日本女性科学者の会学術誌
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15 巻 , 1 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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総説
  • Rie Y. Umetsu
    原稿種別: Review
    15 巻 (2015) 1 号 p. 1-8
    公開日: 2015/03/31
    ジャーナル フリー
    Phase diagram and magnetic properties of Co2 (Cr1–xMnx) Ga Heusler alloys were experimentally established. Single phase was obtainable in the entire composition range, 0 ≤ x ≤ 1.0. Order–disorder phase transition temperature from L21 to B2 phase (TtL21/B2) and the Curie temperature (TC) increased with increase of Mn composition, in other words, with increase of number of valence electrons (Zt). The behavior of TC is general trend in the Co-based Heuselr alloys that were systematically investigated previously, whereas the concentration dependence of TtL21/B2 doesn't follow the Bragg–Williams–Gorsky approximation in Co2 (Cr1–xMnx) Ga alloys. Spontaneous magnetization also increases with increase of Zt with following the generalized Slater–Pauling rule, suggesting that the half-metal-type electronic structure is comparatively kept in the system.
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  • 大谷 直子
    原稿種別: 総説
    15 巻 (2015) 1 号 p. 9-19
    公開日: 2015/03/31
    ジャーナル フリー
    細胞には異常を感知し、その細胞自身や生体の正常を保とうとする様々な生体防御機構が備わっている。細胞老化もそのような生体防御機構のひとつで、発がんの危険性のある損傷が細胞に加わった際に誘導される不可逆的細胞増殖停止であり、生来細胞に備わった重要な発癌防御機構である。しかし、自ら死滅するアポトーシスとは異なり、細胞老化を起こすと、生体内において長期間生き続ける可能性がある。最近、生き残った老化細胞から、様々な炎症性サイトカインや細胞外マトリクス分解酵素といった多くのタンパクが産生・分泌されることが明らかになり、この現象はSASP(senescence-associated secretory phenotype)と呼ばれている。今回我々は、肥満にともなう肝臓がんモデルにおいて、肝臓の間質に存在する肝星細胞が細胞老化とSASPを起こし、肝がんに促進的ながん微小環境を形成することを見出した。さらに肝星細胞の細胞老化は肥満により増加した腸内細菌が産生する2次胆汁酸のひとつ、デオキシコール酸により促進されることを示した。
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  • 荒井 緑
    原稿種別: 総説
    15 巻 (2015) 1 号 p. 20-27
    公開日: 2015/03/31
    ジャーナル フリー
    ヘッジホッグ(Hh)シグナルは発生段階で重要な役割を担うシグナル伝達経路であるが、変異等で異常亢進すると、種々のがんの発生や増大に関わることが報告されている。小分子によるHhシグナル阻害剤は、抗がん剤のリードとして期待されているがその数はいまだ少ない。我々は天然物からHhシグナル阻害剤を効率的に見いだすためにハイスループットスクリーニングに適した細胞アッセイ系を構築し、当研究室で構築した亜熱帯植物エキスライブラリーから種々の天然由来Hhシグナル阻害剤を単離、構造決定し、それらの作用機構解明に取り組んできた。本総説では、最近の結果を中心に紹介する。
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抄録
  • 坂田 眞砂代, 木村 かさね, 上園 康史, 戸所 正美
    原稿種別: 抄録
    15 巻 (2015) 1 号 p. 28-32
    公開日: 2015/03/31
    ジャーナル フリー
    注射用タンパク質水溶液およびワクチン原材料からのエンドトキシン(lipopolysaccharide; LPS)の吸着除去を目的として、高分子微粒子の開発を試みた。シクロデキストリン(CyD)の包接能を利用した新規な吸着剤として、CyDを1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)で架橋することにより、水に不溶なCyDポリマー粒子(粒径50~100 μm)を調製した。得られたCyDポリマー吸着剤と従来のカチオン性吸着剤とのLPS選択吸着能をバッチ法により比較した。その結果、カチオン性吸着剤は、生体環境下に近い水溶液の条件下で、高いLPS吸着能を示したが、LPSと同様に負に帯電するDNAも吸着した。一方、γ-CyD(キャビティ内径:0.85 nm)を20 mol%含有するγ-CyD/HMDI (20/80)吸着剤は、pH 6およびイオン強度μ: 0.05~0.2の条件下で、LPSを含有するDNA水溶液からDNAを吸着することなくLPSを選択吸着でき、試料中のLPS残存濃度は0.1 EU/mL以下であった。
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  • 玉井 幸恵, 清水 智美, 永井 文乃, 熊谷 晶子
    原稿種別: 抄録
    15 巻 (2015) 1 号 p. 33-38
    公開日: 2015/03/31
    ジャーナル フリー
    唾液は、血液に比し、非浸襲、安全に採取でき、特にストレス研究において注目されている。唾液ストレスマーカーとして、α-アミラーゼ活性やクロモグラニンAが知られているが、これらの研究は急性期ストレスに限られ、長期的ストレス状態緩和での研究はほとんどなされていない。今回、海岸ウォーキングストレス緩和法について検討した。唾液アミラーゼ活性、血圧測定、ストレス心理テストをウォーキング前後で実施した。約40名の唾液サンプルのうち、アミラーゼの活性がウォーキング後に低下していた3サンプルについて、解析を試みた。唾液アミラーゼ分子について抗体を用いウェスタンブロッティング、ドットブロット分析を行った。これらの結果から、アミラーゼ活性の減少は、唾液腺からの分泌低下というより、別の因子による可能性が示唆された。現在、これらバイオマーカーに関してプロテオーム解析を継続中である。
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  • 小川 由起子, 藤井 佑樹, 菅原 栄紀, 細野 雅佑, 立田 岳生, 仁田 一雄, 小出 康裕, Hasan Imtiaj, 大関 泰裕
    原稿種別: 抄録
    15 巻 (2015) 1 号 p. 39-45
    公開日: 2015/03/31
    ジャーナル フリー
    ウシガエル未受精卵に発見されたシアル酸結合レクチン (SBL) は、リボヌクレアーゼ活性を有し、がん細胞特異的に細胞に傷害を与える、興味深い作用を持ったレクチンである。SBLがマウス白血病P388細胞に起こした細胞死は、細胞表面のシアル酸を除くと失われ、がん細胞表面糖鎖のシアル酸を持つリガンド糖鎖との結合が必須と判明した。SBLはリガンドに結合すると細胞中のカスパーゼ-8とカスパーゼ-3を活性化させ核の凝縮とDNAの断片化を起こし細胞死に至らせることを証明した。細胞表面のスフィンゴ糖脂質リッチマイクロドメインに含まれる熱ショックタンパク質 (Hsp70、Hsc70) はSBLによるアポトーシス実行の直前に増加し、SBLと相互作用し本分子がSBLのアポトーシスに関与することを示した。リガンドを含むこれら結合分子の特定の重要や、糖鎖創薬としてのSBLの実用可能性への期待を言及した。
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随想
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