ビスフェノールAの残存量が379~599ppmのポリカーボネート製品 (規格違反品) 4品目を用いて溶出試験を行ったところ,
n-ヘプタン25℃で最も溶出量が高く28.8~39.1ppb, 次いで水及び4%酢酸95℃, 20%エタノール60℃であり, 水及び4%酢酸60℃では低かった. また, 溶出量は繰り返し溶出により大きく減少し, 電子レンジ加熱でも2回目には大きく減少した. 一方, 未洗浄の試料は高い溶出を示したが, 煮沸後の試料では1ppb以下であった. 市販ポリカーボネート製品10品目中の残存量は5~80ppmであり, そのうち3品目で5ppb以下の溶出がみられたが, 他の製品では溶出はみられなかった (定量限界0.5ppb). 更に, フェノール及び
p-
tert-ブチルフェノールについても, 残存量及び溶出量, 溶出傾向を検討した.
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