巻号一覧
22 巻, 1 号
選択された号の論文の6件中1～6を表示しています
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特集
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藤本 隆宏1988 年 22 巻 1 号 p. 2-20
発行日: 1988年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリー小論の目的は，先進国自動車産業を事例として，製品開発組織のあり方が開発の成果（パフォーマンス）にどのような影響を与えるかを検討することである．ここでは開発パフォーマンスの中でも特に「設計品質」，すなわちある商品が製品設計の段階でいかにターゲット顧客のニーズに適合しているかという側面に焦点を絞ることにする．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5101K) -
野中 郁次郎1988 年 22 巻 1 号 p. 21-29
発行日: 1988年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリー組織が市場との相互作用を通じていかなる知識を獲得するかは，組織に特有な「知」の方法論に負うところが大きい．ここでいう組織的な「知」の方法とは，組織に共有されている，知識の生成・変換・組み替えの明示的あるいは暗黙的な方法のことである．あるいは換言するならば，情報の創造・蓄積・改廃の方法である．各企業は，独自の「知」の方法を持ち，その方法によってもたらされる知識をもとに経営システムを構築する．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1872K) -
門田 安弘1988 年 22 巻 1 号 p. 30-44
発行日: 1988年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリー多段階の単一品種生産に適用した定期引取かんばん方式を研究．最小必要かんばん枚数（在庫量）の決定と，それに影響を与える生産諸条件の効果を分析．結論は，(1)在庫切れ率を20%以下にすれば，各工程のかんばん枚数は数学的公式で十分見積り可能．(2)どの水準の機械故障にも対応できる在庫上限が存在する．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3319K) -
――“セクター最適性”コンセプトと支援ツール――井上 一郎, 山田 善靖1988 年 22 巻 1 号 p. 45-60
発行日: 1988年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリー生産システムの柔軟性向上は今や最重要課題である．本稿では柔軟性向上には生産システムを，生産機械・人間・組織を含む総合体と認識する必要があること，さらに“セクター”の集合として把えることが不可欠であることを述べる．このセクター間／内における“最適性探求”行動は運用の際の評価活動により加速・強化されることを示す．さらにこの活動を支援するためのシステムの考え方を提案し，評価支援システムの構築，実施例に論及する．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2857K) -
――システムヘの“熟練の移転”と“関係の移転”――貫 隆夫1988 年 22 巻 1 号 p. 61-71
発行日: 1988年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリーFAやOAによって自動化が進めば生産の組織において人が人と接触する機会と必要性は少なくなる．これまで存在していた人と人との結合関係が自動システム内部の機能として吸収され，労働の孤立化が進むことに注目し，孤立化の諸要因について分析する．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2847K)
自由論題
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周佐 喜和1988 年 22 巻 1 号 p. 72-82
発行日: 1988年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリー現在，多くの多国籍企業は主要地域に事業拠点を設立し終え，これらの事業拠点の活動を全社的に調整して競争優位を獲得しようとしている．本稿ではかかるグローバル戦略の本質を経営資源の多国籍企業内部での移転と相互利用として捉え，かかる戦略の立案・実行を支える組織や管理システムのあり方について検討する．その際伝統的な経営計画による子会社活動の統制の問題に加え，海外子会社の経営資源蓄積についても言及する．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3319K)
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