食品衛生学雑誌
Online ISSN : 1882-1006
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33 巻 , 1 号
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  • 塩見 一雄
    1992 年 33 巻 1 号 p. 1-10
    発行日: 1992/02/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
  • 尾花 裕孝, 中村 清一, 梁 治子
    1992 年 33 巻 1 号 p. 11-16_1
    発行日: 1992/02/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    食物繊維が変異原物質を吸着することにより変異原物質の活性を減弱化させるかを, ショウジョウバエDNA修復試験を用いて検討した. 試験に供した10種類の食物繊維の中では, カラギーナン及びリグニンがTrp-P-2を強く吸着し, その致死作用を抑制した. しかしカラギーナン及びリグニンはアラフトキシンB1, ベンゾ (a) ピレン, 及びIQによる致死性に対しては効果が認められなかった. その他の食物繊維もTrp-P-2と直接作用させるとTrp-P-2を強く吸着したが, ショウジョウバエ飼育培地を加えるとその吸着力は減少し in vivo 試験では致死抑制効果を示さなかった.
  • 飯樋 洋二, 高橋 信江, 岩間 昌彦, 菅家 祐輔
    1992 年 33 巻 1 号 p. 17-22_1
    発行日: 1992/02/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    1,000ppmベンゾ(a)ピレン (B(a)P) 添加の下で20%味そ (生, 凍結乾燥, 減塩乾燥及び脱塩乾燥) 飼料を, ラットに1日15g, 14日間与え, 肝薬物代謝系のチトクロムP-450 (P-450) 量, アニリン水酸化酵素 (AH), アミノピリンN脱メチル化酵素 (AD) 及びグルタチオンS転移酵素 (GST) 活性の変動を調べた. 実験に供したいずれの味そも単独では, P-450量や, AH, AD活性の薬物代謝の第1相酵素を誘導したばかりでなく, 第2相酵素のGST活性も増加させる傾向を示した. B(a)P存在下では, B(a)P自体による薬物代謝酵素誘導現象をこれらの味そがさらに増加させる傾向を示した, 以上の結果は, 味そに発ガン物質を含む生体異物の代謝排泄に促進的に作用する物質が含まれる可能性を示唆するものと思われる.
  • 外海 泰秀, 津村 ゆかり, 中村 優美子, 伊藤 誉志男
    1992 年 33 巻 1 号 p. 23-30_1
    発行日: 1992/02/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    かんきつ果実中7種の収穫後に使用される農薬の分析法を確立した. ジフェニル (DP), o-フェニルフェノール (OPP) 及び2,4-ジクロロフェノキシ酢酸 (2,4-D) は酸性で, またチアベンダゾール (TBZ), イマザリル, ベノミル及びsec-ブチルアミンは塩基性下で同時抽出した. DP, OPP及び2,4-DはGC/MS (SIM) で, またイマザリル, TBZ, ベノミル及びsec-ブチルアミンは紫外またはけい光検出器付きHPLCで測定した. レモン及びレモンジュースに7種類の農薬を1ppm添加したときの回収率は, それぞれ60.0~104.8%及び67.3~96.2%であった. また検出限界はそれぞれ0.005~0.05ppm及び0.001~0.01ppmであった.
  • 吹野 秀亀, 平井 正巳, 出浦 和彦, 坂井 和男, 山根 靖弘
    1992 年 33 巻 1 号 p. 31-38_1
    発行日: 1992/02/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    ラットにおける亜鉛欠乏に対する塩化第二水銀投与の影響について, 亜鉛欠乏 (亜鉛として1.5ppm以下) あるいは亜鉛添加 (亜鉛として80ppm) 食を10日間与えたラットの腎臓を用いて研究した. 亜鉛欠乏食は, 水銀による腎障害を促進し, 腎及び血清中の亜鉛濃度の減少を引き起こしたが, 腎における水銀の蓄積量には有意な差はみられなかった. しかし, メタロチオネイン画分への水銀の結合は亜鉛欠乏ラットにおいて減少した. 亜鉛欠乏ラットの腎において脂質過酸化の促進, 還元型ビタミンCの減少及び酸化型ビタミンCの増加が観察された. さらに, 亜鉛欠乏ラットに水銀を投与すると pairfed ラット及び亜鉛欠乏ラットに比較して, 還元型ビタミンC, ビタミンE, GSH, GSSG及びグルタチオンペルオキシダーゼの活性は, 有意に減少した. これらの結果は, 亜鉛欠乏状態が, 水銀毒性に対する感受性を増すことを示した.
  • Chitra N. WENDAKOON, 坂口 守彦
    1992 年 33 巻 1 号 p. 39-45_1
    発行日: 1992/02/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    マサバの筋肉の抽出液中において4種の細菌を増殖させ(20゜), 生成した不揮発性アミンを相互に比較した. これらアミンの主要なものはプトレッシン, カダベリン, 及びヒスタミンで, いずれも含量は血合肉抽出液よりも普通肉のそれに多かった. M. morganii は多量のヒスタミンを生成し, カダベリンはほとんど検出されなかった. これに対して H. alvei はカダベリンを, K. planticola 及び E. aerogenes はヒスタミンを主として生成した. さらに, 無菌的にとり出した筋肉中に M. morganiiE. aerogenes を接種して増殖させたところ, これらのアミンはいずれも増加傾向を示し, 特に血合肉ではその後徐々に減少することが明らかとなった.
  • 本多 千代, 難波 豊彦, 浅岡 修, 湯本 邦子, 林 敏夫, 池上 幸江, 高居 百合子
    1992 年 33 巻 1 号 p. 46-51_1
    発行日: 1992/02/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    豆類及びその加工品について食物繊維の定量をA. O. A. C.法及び Prosky 変法を用いて行った. その結果, 白いんげん, きんとき豆, 小豆, 青えんどう, そら豆では加熱加工後の定量値が原料豆に比べて高値を示し, 大豆では加熱加工の影響がほとんど見られなかった. これは, デンプンが加熱されたために消化酵素に抵抗性を示す, いわゆるレジスタントスターチが生成されたものと推定された. そこで前処理としてデンプンをあらかじあジメチルスルホキシドで可溶化した後, 定量を行った結果レジスタントスターチの影響を受けない一定した定量値を得ることができた.
  • 石綿 肇, 杉田 たき子, 武田 明治
    1992 年 33 巻 1 号 p. 52-57_1
    発行日: 1992/02/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
    食堂で使用しているメラミン樹脂製食器からのモノマー (ホルムアルデヒドとメラミン) の溶出とそのモル濃度比 (F/M比), 食器内面へのメチレンブルー吸着及び水分の付着を一定期間ごとに4年間継続して測定した. 別に同一ロットで未使用の食器を4%酢酸を用いて95°で30分間の加熱処理を20回繰り返し, 同様の測定を行い劣化の指標とした. これらの指標のうちF/M比が両者の間で最もよく一致し, 4%酢酸での1回の加熱処理は食堂での6.7か月の使用に相当した. F/M比は4%酢酸で6回の処理により定常状態となったが, 食堂での使用では3年から4年の間で定常状態に達した. 使用前及び3年, 4年使用後の食器にっいて食品衛生法の条件でホルムアルデヒドの溶出試験を行ったが検出限界 (0.1ppm) 以下であつた.
  • 1992 年 33 巻 1 号 p. 120-121
    発行日: 1992年
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
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