皮膚
Online ISSN : 1884-541X
Print ISSN : 0018-1390
ISSN-L : 0018-1390
29 巻 , 4 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 渋谷 京子, 吉川 邦彦, 黒田 守
    1987 年 29 巻 4 号 p. 691-692
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 安原 稔
    1987 年 29 巻 4 号 p. 693-694
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 宮崎 孝夫
    1987 年 29 巻 4 号 p. 695-696
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 本間 真
    1987 年 29 巻 4 号 p. 697-698
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 本間 真
    1987 年 29 巻 4 号 p. 699-700
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 森田 秀樹, 夏秋 優, 山縣 正治
    1987 年 29 巻 4 号 p. 701-711
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    兵庫医大皮膚科学教室で行われた実験で得た成果に基づいて, 接触過敏反応について綜説し, 実験成績のもつ臨床的意義について言及した。
  • 第VIII因子, Weibel-Palade顆粒の検討
    浅野 翔一, 森田 秀樹, 宮崎 孝夫, 遠藤 秀彦
    1987 年 29 巻 4 号 p. 712-716
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    足底皮膚には他の部位の皮膚と異り, 真皮中に管壁の厚いリンパ管が存在することが光顕及び電顕的に確認された。さらに, この様なリンパ管の内皮は第田因子関連抗原陽性を示し, 電顕的にはWeibel-Palade顆粒の存在が証明された。
  • 山田 正之, 足立 準, 滝尻 珍重, 小嶋 益子, 青木 敏之
    1987 年 29 巻 4 号 p. 717-721
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    アトピー性皮膚炎 (51人) と蕁麻疹 (33人) の患者に痒みについての種々の質問を含む簡単な調査表を渡し, 経験する痒みについて回答してもらった。痒みの程度, 痒みの起こる度合, 痒みを起こす因子のうち緊張, 休息, 就眠, 入浴, 食事および運動, 掻く頻度, 痒みの眠りへの影響などは, 両群間に統計的に有意の差はなかった。しかし次の3つの点において両群間に有意差が認められた。
    1. アトピー性皮膚炎では痒みの起こる時間が決まっていなかったのに比べて, 蕁麻疹では夕夜間に多かった。2. アトピー性皮膚炎では蕁麻疹よりも発汗時に痒みが起こることが多かった。3. アトピー性皮膚炎の痒みは掻いてもなかなか収まらなかったのに比べて, 蕁麻疹の痒みは掻けばかえってひどくなった。1. は夕と夜間を区別して再検討するを要し, 2. はアトピー性皮膚炎と汗との強い関連を示すものとして重要で, 3. はそれぞれの疾患の痒みの病態を示すものとして興味深いものと思われる。
  • 寺尾 淳子, 北島 淳一, 林 庸一郎, 小林 裕美, 濱田 稔夫, 高橋 邦明
    1987 年 29 巻 4 号 p. 722-726
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    78歳, 男性。躯幹, 四肢に, 辺縁に小水疱を伴う浮腫状の環状紅斑性皮疹が出現し, 激しい掻痒感を伴う。病理組織学的には角層下水疱と表皮内のeosinophilic spongiosisを示し, 免疫組織学的には表皮細胞間にIgGとC3の沈着を認める。天疱瘡の一型と診断し, prednisolone内服にて治療開始したところよく反応し, 早期に皮疹は消退した。herpetiform pemphigusと称されるこのようなDuhring疱疹状皮膚炎を思わせる天疱瘡について文献的考察を加えた。
  • 村松 勉, 坂本 邦樹
    1987 年 29 巻 4 号 p. 727-731
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    1939年, 中條が “凍瘡を合併せる続発性肥大性骨骨膜症” として報告した2症例と同様の症状を有する10歳男子 (症例1) および11歳男子 (症例2) 例を報告した。症例1では両親が血族結婚であり, 両症例とも指趾は肢端肥大症様症状を示し, 主に冬期に顔面, 四肢に凍瘡様紅斑が出現し, また, 頬がこけ, 口唇が厚く, 鞍鼻で耳介がやや大きいなど特有の顔貌を呈す。両症例とも骨膜の肥厚はみられず, その要因とされる心肺系の異常もみられないことより, 本疾患は先天性の素因をもとに発症する系統的疾患と解し, 一症候群とみなすのが妥当であると考えた。症例1においてはDDSの投与により凍瘡様紅斑の著明な改善が認められた。
  • 沢辺 元和, 古川 雅祥, 濱田 稔夫
    1987 年 29 巻 4 号 p. 732-736
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    症例は35歳, 男性。出生時より, 右乳房下方と左乳房下方に, 1ヵ所ずつ類円形の淡褐色斑が存在しており, 初診時右乳房下方約3cmの所に20mm×10mmの, 左乳房下方約9cmの所に15mm×5mmの, 肉眼的に乳房に類似した類円形で境界鮮明な扁平な茶褐色の皮疹を認め, その中心部には黒褐色の乳頭様構造を, 周辺部には発毛を認めた。組織学的には, 表皮のpapillomatosisと基底層のメラニン顆粒の増加, また真皮中層に束状に散在する平滑筋組織と真皮下層にやや拡張した乳管を認めた。更にその母と次女にも同症を認めた。母は両側腋窩に1ヵ所ずつ, 次女では左乳房下方に1ヵ所存在し, それぞれ乳頭様構造を認め, いずれも臨床的に副乳と診断した。
  • 加藤 晴久, 辻 卓夫, 沢辺 元和, 濱田 稔夫
    1987 年 29 巻 4 号 p. 737-747
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    Angioma serpiginosumの2例を報告した。今回我々は28歳男子, 15歳男子の本疾患の電顕的観察を行い, 血管壁の微細構造につき検討を加えた。2例において, 真皮上層の毛細血管の増生, 拡張ならびに血管壁の中等度の肥厚が認められた。血管内皮細胞は, 大きな円形の核を有し, 血管壁に突出するように存在し, 周皮細胞の数も増加し, 細胞質内に貪食物と考えられるelectron denseな物質を認めた。1例においては肥厚した血管壁は内層の同心円状に配列するやや幅の広い基底膜, ならびにその間を満たす不定形物質, および外層の血管と平行に走る膠原線維束から構成されていた。一部では隣接する血管が共通の壁を有していたことより血管の蛇行が示唆された。また, 他の1例では, 血管壁はやはり2層構造をとるが, 外層はamorphous substanceから成っていた。
  • 小林 博人, 石崎 宏, 武田 行正, 清 佳浩, 佐藤 喜一
    1987 年 29 巻 4 号 p. 748-752
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    乾癬患者6例に扁桃摘出術を施行し, 4例で著効, 1例で有効, 1例で無効の成績を得た。扁桃摘出術は種々の治療法に抵抗性の乾癬では適用が考慮されてもよい治療法である。
  • 古川 雅祥, 中川 浩一, 加藤 晴久, 染田 幸子, 寺尾 淳子, 國行 秀一, 小坂 啓子, 福田 道夫, 濱田 稔夫, 佐谷 誠
    1987 年 29 巻 4 号 p. 753-757
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    症例1: 22歳, 男性。ガソリンを使って機械を清掃中, 引火して両下肢の約90%にdeep burn, その回りと手掌部にdeep dermal bumを生じた。burn indexは34.5%であった。症例2: 23歳, 男性。シンナー常用中に引火し胸部, 腹部, 腰背部, 両大腿, 両前腕-手部にdeep burnを主とする火傷を受傷した。Bum indexは66%であった。症例3: 26歳, 女性。精神分裂症の既往がある。ガソリンによる自殺と考えられる全身熱傷で受傷した。健常部は頭部と膝関節背面のみでburn indexは90%であった。以上3例の重傷熱傷患者について報告すると共に, 受傷1週間-10日目の早期より2週間の間隔でデブリードメント, 遊離植皮を繰り返して行うこと, 遊離植皮はpatch gmftを用いること, air bedを使用して植皮片の生着率の向上と感染の防止をはかることの重要性を強調した。
  • 特にファモチジンの効果について
    西岡 和恵, 久本 和夫, 山田 健一, 麻上 千鳥
    1987 年 29 巻 4 号 p. 758-761
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    難治性の慢性蕁麻疹および皮膚掻痒症に対し, H1受容体拮抗剤としてヒドロキシジンを, H2受容体拮抗剤としてファモチジンとを用いその併用効果を検討した。その結果, 慢性蕁麻疹の7例中6例, 皮膚掻痒症の4例中2例において, ヒドロキシジン単独投与にくらベファモチジンを併用した方が有用と認められ, 今後試みられるべき優れた治療法と思われた。
  • placeboを対照とした多施設二重盲検法による比較試験
    ヨクイニンエキス散研究班
    1987 年 29 巻 4 号 p. 762-773
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    ヨクイニンエキス散の伝染性軟属腫に対する有用性を検討するため, placeboを対照とし, 二重盲検群間比較試験を実施した。試験期間は12週で, 体重30kg未満は6g/1日, 体重30kg以上は12g/1日を連日経口投与した。有用度および試験開始後4週時の結節残存率において本剤はPlaceboに比し優れる傾向であった。層別解析の結果では, 男児で有意に優れ, さらにアトピー性皮膚炎合併群では優れる傾向が見られた。
    副作用はヨクイニンエキス散で2例, Placeboで1例を認めたがいずれも軽微であった。
    以上より, ヨクイニンエキス散は伝染性軟属腫に対し安全かつ有用な薬剤であると結論した。
  • 高田 任康, 永井 寛, 大熊 一朝, 竹村 司
    1987 年 29 巻 4 号 p. 774-782
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    (1) 乾燥性皮膚疾患に対して四物湯 (しもつとう) を服用せしめ, その時の水負荷試験を角層水分量測定装置を用いて経時的に測定した。
    (2) 肩及び前腕の有効例では水分保持能が有意に上昇していた。
    (3) 測定結果と臨床所見の経時的変化はおおむね一致し, ステロイド外用剤の使用量をへらすことができた。
    乾燥性皮膚疾患では表皮が乾燥, 落屑し掻痒を伴う。これを掻破することにより湿疹化を起こし, 苔癬化病巣へと進行して湿疹化が更に進行する悪循環が認められる。このような状態の皮膚の表皮角層の保湿能は正常のそれと比較すると劣っていると想像される。この乾燥状態を改善する薬剤は今まで外用剤に頼っており, 内服剤での改善はほとんど知られていない。
    我々の経験では四物湯を乾燥性皮膚疾患に使用すると乾燥した皮膚に潤いが生じ, 掻痒が減少し, ある程度湿疹化が抑制される場合が少なからずある。
    今回, 我々が田上らが開発した表皮角層水分量測定装置を用いて四物湯服用前後の水負荷試験を正常人及び乾燥性皮膚疾患患者等に施行した。その結果, 臨床所見の改善された症例では四物湯服用後の吸水能及び水分保持能の改善が得られ, 臨床効果と皮膚の水負荷試験の成績とが極めて対応していた。
feedback
Top