食品衛生学雑誌
Online ISSN : 1882-1006
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48 巻, 2 号
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報文
  • 和田 正道, 丹後 俊郎
    2007 年48 巻2 号 p. 27-34
    発行日: 2007/04/25
    公開日: 2008/04/28
    ジャーナル フリー
    食中毒の発生時に,原因物質の摂食時点はSartwell法および最尤推定法などを用いて推定されてきた.これらの従来法は摂食時点との一致性および精度が低いため妥当な方法とは言いがたい.我々は341食中毒事例を集めたデータベースを作成した.このデータベースを用いて摂食時点を重回帰式にあてはめて推定する方法を開発した.Sartwell法および最尤推定法などの従来法を適用できる事例は少数であったが,新しい推定法はすべての事例に適用でき,従来法と比較して,より高い一致性と精度を示した.これらの結果から新しい推定法が従来法に比較してより妥当な推定法と考えられた.
調査・資料
  • 小林 麻紀, 高野 伊知郎, 田村 康宏, 富澤 早苗, 立石 恭也, 酒井 奈穂子, 上條 恭子, 井部 明広
    2007 年48 巻2 号 p. 35-40
    発行日: 2007/04/25
    公開日: 2008/04/28
    ジャーナル フリー
    1995年4月から2005年3月に東京都内で市販されていた玄米を中心とした国産米および輸入米375検体について残留農薬調査を行った.その結果,国産米では343検体中47検体から,有機リン系,有機塩素系,カルバメート系,ピレスロイド系,含窒素系農薬および総臭素が検出された.輸入米では32検体中18検体からジクロルボスおよび総臭素が検出された.
    農薬を検出した米について国民栄養調査の食品群別摂取量から農薬の摂取量を算出し,おのおののADIと比較した.算出された農薬の摂取量はADIの17/10,000∼2/5といずれも低く,通常の喫食状況からみて特に問題となるものはなかった.
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