バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
33 巻, 2 号
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解説
研究
  • 平手 庸介, 大日方 五郎, 長谷 和徳, 中山 淳, 金泳 佑
    2009 年 33 巻 2 号 p. 134-141
    発行日: 2009年
    公開日: 2016/04/19
    ジャーナル フリー
    現在,表面筋電位によるヒューマンインタフェースは様々な形で応用されている.これを今後より一層進歩させるためには,表面筋電位から人間の動作を正確に検出し,再現できるような技術が求められる.本研究では,近年,多次元信号の解析手法として注目され,脳研究の分野で盛んに用いられている独立成分分析を表面筋電位に適用した.浅指屈筋,長母指屈筋近傍に 4チャンネルの表面電極を配置し,指の屈曲動作時の表面筋電位を計測し,独立成分分析を適用することで,各指の屈曲動作に関連する信号を抽出することができた.これを利用することで,第 1指から第 4指の屈曲動作の識別を行った.さらに,抽出された成分から各指が発揮させた力の大きさも分離,推定できる可能性を示した.
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