食品用酵素製剤である市販の微生物プロテアーゼ及びパパインについて, 共通に適用できるタンパク消化力 (酵素活性) 測定方法を検討した. その結果, 基質のカゼインに37°で10分間作用させた時の至適pHは, 真菌プロテアーゼでは3, 6及び8に, 細菌プロテアーゼは7, 8及び10に, パパインは7及び8のいずれかにあった. 反応温度は今回対象の酵素いずれも37°が適していた. 希釈調製液は0.01
M塩化ナトリウムに0.002
M酢酸カルシウム及び0.002
M硫酸カルシウムを含有する溶液を用いることにより, 酵素活性の低下を防ぐことができた. タンパク沈殿試薬は, 酢酸塩を含有するトリクロロ酢酸溶液が適していた. 以上の条件により, 測定した13社35種の微生物プロテアーゼの酵素活性は, 200~1,132,100U/g, 3社3種のパパインの活性力は13,500~167,400U/gであった.
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