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原稿種別: 表紙
p.
Cover1-
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
i-iii
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 目次
p.
iv-vi
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App1-
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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中川 良隆
原稿種別: 本文
p.
1-16
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App2-
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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橋本 正明
原稿種別: 本文
p.
17-
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App3-
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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野口 裕介
原稿種別: 本文
p.
19-
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App4-
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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北嶋 義弘, 栗田 健史, 佐藤 健司, 田島 哲二, 中澤 千春, 矢作 孝
原稿種別: 本文
p.
21-24
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
PMBOK(A guide to the Project Management Body of Knowledge : プロジェクトマネジメントの知識体系)における進捗管理手法の一手法としてEarned Value Management System : アーンドバリュー手法(以下EVMS)が採用されている。現在は, EVMSは進捗管理ツールとして日本のソフト開発の現場に十分浸透してはいない。しかし今後は, 更なるコスト低減が避けられない。そのような状況で, 今後, EVMSの必要性が高まっていくであろう。本報告では, プロジェクトマネージャがEVMSをソフトウェア開発におけるコストを物差しとしたプロジェクト進捗管理ツールとしてどのように活用できるかについて提案する。
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米花 幸男
原稿種別: 本文
p.
25-30
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
EVMによるプロジェクトマネジメントは, 定量的な進捗の管理を可能とし, また進捗状況からみたコストの推移状況が把握できる等, 数々のメリットがあるとされている。一方, システム開発においては, 政府報道発表の「情報システムに係る政府調達精度の見直し」で, 官公庁系のITプロジェクトの調達において, EVMの採用方向が示され, システム開発におけるEVM適用の必要性が求められるところとなっている。しかし, システム開発にEVMを適用しようとすると, 実務面では困難を感じる場合がある。特に困難を感じるのは, 計画フェーズよりも, 実際に進捗やコストのパフォーマンスを評価する実行フェーズにおいてである。システム開発は, ある程度設計を進めて, 実行レベルのWPが定義できるという, EVMを適用する上での特有の問題を抱えている。EVMを効果的に適用するためには, 作業レベルでも無理のない運用がはかれなければならない。本稿では, 実際のシステム開発においてEVMの適用を行なうにあたって, その困難と思われる部分とそれを現実的に解決する方法を検討し, 実用的なEVMのアプローチについて論じる。
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山本 美子
原稿種別: 本文
p.
31-34
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
e-businessが拡大し, 従来以上にお客様から短納期・低価格を要求されることが多くなったことから, CMMモデルを活用したプロセス改善活動の一環として, PMBOKによるプロジェクトマネジメントの実践を通し, 計画精度の向上とその確実な完遂を推進している。さらに, 効果的かつ効率的なプロジェクトマネジメントを目的に, 支援ツールの導入・普及も進めている。本稿では, MS-Projectをプロジェクトに導入・展開した際の利用者からの意見や疑問点を元に, PMBOKのタイムマネジメントの考え方に沿ったツール活用の勘所のポイント整備および, MS-Projectと連携したドキュメントリスト管理支援ツールの展開の改善事例を報告する。
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中西 全二
原稿種別: 本文
p.
35-38
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
現在、プロジェクトマネジメントの手法としては、米国PMIの提唱するPMBOKで採用されているクリティカル・パス法に代表される手法が主流にとなっている。近年、世界的に顕著な実績を上げ、日本でも注目を浴び始めたクリティカル・チェーン法によるTOC-プロジェクト・マネジメントは、従来の手法とくらべていくつかの際立った特長を持っている。本稿では、その特長に含まれている人間行動の特性について考察することにより、作業期間のバラツキ(遅延)についてみていく。プロジェクトの代表的な形態のひとつであるシステム開発において、この人間行動の特性を考慮することにより、納期短縮の新たな着眼点についても言及する。
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荒川 雅生, 小山 健, 大和田 昭邦
原稿種別: 本文
p.
39-40
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
制約理論を研究するのに、具体的な現場に適用して、その適用に当っての困難さはどんなところに存在するのかを実践してみる。実際の現場では必ずしも十分なデータが収集されているとは限らず、そのデータの中から何が律速段階であるかを想定する必要があり、その想定の根拠となるデータの加工、表現方法を工夫する必要が出てくる。そのことを前提とした上で、TOCの適用の本筋をはずさない展開はどうすべきかを小さなモデルとして展開してみることによって、TOCの効果の大きさを実証する。このモデルのTOCの適用過程を知って頂いて、TOCがかなり実用性があるということと、工夫のしようがあることを知っていただいたら幸いです。実際にこの小さな企業は部品生産平均日数が4.64日から1.41日まで短縮され、納期遅れは0となり、何よりも職場のあちらこちらに散在していた途中在庫品の山がなくなったことは大きい成果です。これによって部品調達の日は納品に近づけて行うことができ、材料在庫もだいぶ減ります。つまりキャッシュフローも大きく改善されます。この後は、工作機械の真の限界点をもう少し精度上げるために、詳細なデータをとりなおし、顧客に納期遅れを起こすことなく、全体受注量を何処まで増やせるかを実証できればと思っています。
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酒井 昌昭
原稿種別: 本文
p.
41-46
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクト・マネジメント(以下PMと略)は先人達の不断の努力によってPERTやEVA等の各種手法が導入され、最終的にはPM知識体系としてPMBOKやP2M等で共有化された。しかしながら、プロジェクトを計画通りに清々粛々と進めるのは容易ではない。現実のプロジェクトを取り巻く環境は更に厳しさをましてきている。それは「プロジェクトのリードタイム(L/T)短縮」や、「貴重なリソースの有効活用」という強い要請であり分野を問わず共通の課題である。筆者も長い間製品開発・設計プロジェクトに携わってきたが、正直それらの課題に明確に答えることは出来なかった。近年TOC-PMの内容を深く知る機会があり、そのアプローチの中に上記課題の解答がある事を確信しここにご紹介する。それは「製品開発のL/T短縮と、リソースの有効活用以外に、複数プロジェクトの具体的マネジメント」のソリューションも含んでいる。本稿では開発・設計プロジェクトのL/T短縮と言う切り口からTOC-PMの概要について述べる。
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丹羽 展男
原稿種別: 本文
p.
47-52
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ITシステム開発の上流工程では, 進捗管理が非常に難しいと言われている。その最大の理由は, 分析・設計の成果物単位の決定と全体作業量の把握・見積と品質保証が, 誰からみても明確な方法でできないからである。だが, この上流工程の作業と成果物の管理が正確に実施されないと, 上流工程の成果物の信頼性が低くなり, 以降の局面の作業やマスタースケジュールを大きく狂わせる結果になってしまうことになる。最近, お客様からITシステム開発プロジェクトの上流工程が遅れているが何処が問題なのか, 進捗がもっと明確に解かる方法がないかとの依頼があったため, 上流工程の作業を分析し対策を実施した。この内容を基に, ITシステム開発の上流工程での正確な進捗管理の方法を考察する。
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木野 泰伸
原稿種別: 本文
p.
53-56
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
米国国防省(DoD)の一機関であるDCMAが調達マネジメントについてまとめたガイドでは, 調達における品質を確保するために, リスク・マネジメントのプロセスに準拠した形で全体を構成している。そこで, 本稿では, そのガイドの中身, および, リスク・マネジメントと品質マネジメントの関連を確認し, リスク・マネジメントのプロセスを用いた品質保証について考察する。
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牛嶌 一朗, 川崎 健一, 塚本 秀明, 楠 裕行, 大須賀 年彦
原稿種別: 本文
p.
57-61
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトにおけるリスクの的確な把握は, リスクマネジメントを行う上での重要な要素となる。ソフトウェア開発の分野では, リスクヘッジのためのリソース配分を的確に行うため, リスクのレベルを明確化し, 複数プロジェクト間の相互比較を可能とする評価ツールが検討・展開されている事例がある。本稿では, そのような評価ツールとして, リスクヘッジに資するため, リスクを開発着手前の見積もり/引き合い段階から定量化・可視化し, その後の遷移についてのトレースを可能とするとともに, どのような特性のリスクが当該プロジェクトにおけるリスクの支配要因となっているかを容易に把握可能とするツールについての一提案を行う。
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小野 斎里, 越島 一郎, 梅田 富雄
原稿種別: 本文
p.
62-66
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトではスコープに関わるリスクが最も影響が大きい。このため, プロジェクトスコープに生じるリスクに対しては, リスクが内在する場所を早急に突き止め, 迅速にかつ適確に対応していかなければならない。本研究では, プロジェクトスコープの構造とその構造を通したリスクの伝播構造について報告する。
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鴻巣 努, 内田 道
原稿種別: 本文
p.
67-68
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本研究は, パーソナリティ得点を用いたチームビルディング手法について, 共同作業による心理実験をもとに, 提案を行ったものである。自己のパーソナリティおよびメンバの他者評価にはBig Five Modelを用いた。3回の実験を通じて, 各因子がどのように変化するかを調査した。
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田村 智幸, 田川 陽次郎, 長谷川 利治, 富澤 和美, 渡辺 浩一, 北川 博, 中條 貴幸, 西 康晴, 島田 さつき
原稿種別: 本文
p.
69-73
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
明確な目的をもって効率的に運営されるプロジェクトの出力は, 要員の能力や要員の数ばかりでなく, メンタルな側面によって変化する。本研究はプロジェクトの出力に大きく影響を与える一つの要因としてプロジェクト構成員のモチベーションに着目した。モチベーション維持にはコミュニケーションが重要であることに着目しコミュニケーションのモデルを提案し適切な方法を提案する。
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松本 あい子, 清水 貴也, 越島 一郎, 梅田 富雄
原稿種別: 本文
p.
74-79
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクト遂行において, チームメンバーは目的達成のために協力し, チームパフォーマンスを発揮しなくてはならない。本稿では, プロジェクトで遂行しなければならないタスクの特性とチームを構成するチームメンバーの個別的特性からチームのパフォーマンスを定量的に示すインデックス(TbpI : Task based Performance Index)を提案する。更に30チームを対象とした実験により。提案するインデックスの有効性を確認したので報告する。
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箱嶋 俊哉
原稿種別: 本文
p.
80-84
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
昨今, 単一のプロジェクトだけでなく, 複数のプロジェクト, あるいは企業全体に渡ってプロジェクトマネジメントの考え方を導入したり, 実際の業務をプロジェクト主体で進めようとしたりする動きが強まっている。こうしたプロジェクトマネジメントの適用範囲の拡がりと共に, 組織論や人材の育成といった視点からの研究は増えつつあるが, 実践する場においては何が必要とされるのであろうか。本稿では, プロジェクト間の協業の場-すなわちプラットフォーム(基盤)を情報系の観点から取り上げ, 社内で取り組んだ事例を踏まえて, プログラムマネジメントを成功させるための基盤構築に必要となる要件について考察する。
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芳賀 幸男
原稿種別: 本文
p.
85-88
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年の情報システム開発プロジェクトの特徴は短納期で高品質システムを構築することである。このためには, プロジェクト・チーム内でのコミュニケーションを確実にすることと, プロジェクト・メンバ以外の人の知識・知恵を活用することが重要である。コミュニケーション・マネジメントに焦点を当てたコラボレーション・ツールを電子メールを応用して開発した。本ツールをプロジェクト・マネジメント支援ツールとして適用した結果, プロジェクト内外で効果的なコミュニケーションを取れることが確認できた。
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治田 倫男
原稿種別: 本文
p.
89-91
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ここ数年間, 多くの企業において, 情報システム部門またはIT-ビジネスのアウトソーサーは, 膨大な情報システム(特にITアプリケーション・システム)を保守している。「保守」の困難な状況下で必要な「知識」を維持・拡張し, そして「保守」の品質, 効率を向上させていくことは最重要課題の1つである。本稿では, あるIT-ビジネスのアウトソーサーにおけるケース・スタディを通して, 「保守」に必要な「知識」を維持・拡張していくためにナレッジ・マネジメントを適用した1つの方法について述べる。
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鳥山 康見, 川田 晃, 石井 真司
原稿種別: 本文
p.
92-95
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
急激な技術革新、短納期化と低コスト化、そして高品質化が求められる中でプロジェクトマネージャの負荷と苦労はますます増加しつつあり、厳しい状況の中でリーダシップ力とモチベーションを向上させることが重要な課題になっている。そこで今回、当社のプロジェクトマネージャのリーダシップ向上とモチベーション向上についての研修への取り組みについて紹介する。
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原稿種別: 付録等
p.
App5-
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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中前 雅之, 藤原 良一
原稿種別: 本文
p.
97-101
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
弊社は, お客様に満足頂くことができる高品質のソリューションを提供し続けることを目的に, CMMをモデルとした継続的なプロセス改善を推進しており, レベル3を達成した事業分野も出てきた。しかし, プロジェクトメンバーの改善結果に対する満足度はまだまだ低く, 次の段階として, 計測データのフィードバックによる見積り精度の向上が求められている。本稿では, 見積り精度の向上を図るために弊社が取り組んでいる見積り手法の確立及び計測データの分析について紹介する。
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青木 孝則, 高橋 宗雄, 下村 隆夫
原稿種別: 本文
p.
102-106
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
オブジェクトポイント法に基づく工数見積りモデルを導出するための基礎データを得るため、クライアント/サーバシステム開発で収集された実際の工数データの統計的手法による分析を試みる。分析の結果、1)規模と工数の関係はほぼ線形であること、2)開発要員の経験と開発に使用する言語の種別が生産性に影響を与えていることを示する。
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島中 一俊, 古賀 順二
原稿種別: 本文
p.
107-109
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
開発プロジェクトの見積り根拠の候補として試験量(試験項目数)に注目して研究を行った。本研究において, 開発プロジェクトの生産管理データをプロジェクトの特性で層別して分析することにより, 結合試験の量と開発工数との間に強い相関が認められた。本論文では, 研究の調査結果の一部を紹介し, 新たなプロジェクト規模見積りソリューションとして見積り法の可能性について議論する。
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佐藤 直樹
原稿種別: 本文
p.
110-113
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
「言語環境プログラムへの移行」を一つのプロジェクトとしてとらえた場合, 他のプロジェクトと同様早い時期での作業計画の立案が重要である。本稿では情報不足の計画局面において, いかに作業計画の精度をあげるべきかを論ずる。又作業計画とテスト工程の関連についても論ずる。
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川崎 寿之, 本田 勝巳, 小山 明美
原稿種別: 本文
p.
114-118
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ISO9001の認証登録をしたけど効果が出ない, 形骸化しているという話を聞くことが多く, ISO9001の品質向上や組織のレベルアップに有効活用されていないケースがある。また, 形骸化を感じているが何から手をつけなければいけないかわからないという話もよく聞く。そこで, 効果と負荷(作業工数, 気持ち)を焦点とした「ISO適用アンケート」を考案した。このアンケートを使った現状分析により, 現在の運用において効果が出ている活動および形骸化や改善が必要な活動が明確になる。本報告では, 組織として効果的, 効率的な品質マネジメントシステム(QMS)の実現に向けて, 改善計画を立案するアプローチを述べる。
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浅井 省吾
原稿種別: 本文
p.
119-121
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
システム開発において品質マネジメントの重要性は言うまでもないが, プロジェクトマネジメント領域における品質マネジメントの重要性は, プロジェクトが大規模になるほど, より大きくなりプロジェクトの成否を左右する。本論文では, 2001年から2003年の間で開発した, 3900万ユーザをもつ携帯電話向けゲートウェイシステムを通して得たノウハウを元に品質マネジメントの要点を考察する。
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内田 吉宣, 平井 千秋, 藤波 武起, 栗田 博司
原稿種別: 本文
p.
122-125
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ISO15408は情報技術に関連した製品およびシステムのセキュリティ完備状況を評価・認証する国際標準規格である。この規格は, 製品およびシステムのセキュリティ機能および品質について, 開発から運用に至るまでの過程で関わった資材を評価し, 認証するものである。ISO15408の認証取得には, "開発", "管理"プロセスとは別に, 外部機関が製品およびシステムに関連する資材を評価・認証するプロセスが必要となる。その為, "評価・認証"プロセスにおいて, 資材の中からセキュリティ記述部分を発見・収集・理解する作業が生じる。特に, 発見・収集作業には多大な時間的コストを要することが問題点となっている。ここで, "評価・認証"プロセスで行う発見・収集作業は, "開発"プロセスにおいて開発者が新規に記述する際に以前の記述部分を参照する作業と同一である。そこで我々は, "開発", "管理"プロセスと"評価・認証"プロセスを連携するシステムを提案する。本システムは, 資材の中からセキュリティ記述部分を抽出し一元管理する機能と, セキュリティ記述の検討経緯を容易に理解するための表示機能を有する。本システムにより, "評価・認証"プロセスにおける発見・収集作業のコストを削減できると考える。
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Isaac Huang
原稿種別: 本文
p.
126-131
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
The success of a project often hinges on the workload estimation, especially in early stages, by the project manager. This is because such workload estimation becomes the basis for the sponsors to make business decisions on cost and resources. Unlike traditional businesses, however, the workload estimation in the IT industry is still premature. This paper examines the reasons for the complex nature of workload estimation in IT projects and discusses how it may evolve in the future.
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佐々木 一義
原稿種別: 本文
p.
132-135
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
システム開発プロジェクトにおいては、アプリケーション開発の生産性向上、品質向上及び保守性向上がコスト削減の鍵となる。オープンミッションクリティカルシステム開発プロジェクトにて、アプリケーションフレームワークを適用することにより、生産性、品質、保守性の向上、とそれに伴うコスト削減を達成した事例をここに紹介する。
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東 岳人, 久米田 暁文, 角田 文広, 小室 睦, 菅沼 弘
原稿種別: 本文
p.
136-140
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトマネジメントの定量化を目的にして、標準WBSの作成、プロジェクトへのテーラリング、ワークパッケージ単位の成果物、計画の設定を行った。更にワークパッケージレベル単位に開発規模、工数を収集することで、従来以上の定量的なプロジェクト管理を行うことが可能となり、プロセスパフォーマンスデータの統計分析を可能とした。
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旭 真実子
原稿種別: 本文
p.
141-144
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
アウトソーシングとシステム・インテグレーションの混合体制においては, 要員が両方の領域の作業を担うことが多く, その作業実績を管理することは困難である。本文では混合体制において実績を管理するための意義・情報収集の方法・実績情報から分析するポイント等, 実績管理のための一手法を記す。
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山戸 昭三
原稿種別: 本文
p.
145-150
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
当社では, プロジェクト審査制度を実施している。本制度は, プロジェクトマネージャの育成施策とIT活用によるマネジメント情報の収集を基本にしている。プロジェクト審査は, 書類審査, 対面審査, 現場審査の手順で行っている。審査で使用している資料の様式および各審査の留意事項を示し, これまでの審査実績を基に, 審査制度の評価, 課題を述べる。
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千種 実, 山川 直樹
原稿種別: 本文
p.
151-155
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
当社は、高い顧客価値を提供するソリューションプロバイダーとして市場で成功をおさめることを目的にPMS (Project Management system for Solution)という独自のプロジェクトマネジメント技法・制度を構築しました。PMSは、KT社の提唱するPM技法やPSDM (Problem Solving & Decision Making)という問題解決・意思決定技法及び、国際標準のPMBOK等をツールとし、どうすれば限られた時間とコストの範囲で成果を実現し、お客様に最適なソリューションを提供出来るかをプロジェクト単位でトータル的に管理する技法です。また、PMSは、(1)プロジェクトマネジメントの必要最低限(MUST)の管理ポイントに絞った効率的プロジェクト管理, (2)プロジェクトの開始から終了まで一貫したトータルリスク管理(定量化による評価と監視), (3)マネジメントレベル(PMレベル)設定によるレベル別マネジメント(管理のメリハリ)の実現を目的とした制度でもあります。当社では、これらの技法や制度を定着化させコミュニケーションマネジメントを支援するプロジェクト管理システムを社内システムとして開発し導入しました。本論文は、プロジェクトマネジメント技法・制度とシステム導入事例について報告する。
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村田 大二郎, 平井 千秋, 工藤 裕, 藤波 武起, 鐘ヶ江 博
原稿種別: 本文
p.
156-159
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発プロジェクトを成功させるためには、すべき作業を明確が細分化された, 明確なプロジェクト計画が必要である。しかし, プロジェクトの関係者が追加して約束を結んだり, プロジェクト目的への障害となる懸案が発生したりするために, プロジェクト遂行中に突発的に対策作業をすることがある。突発的に発生する作業に対応しプロジェクト計画を更新する上では, 以下の課題がある。一件の約束あるいは懸案に対し互いに依存関係のある複数の対策作業がなされる場合, 複数の対策作業とその関係を把握するのは困難である。また。プロジェクト計画の特定の工程において対策作業をする必要がある場合, 約束と懸案と対策作業と工程の対応関係が明確に示されないと, 対策作業の優先度を間違えたり, 特定の工程で着手されるべき対策作業を洩らしたりする可能性がある。これらの課題は, プロジェクト計画の作業階層(WBS : Work Breakdown Structure)と, 約束と懸案と対策作業の関係が異なるため, WBSのみでは解決できない。本稿では、約束と懸案と対策作業の関係をWBSとは異なるツリーで表し, 約束と懸案と対策作業をWBS内の工程に関係付けることでこれらの課題を解決する約束懸案管理の方法論を提案する。また, 方法論に基づくソフトウェア開発を支援するためのシステムについても説明する。
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植松 祐美子, 関 哲朗
原稿種別: 本文
p.
160-163
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
医療がサービス業であると位置づけられて一定の期間が経過した。患者意識の向上・医療財政の逼迫など医療を取り巻く環境が厳しさを増すなか, 医療技術の進歩や社会変化に伴う医療の変革が求められている。このような問題を解決する1つのアプローチとして, プロジェクトマネジメントの活用が考えられる。プロジェクトマネジメントは, すでに産業界で多数の活用例がありその有効性が実証されつつある。入退院という最も基本的な臨床医療現場へのプロジェクトマネジメントの応用を提案し, IT開発プロジェクトとの比較を中心に行い, その応用によって医療現場での問題を解決する可能性を考察した。
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大坪 正晴, 庄司 敏浩, 青柳 次男, 今井 忠雄
原稿種別: 本文
p.
164-169
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本稿は、セミナーの開催という活動をプロジェクトの形態で行った事例である。セミナー開催という活動は、プロジェクトとして定義されるものなのか?プロジェクトとして定義された場合、PMBOKのプロセス群にどのように当てはまるのかを試行する。また、この活動の特色として、1)メンバーはボランティア参加であり、2)活動場所が物理的に離れているという課題があった。それらの課題に対して、どのように対応したかを述べる。
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原稿種別: 付録等
p.
App6-
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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古藤 研一, 福地 豊, 生田 英明
原稿種別: 本文
p.
171-176
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
米国カーネギーメロン大学ソフトウエア工学研究所が開発したCMMIモデルはベストプラクティスの集大成であり、モデルの完成度が高いことや、リードアプレイザに代表される高度な人材養成を行っていることから、世界的に注目されている。しかし、一方でCMMIはプロセスモデルであってプロセスそのものではない。自組織内で実践可能なプロセスとしてCMMIモデルを適用するにはそのアプローチをよく考える必要がある。本稿ではいかにしてベストプラクティスとしてのプロセスモデルを自組織の標準プロセスとして吸収し、その標準プロセスを現場に定着化したかについて述べる。
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細谷 和伸, 遠藤 和彦, 伊東 満男, 宮田 文雄
原稿種別: 本文
p.
177-181
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
弊社は, お客様に満足いただくことができる高品質のソリューション提供とビジネスゴールの達成を狙い, 計画通りプロジェクトを推進することを目的として(CMM)^[○!R]をモデルとしたプロセス改善を推進している。その結果, (SW-CMM)^[○!R]をベースとした改善対象部門で2002年12月に, (CMMI)^[○!R]をベースとした改善対象部門で2003年6月にレベル3を達成した。本稿では, (CMMI)^[○!R]をベースとした組織的なプロセス改善活動における改善点とその効果について紹介する。
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井上 隆弘
原稿種別: 本文
p.
182-187
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発会社において既にISO9001 : 1994,ISO9001 : 2000の認証を取得し, 定着化が図られている状態に対し, (CMMI)^<SM>を投入した経緯と評価および, その共存について述べる。共存の決定に当り行った(CMMI)^<SM>とISO9001 : 2000との比較についても述べる。
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初田 賢司, 佐藤 滋, 忽那 仁道, 建部 清美
原稿種別: 本文
p.
188-191
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ITプロジェクトのトラブルの要因には, 受託側と発注側のスコープに対する認識の相違に起因するものが多い。見積の実施および契約交渉時には発注側は詳細の要件を提示できる状況に無く, 受託側も受注競争の厳しさもあり無理な見積を曖昧な表現で提示することが, 我が国のIT業界において半ば習慣化していることが原因である。受託側が発注側に提供するサービスの内容を記述したサービス仕様書を契約時に取り交わすことにより, この問題の解消や軽減を図ることが可能である。本論文ではその具体的な内容及び効果について述べる。
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増田 博人, Jae Seong Ahn, 齊藤 宏充, 島田 さつき, 田中 芳郎, 徳永 仁志, 深井 純一郎
原稿種別: 本文
p.
192-196
発行日: 2003/09/09
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
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本論文の目的は, プロジェクトを成功させるために, 「PM7つ道具」を定義し, その活用方法をまとめることである。PM7つ道具は, ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー(WBS), ネットワーク図, ガント・チャート, アーンド・バリュー・マネジメント(EVM), ブレインストーミング+KJ法, グラフ, チェックリスト/テンプレートである。PM7つ道具は, 基礎的なツールで, プロジェクトマネジメントを幅広くサポートしている。また, PM7つ道具は, プロジェクトマネジメントの実践に役立つだけでなく, プロジェクトマネジメントの基礎の習得にも有効であると考える。
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