組合せについて検討した. 豚挽肉を用いた菌添加回収試験及び市販挽肉116例を対象とした調査成績から, 増菌培養はFDA法のEB培地を用いて行い, 分離培養は増菌培養後2及び7日目の2回, Curtis らの開発した Oxford 培地又はLeeらのLPM培地を使用する方法が最も検出率を高めることが分かった. 特に, Oxford 培地はエスクリン分解により Listeria 属菌の集落を肉眼的に識別できる点で優れていた. なお, リン酸緩衝生理食塩水を使用した低温増菌法はEB培地による30°増菌よりもかなり低い検出率であった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (795K) -
柴田 正, 辻 澄子, 伊藤 誉志男, 三浦 和生, 小原 一雄, 足立 忠夫, 儀賀 豊達, 浜野 孝, 三ッ橋 幸正, 青木 伸実, 山 ...1990 年 31 巻 1 号 p. 57-66_1
発行日: 1990/02/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル フリー改良ランキン装置を用いた通気蒸留比色法を改良し, 簡便さ, 感度, 精度が向上した. 改良した点は以下の点である. 1) 蒸留ガス吹出し管先端の内径は1mm以下とした. 2) 褐色瓶保存の液体クロマト用エタノールを使用した. 3) パラロザニリン-ホルムアルデヒド混液の調製法を改良し, 感度が向上した. 4) 呈色妨害物質の影響を除去するため, 試料液に過酸化水素試液を加え, 試料ブランクとし, 試料の呈色値から差し引いた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (927K) -
高木 加代子, 豊田 正武, 藤山 由起, 斎藤 行生1990 年 31 巻 1 号 p. 67-73_1
発行日: 1990/02/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル フリージャガイモ中の, α-チャコニン (CHA), α-ソラニン (SOL) の煮沸, 電子レンジ加熱, フライによる減少を調べた. 両アルカロイドは5%酢酸溶液で抽出し, Seppak C18 で精製した後, 高速液体クロマトグラフィーで定量を行った. CHA及びSOL含量は, 煮沸しても減少が見られず, 電子レンジ加熱で若干の減少が認められた. フライの場合は油の温度による影響が大きく, 150°では両アルカロイドの減少が見られず, 170°では減少の見られる場合があったが, 変動が非常に大きく有意とは認められなかった. 210°ではCHAで 35.1%, SOLで40.3%の減少が認められた. 一般家庭における調理の加熱条件ではCHA及びSOLは大部分残存し, 除去効果は期待できないことが確認された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (758K) -
大西 和夫, 中川 清之, 西島 基弘, 広末 トシ子, 川井 英雄, 細貝 祐太郎1990 年 31 巻 1 号 p. 74-77_1
発行日: 1990/02/05
公開日: 2009/12/11
ジャーナル フリーハーブの変異原性を調査する目的で, 市販品64種類を購入し, その水抽出物を調製して S. thyphymurium TA98 及びTA100株を用い, Ames法の改良法によって変異原性の確認を行った. その結果, 対照物質AF-2及びB[α]Pに対する復帰変異体数比が3.0以上を示したものは, ブルーベリー, オニオン, サンフラワー, ホワイトクローバー及びヤロウの5種類であった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (377K)
- |<
- <
- 1
- >
- >|