日本女性科学者の会学術誌
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16 巻 , 1 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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Review
  • Kazue Kurihara
    原稿種別: Review
    16 巻 (2016) 1 号 p. 1-6
    公開日: 2015/09/05
    ジャーナル フリー
    Liquids confined in molecular-scale spaces show remarkably different properties from those of the bulk state due to the spatial limitation and the interactions between the liquid molecules and solid surfaces. We have developed the resonance shear measurement (RSM) based on the surface forces apparatus (SFA) and applied it for evaluating the viscosity and lubricity of confined liquids. This method utilizes the resonance signal of the top mechanical unit that sensitively changes depending on the properties of the confined liquids, offering a method with high sensitivity and stability. This article reviews the principle of RSM and applications of the measurement for tribology by providing examples of water between silica surfaces and pheny ether lubricants between mica. The future use of the measurement is described.
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  • 岡村 恵美子
    原稿種別: Review
    16 巻 (2016) 1 号 p. 7-14
    公開日: 2016/03/29
    ジャーナル フリー
    Great attention has been paid to molecular dynamics of drug deliveries to lipid bilayer membranes as a primary stage of bioactivities in the cell. Lipid bilayer membranes are dynamic structures where molecules are moving and fluctuating under physiological conditions. Thus the mechanisms of drug deliveries are considered to be relevant to such dynamics in soft, fluid membrane interface. To gain insight into molecular motions and fluctuations in membranes, methods are critical factors to be developed. In this review, a noninvasive strategy to monitor dynamic properties of drugs and lipid membranes is introduced. By applying multinuclear high-resolution solution NMR in combination with the pulsed-field-gradient (PFG) technique, dynamic aspects of drug deliveries have been quantified without undesirable perturbation of the system. Special focus is on how much and how fast drugs are bound to the membrane, and how fast drugs are moving within the membrane in situ by using lipid bilayer vesicles as model cell membranes. An anticancer 5-fluorouracil, a fluorinated derivative of an endocrine disruptor, bisphenol A, a neuropeptide enkephalin, and an anesthetic sevoflurane are compared as a model drug. The effect of cholesterol on deliveries is also discussed in relation to the dynamics in membranes.
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総説
  • 岩倉 いずみ
    原稿種別: 総説
    16 巻 (2016) 1 号 p. 15-22
    公開日: 2016/03/29
    ジャーナル フリー
    化学反応遷移状態を計測したいと思ったことはありませんか?人間の目で直接観測できない高速な現象を、高速ストロボを用いて可視化するように、化学反応に伴う結合生成過程や結合開裂過程を計測することは、化学者の夢でした。分子振動周期よりも十分に短い可視5-fsパルス光の出現により、分子振動変化を振動の実時間で計測することが可能になった。その結果、光反応に伴う分子構造変化を分子振動の瞬時瞬時の周波数変化として直接計測できるようになった。しかし、より一般的な熱反応遷移状態の光計測は課題として残されていた。本研究では、可視5-fsパルス光による誘導ラマン過程を利用することで、フェムト秒の時間領域で電子基底状態において液相分子の熱反応を瞬時に開始する手法(コヒーレント分子振動励起反応)を開発した。さらに、光反応のみならず、熱反応に伴う分子構造変化をも光計測したので報告する。
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  • 山越 葉子
    原稿種別: 総説
    16 巻 (2016) 1 号 p. 23-30
    公開日: 2016/03/29
    ジャーナル フリー
    光増感性や金属内包性などの特異的な物理化学的特性を有し、光線力学療法における増感剤あるいはMRIの造影剤の基本骨格としての可能性のあるフラーレンを実際に医薬品として応用可能にするため、水溶性のマテリアルを複合体化・誘導体化により調製した。すなわち、安全な水溶性ポリマーであるPVP(ポリビニルピロリドン)あるいはPEG(ポリエチレングリコール)を用いてフラーレンを修飾し、その物理化学的特性や生物活性について検討した。
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Original Article
  • 鈴木 麻希, 藤尾 克彦
    16 巻 (2016) 1 号 p. 31-34
    公開日: 2016/03/29
    ジャーナル フリー
    以前の研究において、0.22 mol kg-1アルカリ金属イオン存在下でのdodecanoyloxymethyl-18-crown-6 (C11Φ6) の臨界ミセル濃度(CMC)が、18-crown-6環の孔径と同じイオン直径を持つKのとき最大であり、陽イオンの直径が孔径から離れるにつれて減少することを示した。本研究では、C11Φ6よりCMCが高いoctanoyloxymethyl-18-crown-6 (C7Φ6) を用い、クラウンエーテル界面活性剤のCMCのアルカリ金属イオン直径に対する依存性がクラウン環の陽イオンの選択包接に起因することを確かめるために、アルカリ金属イオン存在下のC7Φ6溶液の電気伝導度を測定して、C7Φ6/アルカリ金属イオン錯体の安定度定数を求めた。その結果、C7Φ6/アルカリ金属イオン錯体の安定度定数は予想通りKのとき最大で、陽イオン直径が孔径から離れるほど減少することが分かった。C7Φ6は18-crown-6より大きな安定度定数と低い陽イオン選択性を持っていた。このことから、C7Φ6のクラウン環とアルキル鎖を繋ぐ連結部分にあるカルボニル基の酸素原子もアルキル金属イオンとの錯形成に関与していることが示唆された。
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トピックス
  • 水間 玲子
    原稿種別: トピックス
    16 巻 (2016) 1 号 p. 35-40
    公開日: 2016/03/29
    ジャーナル フリー
  • 功刀 由紀子
    原稿種別: トピックス
    16 巻 (2016) 1 号 p. 41-46
    公開日: 2016/03/29
    ジャーナル フリー
    日本女性科学者の会では、内閣府男女共同参画局との協働により、女子生徒の理系進学促進に関わる啓発事業を推進している。その活動の中で、女子生徒が理系で興味を持つ分野には、明らかな偏りが存在することに注目した。多くの女子生徒が興味を示す分野は、生物、生命系であり、工学系分野への興味は低い。この偏りは、結果として女性研究者の活躍する分野の偏りへ反映されることになる。
    この偏りの発生要因について、男女の生得的性差を挙げる言説もあるが、一方でロールモデルとなる女性研究者の前例が少なく、結果として女子生徒への情報提供や魅力の紹介が貧弱となっていることが挙げられる。より効果的な理工系への進学促進を啓発するためには、幅広い進学分野選択を促進する方法論の開発が必要であろう。
    一方、このような性差に基づく偏りについて、ジェンダーイノベーションの提唱が注目される。
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随想
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