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修紅短期大学紀要
Online ISSN : 2435-9696
Print ISSN : 1349-8002
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巻号一覧
43 巻 (2022 - 2023)
2 号 p. 31-
1 号 p. 1-
42 巻 (2022)
41 巻 (2021)
40 巻 (2020)
39 巻 (2019)
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修紅短期大学紀要
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農村型地域運営組織のあり方に関する考察
―農村RMOと農福連携の活用を視野に入れて―
館山 壮一
2023 年 43 巻 2 号 p. 31-46
発行日: 2023/03/01
公開日: 2023/07/15
DOI
https://doi.org/10.50828/shuko.43.2_31
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農村における地域運営はどのような方向性を有すべきか、本研究では農村集落での設立を目指した農 村型地域運営組織(農村RMO)のあり方を農福連携と関連付けて論じた。具体的には、政府公表の資料 を整理し、地域運営組織および運営事業の特徴を明らかにした。その上で農村集落が有する課題と資源 を提示し、農福連携が行う事業の特徴を明らかにした。そして農村RMOと農福連携の親和性について 論じ、農村RMOが目指すべき方向性を明らかにした。その結果、農福連携事業と農村RMOが営むべき 事業や性質には共通項が多く、障害者就労・雇用の有無が異なるだけで、どちらも農業・農村を通じた 地域支援の領域にあると結論付けた。そして、農業・農村支援として実績のある農福連携事業を原動力 として活用することで農村RMOは、より効率的に発展し持続的な地域運営につながると主張した。
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(1242K)
学生が考案したダンス指導の分析による 領域「健康」の指導法への示唆
千葉 正, 館山 壮一
2023 年 43 巻 2 号 p. 47-56
発行日: 2023/03/01
公開日: 2023/07/15
DOI
https://doi.org/10.50828/shuko.43.2_47
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本研究では、学生が考案した36通りの基本動作を取り入れたダンスを認定こども園で実施した経験 から、学生がどのように園児に指導を行っているのか、そして領域「健康」および「健康」の指導法に対 してどのようなフィードバックが得られるか、学生へのインタビュー調査を実施し、結果を質的研究に より整理した。その結果〈25の概念〉と【6カテゴリ】が生成された。実際に園児に対し指導するために は【授業での事前の学び】が重要であり、〈実際の園の環境〉に触れる事、子どもたちの豊かな発想力から 生じる〈普段の遊び〉、〈具体的な遊具と動作〉をさらに事前に理解しておくことが示唆されている。そし て実態を捉える方法として〈実習での学び〉がより重要になると理解できる。それらから、映像教材を活 用する等により年齢による発達の違いをさらに重点的に指導すること、関連する他科目との連携をおこ なうことが領域「健康」および「健康」の指導法への示唆として提示された。
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(1909K)
幼児・小学生・短期大学生の箸の持ち方の実態と 望ましい持ち方の普及
佐藤 佳織
2023 年 43 巻 2 号 p. 57-68
発行日: 2023/03/01
公開日: 2023/07/15
DOI
https://doi.org/10.50828/shuko.43.2_57
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日本人の食事では箸を用いることが求められ、望ましい扱い方は幼児期から家庭の中で身につけ習慣 化していることが多い。習慣化には、自分と他者との関係や自己の心理的な背景が関与していることが 想定される。対象者を幼児(3 ~ 5歳)・小学生・短期大学生の幅広い年齢層とし、箸の持ち方の現状と 周囲の声掛けに対する対象者の心理的な状況を問うアンケート調査を行った。次いで、対象者に向けた 箸の持ち方の資料の作成配付と、短期大学生を対象にした箸の指導の実践を実施した。アンケート調査 の結果、幼児期から小学校低学年までの期間に、教育機関で箸の持ち方の指導が行なわれ、家庭でも親 が中心となって指導がなされていたことがわかった。幼児から小学校低学年までが箸の持ち方の習得に は重要な時期であると言えた。また、対象者の多くは教えを受け入れる気持ちがあった。これらのこと から、学校や家庭などでの協力的姿勢が重要と判明した。短期大学生に向けた箸の指導の実践では、学 生自身が指導者になり企画実践することで意欲的な姿勢が喚起された。
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(1234K)
表現の場として展示を考える
―造形活動のその先―
皆川 理奈
2023 年 43 巻 2 号 p. 69-72
発行日: 2023/03/01
公開日: 2023/07/15
DOI
https://doi.org/10.50828/shuko.43.2_69
研究報告書・技術報告書
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子どもや学生たちが共通のテーマをもとに制作を行い、完成した作品の展示を行なった。その際、並 列で制作者名が分かるような展示方法ではなく、作品を展示のコンセプトに従って匿名の状態でレイア ウトし、展示自体を表現の集合体、一つの大きな作品として表した。この展示は、出来上がって終了の 造形活動の先を考え、作品が展示によって違った景色を作り出し、展示空間自体が表現の場となる可能 性を示すことを目的とした。その結果、制作の始まりから完成後の展示へと続く流れが表現というフレー ムで一つにつながり、展示を体感した鑑賞者からは様々な感想を受け取った。表現、造形活動、発表の 場である展示、これらの相関性への示唆となった。
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(923K)
短期大学の給食管理実習の検討(2013 ~ 2022年)
―食品群別使用量の状況及び荷重平均成分表の作成―
渡邉 美紀子
2023 年 43 巻 2 号 p. 73-83
発行日: 2023/03/01
公開日: 2023/07/15
DOI
https://doi.org/10.50828/shuko.43.2_73
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栄養士養成施設である短期大学で、2013 ~ 2022年の10年の間に給食管理実習において提供した給 食献立(98献立)についてその内容を検討した。毎年、前期の4~7月に8~ 12回、学生が考案した献 立を30 ~ 100食分、給食として本学の喫食者に提供した。それぞれの献立に使用した食品数の平均は 26.6食品と多数であった。10年間の使用食品は延べ2624食品、正味212食品であった。給食で使用し た食品を食品群別に18食品群に分けて献立の傾向を示した。また献立の栄養価を算出するなど過去10 年間を追って検討した。そして、10年間の提供給食における食品摂取状況を基礎資料として食品群別荷 重平均成分表を算出し、栄養管理と食材管理の両方に役立つ、本学の給食管理実習における食品構成を 作成した。
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