食肉中に残留するβ-作動薬のサルブタモール (SALB) の蛍光検出HPLCによる分析法を検討した. 試料 (牛肉, 豚肉及び肝臓) をジクロロメタン存在下で, 5%メタリン酸溶液によりSALBを抽出した. その抽出液をアルカリ性 (pH11~12) に調整し,酢酸エチル-
tert-ブタノール (7:3) で抽出した. 抽出液のクリーンアップは, 固有抽出カートリッジの Bond Elut LRC AccuCAT と Mega Bond Elut C
18 を併用した. SALBの測定は分析カラムに TSKgel-ODS 80Ts, 移動相に0.05
Mリン酸塩緩衝液 (pH3.0)-MeCN (92:8) を用いて, 蛍光検出器 (励起波長: 225nm, 蛍光波長: 310nm) により行った. 試料にSALBを100ppb相当添加したときの回収率は77.6%~81.5%で, 検出限界は約5ppbであり, 残留分析法として十分活用できるものである.
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