巻号一覧
後続誌
19 巻 (1977)
- 4 号 p. 315-
- 3 号 p. 257-
- 2 号 p. 170-
- 1 号 p. 1-
19 巻, 4 号
選択された号の論文の7件中1～7を表示しています
- |<
- <
- 1
- >
- >|
-
吉川 章彦, 速水 誠1977 年 19 巻 4 号 p. 315-316
発行日: 1977年
公開日: 2010/06/04
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1245K) -
大熊 守也1977 年 19 巻 4 号 p. 317-330
発行日: 1977年
公開日: 2010/06/04
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (5488K) -
坂本 邦樹, 宮川 幸子, 吉岡 順子, 石井 啓正, 林 宏治1977 年 19 巻 4 号 p. 331-335
発行日: 1977年
公開日: 2010/06/04
ジャーナル フリー尋常性天疱瘡4例, 落葉性天疱瘡1例および紅斑性天疱瘡1例から得た血清を用いて, 螢光抗体法間接法を行なった。螢光標識抗体として免疫グロブリンの軽鎖であるラムダ鎖とカッパ鎖に対する抗体を用いて, それぞれのSubstrateに対する結合部位を検した。結果は病型による差はほとんでなく, ラムダ鎖が表皮上層の, カッパ鎖が表皮下層の細胞間物質と親和性のあることを見た。要之, 天疱瘡の病型差は免疫グロブリンの軽鎖によって決定されるという証は得られなかった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (963K) -
濱田 稔夫, 斎藤 忠夫1977 年 19 巻 4 号 p. 336-345
発行日: 1977年
公開日: 2010/06/04
ジャーナル フリーHairlessマウス皮膚の脱毛過程および嚢腫形成を表皮および毛髪の表面, 表皮剥離標本の裏面および真皮側, さらに皮膚割面などについて光顕像と対比しながら, 走査型電顕で観察した。脱毛期に入ると毛孔部に裂隙をみ, 毛管は開大する。その結果として, 毛嚢の短縮化を来たす。脱毛孔は角質片が層状をなして不規則な噴火口様を呈する。これらの毛孔は日時がたつにつれて角質板でみたされるようになるが, ところどころ皸裂様に残っている。表皮裏面には毛嚢がほぼ線状に並んで真皮に突出しているが, 脱毛後, 漸次太く短かくなり, 滑らかな丸みを帯びて皮脂腺形成を思わせる。完全脱毛終了後, 短縮毛嚢から分離して, 旧毛球部の位置に残存した毛嚢上皮細胞塊が漸次, 嚢腫を形成するが, これらの短縮毛孔, 上皮性嚢腫の内部構造も併せて供覧し, 私見を述べた。生下時よりanagenにかけてはhairyマウスの所見と変るところはない。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5327K) -
自験例52例を含む本邦の本州以南における報告例について高橋 邦明, 浅井 芳江, 中野 和子, 庄司 昭伸, 山本 哲雄1977 年 19 巻 4 号 p. 346-356
発行日: 1977年
公開日: 2010/06/04
ジャーナル フリー1973年7月より1977年1月までに経験したM. canis感染症52例を統計的に考察し, 1976年末までの本州以南の報告例に自験例を加えた397例と比較検討した。年令では10才未満, 性では女に多く, 男はほぼ全例10才未満であったが, 女は各年令層にみられた。部位では1型 (被髪頭部)・II型 (被髪頭部以外)・III型 (両者) に分けて検討し, 頻度はII型>I型>>III型でIII型の少ないのが目立ち, I・III型はほぼ全例10才未満であつたが, II型は各年令層にみられ女に多かった。発症月別頻度では一定の傾向はなく, 感染源では猫が多く, 家族内発生頻度もかなり高かった。以上は自験例, 本州以南例共ほぼ同じ結果であったが, 同一感染源による発症例の各組における部位では, 自験例では2つ以上の部位型にわたって症例の存在する組はなかったが, 本州以南例ではそのような組が少ないながら認められた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1348K) -
畑 清一郎1977 年 19 巻 4 号 p. 357-361
発行日: 1977年
公開日: 2010/06/04
ジャーナル フリー本症は夏期, 中年男性の躯幹に好発し遠心性に拡大する傾向を有する紅色小丘疹の集簇より成る皮膚疾患で, 再発をくりかえすことが多い。
3年前より夏期になると腹部に本症の再発をくりかえす66才男性の1症例を報告する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1558K) -
濱田 稔夫, 斎藤 忠夫1977 年 19 巻 4 号 p. 362-370
発行日: 1977年
公開日: 2010/06/04
ジャーナル フリーDiflucortolone valefate0.1%含有W/O型乳剤性基剤のクリームを接触皮膚炎4例, 貨幣状皮膚炎5例, 急性湿疹2例, アトピー皮膚炎6例, 神経皮膚炎3例, 慢性湿疹4例, 脂漏性皮膚炎4例, 尋常性乾癬4例, 痒疹1例, 多型滲出性紅斑1例, 慢性円形状エリテマトーデス1例の計35例にopen studyで治療効果を検討した結果, 全般に優れた成績が得られ, 本クリーム基剤は湿潤性の急性期の皮疹にも効果的であり, 幅広く使用し得ることが実証された. 一部O. D. T.を行ない, 単純塗擦より優れた結果を示した. 副作用はまったくみられなかった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4205K)
- |<
- <
- 1
- >
- >|