日本女性科学者の会学術誌
検索
OR
閲覧
検索
8 巻 , 1 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
総説
  • 吉田 絵里
    原稿種別: 総説
    8 巻 (2007) 1 号 p. 1-12
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
    分子内に溶媒不溶部を持たず分子的に完全に溶解している“非両親媒性高分子”に対して自己組織化を起こさせる新規なミセル形成法について紹介する。1,4-ジオキサン中では非両親媒性高分子であるポリ(4ビニルフェノール)-block-ポリスチレンジブロック共重合体は、単独では自己組織化を示さないが、α,ω-ジアミンの存在下では球状ミセルを形成する。このミセルは良好な感熱応答挙動を示し、温度により解離再形成が可逆的に制御される。また、臨界ミセル濃度は共重合体濃度ではなく、自己組織化の誘発物質であるジアミン濃度により決定される。このミセル形成を利用すればさまざまな分子設計が可能である。例えば、両親媒性高分子からは合成が難しいクルーカットミセルやランダムブロック共重合体ミセルを容易に得ることができる。これらの特徴を染料のナノ粒子化に応用した例についても述べる。
    抄録全体を表示
  • 堀 純子
    原稿種別: 総説
    8 巻 (2007) 1 号 p. 13-18
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
    眼は、脳や生殖器官と同様に、臓器機能を温存するために炎症が自動制御される性質すわなち免疫特権(immune privilege)が備わっている特殊な臓器である。角膜移植モデルを用いて、眼の免疫特権の分子機構を解析し、臨床における治療に応用することが可能である。角膜組織の同所性または異所性移植モデルを用いて、角膜を構成する各細胞層が各々異なる免疫特性を有することを示した。免疫原性は角膜上皮細胞と実質細胞に由来するが、免疫特権は角膜内皮細胞に由来する。角膜内皮細胞に恒常発現するCD95LとB7-H1が角膜内に浸潤する炎症細胞にアポトーシスを誘導して眼局所における免疫抑制を担っている。臨床への応用として、ドナー角膜上皮を宿主由来上皮に置換して移植することにより、拒絶のハイリスク宿主においても抗原感作と拒絶を回避でき、移植片の長期生着を得ることが可能である。
    抄録全体を表示
  • 藤田 礼子
    原稿種別: 総説
    8 巻 (2007) 1 号 p. 19-25
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
    メタセシス反応は、多重結合が開裂し新たな多重結合が再生する反応である。Mo-とRu-カルベン錯体が開発されて、メタセシス反応が有機合成の有用な手段として確固たる地位を築いた。メタセシス反応は、1:閉環 2:クロス 3:開環 4:エニン 5:ジインに五大別される。
    抄録全体を表示
原著論文
症例報告
  • 東 有紀, 大松 裕明, 根橋 紫乃, 長谷川 里砂, 吉崎 卓, 沼井 毅
    原稿種別: 症例報告
    8 巻 (2007) 1 号 p. 33-36
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
    脳動静脈奇形(arteriovenous malformation, AVM)は、妊娠中稀に頭蓋内出血を併発することが知られている。今回われわれはAVM破裂による頭蓋内出血をきたした妊婦に対し、開頭AVM摘出術の麻酔症例を経験したので報告する。症例は31歳の女性、妊娠17週で頭痛を主訴に近医を受診した。頭部CT検査で、左被殻出血と脳室内穿破を認めたため、同日当院へ転送となった。妊娠19週1日に開頭AVM摘出術が施行された。麻酔方法は、プロポフォール、ベクロニウムで麻酔を導入し、維持には酸素(FIO2 0.5)、笑気(50% 以下)およびセボフルラン(0.5-1.0%)を使用した。術中、血圧は一過性上昇を除き良好に維持し、PaCO2は27-35 mmHgに管理した。麻酔覚醒後の経過は良好で、術後161日、40週2日正常経膣分娩にて女児を出産した。
    抄録全体を表示
事例報告
  • 祖父江 かおり
    原稿種別: 調査報告
    8 巻 (2007) 1 号 p. 37-42
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
    本研究では、従業員の業務の自律性とワークライフ・バランスを促進させるための組織風土に着目して調査票の設計をした。また、調査票の信頼性の確認をおこなうために、人事担当者に対して予備調査を実施した。予備調査の対象組織は情報系企業Xと自治体Yであった。信頼性係数は1.00となった。
    組織風土に着目したのは、柔軟な就業形態の導入率は高まっているのにもかかわらず、その運用が十分になされていないためである。柔軟な就業形態を取得することが当然視されている職場や業務分担の工夫が女性の就業継続に寄与するものと考えられる。
    抄録全体を表示
レポート
  • 荒谷 美智
    原稿種別: レポート
    8 巻 (2007) 1 号 p. 43-55
    公開日: 2011/10/13
    ジャーナル フリー
    The Society of Japanese Women Scientists (SJWS) has long discussed, since its initial proposal by Prof. M. Suziki (President 1999-2003) and continued by Prof. M. Sasaki (President 2003-2007), introducing a position of Science Communicator, who could play a role in communicating the science world to the public, and how they should be selected and registered.
    Some universities have opened master and doctor courses for science communication under the name of science interpreter and science mediator. The targets of these courses are mainly the young. However, the targets of SJWS discussion are generally of retirement age over sixty years old.
    Culminating from these long and sincere discussions, a new system of SJWS Science Communicator has been created and I was registered as the first SJWS Science Communicator by Prof. N. Oshima (President 2007- ) in June, 2007.
    A case report will be made here on science communication, as a regional collaboration, at a nuclear energy site (Rokkasho, Aomori). This will especially focus on methodology for the purpose of coexistence between the public and scientists in the regional society.
    抄録全体を表示
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
feedback
Top