バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
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研究
  • 今井 公暉, 郷原 大晴, 宮崎 輝光
    2026 年50 巻1 号 p. 44-54
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/04/08
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,8 名の男性ウインドサーフィン選手を対象に,マストパンピング時における上肢および下肢関節の屈 曲伸展運動を記述し,それらの関節運動がブームの動きに与える影響を検討することであった.上肢下肢の関節角度の時系列データから,ブームの動きに同期して屈曲伸展運動を示していた.さらに,各研究対象者において,ブームの可動域と関節角 度の変化量の関係性を単回帰分析により検討したところ,すべての選手に共通する関節は確認されなかった.有意な個人内の関係性が認められた関節においても,その回帰傾向は選手によって正・負に分かれていた.これらの結果から,ブームの動きに影響する関節運動は,選手ごとに異なる可能性がある.
  • 井上 祐希, 矢吹 佳子, 山野井 佑介, 出井 裕司, 白 殿春, 雍 旭, 景 暁蓓, 横井 浩史
    2026 年50 巻1 号 p. 55-62
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/04/08
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,体形の変化により断端周径が変化しても適応可能な筋電義手ソケットの開発である.筋電義手使用者 の体調や成長による前腕断端部の周径の変化は,断端のソケットへの挿入の不具合や,断端と筋電位センサの接触不良を引き起こし,筋電義手の操作性を低下させることがある.通常,従来の筋電義手ソケットにおいては,その時点の周径や断端の状態に合わせてソケット形状を変形させることで対応するが,変形部に皮膚が挟み込まれ,ソケットを装着することが困難にな ることがある.そこで,本研究では,緩衝ワイヤを用いて変形部と皮膚の直接接触を防ぎ,皮膚の挟み込みを抑制する設計を 提案する.ソケットの内圧,筋電位の取得,ヒアリングによる評価結果から,断端周径の変化に適切に対応し,皮膚の挟み込 みが抑制されていることが確認された.
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