日本咀嚼学会雑誌
Online ISSN : 1884-4448
Print ISSN : 0917-8090
ISSN-L : 0917-8090
18 巻 , 1 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • メタボリックシンドローム予防の観点から
    広田 孝子
    2008 年 18 巻 1 号 p. 2-6
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 山田 好秋
    2008 年 18 巻 1 号 p. 7-11
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
  • 成田 紀之
    2008 年 18 巻 1 号 p. 12-21
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    The prefrontal cortex (PFC) is involved in movement execution, sensory processing, cognition, memory, and learning. Notably, chewing-related PFC activity is not fully understood in regard to its critical participation in orofacial sensorimotor functions. In the present study, we attempted to clarify the following aspects: 1) involvement of chewing-related activation of the PFC in movement execution and programming, and sensory processing, 2) effects of chewing imagery on PFC activation, 3) functional significance of oral sensory input on PFC activity, 4) efficacy of prosthodontic treatment for activating the prefrontal cortex, and 5) functional characteristics of chewing-related PFC activity in patients with psychiatric disorders and occlusal dysesthesia. Eleven adult subjects (10 healthy, 1 with a psychiatric disorder) participated in this study. Near-infrared spectroscopy (HITACHI Medical Co., ETG-100) was used to determine the hemoglobin concentration ([oxy-Hb]) in the PFC. The task utilized was chewing gum (Lotte Co., Freezone), which was composed of 5 chewing trials, each conducted for 10 seconds. Deafferentation of oral sensory input was performed by applying lidocaine anesthesia into the unilateral inferior alveolar nerve. Our results for the five studied aspects are as follows. 1) Chewing-related PFC activity was indicated in the middle part of the dorsal PFC. 2) Chewing imagery activated the bilateral middle part of the dorsal PFC. 3) The right hemisphere was predominantly decreased in the post-anesthesia condition as compared with pre-anesthesia. 4) PFC activation was clearly initiated by wearing a partial denture prosthesis. 5) Chewing-related PFC activities in the subject with a psychiatric disorder showed a lower level of activation than in the healthy subjects. It is considered that the middle part of the dorsal PFC is involved in movement planning and execution, oral somatosensory processing, and sensorimotor integration in regard to chewing performance. Wearing a partial denture prosthesis activates the PFC, which might help to prevent cognitive and memory impairments in elderly individuals. Furthermore, patients with psychiatric disorders and persistent occlusal dysesthesia indicate that hypofrontality might be related to cognitive disruption of oral somatosensory input .
  • 石山 育朗
    2008 年 18 巻 1 号 p. 22-28
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    本研究は, 咬合力と体力との関連を明らかにすることを目的として, 特に疾患を有さず, 歯列に問題のない健康な若年女性79名を対象に, 咬合力の測定 (GM10) と文部科学省体力テスト (握力, 20mシャトルラン, 上体起し, 長座前屈, 立幅跳び, 反復横跳び) を実施した.さらに棒つかみ反応, 閉眼片足立ち時間を測定した.左右それぞれの実測最大値の平均値を最大咬合力とし, その分布の下位25パーセンタイル (45kgf, 441N) によって被験者を咬合力の強い群 (H) と弱い群 (L) に分i類して比較した.
    その結果, 強い咬合力の者は反応時間が短く, 強い握力であり, 全身持久力も優れていることが示された.また, 咬合力は反応時間 (r=-0.271), 握力 (r=0.344), シャトルラン (r=0.245) および1日の最大歩数 (r=0.235) と有意な相関係数が認められた.
    以上の結果から, 咬合力は体力レベルを評価する指標の一つとして使える可能性が示された.
  • 飼育飼料変更前後の自発運動量の測定
    岩崎 一生, 越野 寿, 平井 敏博
    2008 年 18 巻 1 号 p. 29-36
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    ラットにおける粉末飼料飼育が情動行動に及ぼすか否かを検討する目的として, 雄性ラット110匹を用い, 「固形飼料飼育群」と「粉末飼料飼育群」の2群を設定し, 自発運動量を測定した.
    水平的自発運動量について, 暗期において, 飼育飼料の違いによる群間比較を行った結果, 固形飼料飼育群に比して粉末飼料飼育群は有意に高い値を示した (p<0.05).明期においては, 固形飼料飼育群に比して粉末飼料飼育群は有意に低い値を示した (p<0.05).
    垂直的自発運動量について, 暗期において, 飼育飼料の違いによる群間比較を行った結果, 固形飼料飼育群に比して粉末飼料飼育群は有意に高い値を示した (p<0.05) が, 明期においては有意な差は認められなかった.
    17, 24週齢のラットについて, 24時間の連続観察による固形飼料飼育と粉末飼料飼育における水平的自発運動量について, ラットの行動パターンを定量的に評価するパラメータとして差分平均を用いて検討した.Mann-WhitneyのU検定の結果, 暗期における各週齢の水平的, 垂直的運動量の差分平均は粉末飼料飼育群のほうが固形飼料飼育群よりも, 有意に高いことが確認された.
    これらの自発運動量の測定結果から, 粉末飼育によってラットの暗期における運動量は増加し, 運動リズムが崩れていることが判明し, 咀嚼活動が情動行動に影響することが示唆された.
  • 江川 広子, 別府 茂, 八木 稔, 黒瀬 雅之, 山田 好秋
    2008 年 18 巻 1 号 p. 37-48
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    介護保険施設や在宅で, 介護を要する高齢者や心身に何らかの障害をもつ高齢者に食事を提供する際には, 咀嚼・嚥下機能を評価し, 食事形態を調整する必要があるが, 現状ではその評価基準が明確ではない.そこでこの基準を検討するため全国2000の介護保険施設 (介護老人福祉施設, 介護老人保健施設, 介護療養型医療施設) を対象に, 咀嚼・嚥下機能に障害のある入所者への食事提供の実態を調査した.
    アンケートは前回の調査結果をもとに作成し,(1) 施設の種類,(2) 回答者の職種,(3) 咀嚼・嚥下機能障害の判断項目,(4) 食事形態の決定者とした.咀嚼機能障害と判断する項目では「普通食が食べられない」, 「歯または入れ歯のある・なし」, 「もっと詳しく調べている」, 「その他 (自由記載) 」の項目を, 嚥下機能障害には「食事の場面」, 「食事中の`むせ'」ならびに「嚥下後の全身状態や専門家による診断」を設定した.回答結果は咀嚼機能障害では “嚼めない”, “義歯の不適合”, “歯の欠損で咀嚼が不自由” の回答と, 嚥下機能障害は “むせ” の回答が多かった.入所者の要介護度や人員基準の職種は施設により異なるが, 回答比率に施設の違いは認められなかった.またすべてではないが, 専門家が配置されていない施設でも食事担当者が口腔内をよく観察し, 咀嚼・嚥下機能障害に対応していることが推察された.介護保険施設や在宅では咀嚼・嚥下機能障害の評価基準として, 今回提示した項目が有用であることがわかった.
  • 吉村 美紀, 桑野 稔子, 船見 孝博, 西成 勝好
    2008 年 18 巻 1 号 p. 49-59
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2011/07/05
    ジャーナル フリー
    キサンタンガム (Xと表す) にジェランガム・ネイティブ型 (Gと表す) を加えた0.6wt%トロミ剤 (X: G=0.6: 0.0, 0.4: 0.2, 0.2: 0.4, 0.0: 0.6) のレオロジー的特性について, 流動特性, 動的粘弾性およびテクスチャー特性により検討した.トロミ剤は, ずり流動化流動であり構造のある液体のような挙動を示した.ジェランガムの混合比率が高いほうが, 弾性要素が高く, 付着性が増した.ジェランガム単独系 (X: G=0.0: 0.6) では弾性的なゲルに近い挙動を示した.また, トロミ剤 (X: G=0.6: 0.0, 0.4: 0.2, 0.2: 0.4) を添加したきざみ食の咀嚼性について, 若年者パネル (平均年齢20.9±1.1歳) と高齢者パネル (平均年齢73.3±8.7歳) により検討した.きざみ食の咀嚼回数と咀嚼時間は混合比率による有意差が認められなかった.若年者パネルによる官能評価より, X: G=0.6: 0.0のトロミ剤を添加したきざみ食が, 噛みやすく, 飲み込みやすく, 総合的に好ましいと評価された.また, 若年者パネルではX: G=0.6: 0.0の咀嚼周期が小さかった.高齢者パネルによる官能評価では, X: G=0.2: 0.4のトロミ剤を添加したきざみ食が, まとまりが良く, 噛みやすく, 飲み込みやすく, 総合的に好ましいと評価された.また, 高齢者パネルではX: G=0.2: 0.4の咀嚼周期が小さかった.これらの結果より, キサンタンガム・ジェランガム混合系トロミ剤のレオロジー特性が高齢者にとってきざみ食を飲み込みやすくすることが示唆された.また, 高齢者パネルの歯の状態が, きざみ食の咀嚼回数・咀嚼時間に影響を及ぼした.
  • 小泉 敦, 西村 豊, 神山 かおる
    2008 年 18 巻 1 号 p. 60-68
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    本研究は, 広い物性範囲から選んだおやつやおつまみとして食べられる食品の咀嚼特性を, 筋電図を用いて比較することを目的として行った.食品として, 皮付さきいか, ビーフジャーキー, チーズ鱈 (R), チーズかまぼこ, ピーナッツ, せんべい, ビスケット, グミ, えびせん, ポテトスナック (じゃがりこ (R)) を用いた.9名の成人被験者にランダムに提示したこれらの試料1.5gを自由に咀嚼させ, 左右の咬筋および側頭筋の筋電位を測定した.嚥下までの筋電図記録から, 咀嚼回数, 咀嚼時間, 総筋活動時間, 総筋活動量すなわち積分筋電位を得た.また各咀嚼動作ごとに, 筋電位振幅, 筋活動時間, 咀嚼周期, 筋活動量を得た.各食品の咀嚼中に起こるテクスチャーの変化を時系列で抽出するため, 一噛みあたりの筋活動は, 咀嚼全体の平均とともに, 咀嚼初期, 中期, 後期における値も計算した.
    咀嚼特性は咀嚼時間と一噛みあたりの筋活動量によってよく特徴づけられた.さきいかとビーフジャーキーは, 他の食品よりも一噛みあたりの筋活動量が大きく, 咀嚼時間もきわめて長かった.この2食品は, 総筋活動量が他の2倍並かそれ以上であった.チーズかまぼこは, 咀嚼進行に伴う一噛みあたりの筋活動量の低下が小さかったものの, いずれの咀嚼段階でも最小の筋活動量を示した.皮付さきいかは, 咀嚼中の一噛みあたりの筋活動量変化が10食品中で最も大きかった.皮付さきいかとビーフジャーキーは, 単位重量あたりばかりではなく, エネルギー量あたりの総咀嚼筋活動量も際だって高かった.
  • 野首 文公子, 榎木 香織, 石田 健, 森居 研太郎, 池邉 一典, 小野 高裕, 野首 孝祠
    2008 年 18 巻 1 号 p. 69-71
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 越野 寿, 平井 敏博
    2008 年 18 巻 1 号 p. 72-74
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 高橋 肇
    2008 年 18 巻 1 号 p. 75-76
    発行日: 2008/05/31
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 2008 年 18 巻 1 号 p. 91
    発行日: 2008年
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
feedback
Top