食品衛生学雑誌
Online ISSN : 1882-1006
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57 巻, 1 号
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報文
調査・資料
  • 桐明 絢, 太田 晶, 岡山 桜子, 松浦 啓一, 石崎 松一郎, 長島 裕二
    原稿種別: 調査・資料
    2016 年57 巻1 号 p. 13-18
    発行日: 2016/02/25
    公開日: 2016/03/02
    ジャーナル フリー
    電子付録
    市販のしらす加工品にフグ稚魚が混入した事例が,2014年9月に多数報告され,商品の回収等が行われた.フグ稚魚の毒性に関する知見は少なく,フグ稚魚が混入したしらす加工品の安全性を評価するため,混入フグ稚魚の種と毒性を調べた.2014年7~9月に各地で製造されたしらす加工品17試料を用い,ミトコンドリアDNA 16S rRNA部分領域の塩基配列から種判別を行い,LC-MS/MS分析でテトロドトキシン(TTX)を測定した.遺伝子解析の結果,15試料はシロサバフグ,2試料がナシフグと判別された.シロサバフグ試料からTTXは検出されず(10 ng/g未満),ナシフグ試料ではTTXに相当するピークが検出されたが,定量下限値(30 ng/g)未満であった.
妥当性評価
  • 山口 瑞香, 山口 貴弘, 柿本 健作, 永吉 晴奈, 起橋 雅浩, 梶村 計志
    原稿種別: 妥当性評価
    2016 年57 巻1 号 p. 19-22
    発行日: 2016/02/25
    公開日: 2016/03/02
    ジャーナル フリー
    電子付録
    貝類中の下痢性貝毒であるオカダ酸,ジノフィシストキシン-1およびジノフィシストキシン-2の分析法を検討し,厚生労働省通知の妥当性確認の目標値を満たしているかを確認した.通知別紙2オカダ酸群分析操作例を参考にしてヘキサン分配とODSカラムによる精製をHLBカラムによる精製に変更し,マトリックス添加標準溶液にて定量を行った.貝類9種類を用いて妥当性評価を実施した結果,真度が79~101%,併行精度が12%以下,室内精度が16%以下であり,目標値を満たしていることが確認できた.
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