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原稿種別: 表紙
p.
Cover1-
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 目次
p.
i-vi
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
vii-
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
viii-
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
ix-
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App1-
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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工藤 秀憲
原稿種別: 本文
p.
1-19
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App2-
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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木村 昌平
原稿種別: 本文
p.
21-44
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App3-
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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矢野 安重
原稿種別: 本文
p.
45-46
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
1937年に仁科芳雄博士たちが我が国で初めて,世界でも2番目にあたる小サイクロトロンを完成させてから70年となる今,理化学研究所では史上最強の加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」の施設整備計画が順調に進行しています.2006年12月,RIBFの心臓部である世界初の超伝導リングサイクロトロン等で構成される加速器群を完成させ,ファーストビームの取り出しに成功するとともに,2007年6月には,ウランイオンを光速の70%まで加速して,新同位元素パラジウム125の生成・発見に成功し,世界に冠絶する次世代加速器施設のRI生成能力の高さを実証しました.
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原稿種別: 付録等
p.
App4-
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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黒川 伊保子
原稿種別: 本文
p.
47-72
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App5-
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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横田 毅, 多田 彰
原稿種別: 本文
セッションID: 1101
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトマネジメントの高度化を行うためには,引合,見積り,契約といったプレ・プロジェクトフェーズのマネジメントを支援するのが効果的である.そのために,プレ・プロジェクトにおいて実施すべき作業を個々のプロジェクトの特性に応じて提示する仕組みを構築した.具体的には,プレ・プロジェクト標準WBSを構築し,そのWBSからプロジェクト特性に応じた作業項目を抽出するためのチェックリストを作成した.また,それらの試作システムを構築し,実プロジェクトへの試用を開始した.
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友田 大輔
原稿種別: 本文
セッションID: 1102
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
アプリケーション開発型プロジェクトの失敗の主な要因として,顧客の要求を適時に把握できないことがあげられる.仕様変更やスコープ変更が,顧客主導で,受動的なコミュニケーションを行う請負型のプロジェクトは失敗する確率が高くなる.変更要求を予測して,能動的に顧客の真の要求をできるだけ早期に引き出すことがプロジェクトを成功に導く鍵となる.顧客とのコミュニケーションを通して,顧客の発言から起こりうる仕様変更などの要求を予測し,要求変更に対するリスクを軽減する方法について,実際のプロジェクトデータを分析し検討する.
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山寺 仁, 伊東 昌子, 松尾 睦, 河崎 宜史, 初田 賢司
原稿種別: 本文
セッションID: 1103
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本研究では,高業績プロジェクトマネジャーの初回ミーティング以前,初回ミーティング,プロジェクト中盤における行為とその頻度について調査した.因子分析の結果,初回ミーティング前では7要因,初回ミーティング時7要因,プロジェクト中盤では14要因が特定された.多くの利益を達成し,困難なプロジェクトを担当する高業績プロジェクトマネジャーの特徴と平均業績のプロジェクトマネジャーの特徴を比較分析したところ,前者の特徴は初回ミーティング以前とプロジェクト中盤で顕著な特徴が見られた.高業績のプロジェクトマネジャーは,初期では,関連部署の協力と参加の要請と自社類似事例の活用を有意に多く行っていた.また,中期では,民主的な環境を作り,変更管理を丁寧に行うなど柔軟で見通しの良い環境づくりを促進し支える行為を重点的に行っていた.これらの結果は,高業績なプロジェクトマネジャーは,変化する状況に対して適応的に,プロジェクトメンバーと関係者の目標に向けたチームビルディングに関する継続的な努力をしており,この努力がチームを高業績に導くことを示唆している.
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鈴木 誠, 田中 豊, 百々 博之, 山本 博雅, 折口 卓, 土屋 芳夫
原稿種別: 本文
セッションID: 1104
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
当社では,'03年度下期〜'04年度にシステム開発で多くの不採算案件が発生した.その主な要因としては「見積上の問題」「プロジェグト管理上の問題」「技術的問題」等がある.このうち,見積上の問題を未然に防止するため,システム開発の見積で一定の価格を超える案件は,顧客に見積を提示する前に社内での見積会議実施を義務付けた.しかし,見積会議を実施してみると「見積条件等を記載する見積仕様書」「見積時のリスク管理」や「コスト算出根拠の項目」に抜けや漏れ等があることが判明した.このような状況を打開するためには,見積作成者が「品質の高い見積仕様書を作成し,顧客と合意形成ができるスキルを身に付ける」ことが不可欠と考え教育講座を開設した.本報告では実施した見積教育の内容とその成果について紹介する.なお,「顧客との合意形成スキル習得」についての講座は,今後開設する予定である.
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井ノ口 伸人, 大杉 直樹, 吉野 順, 端山 毅, 木谷 強
原稿種別: 本文
セッションID: 1105
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
開発規模を開発に要した工数で除算した指標(ステップ数/工数)が生産性の評価などに広く用いられている.この指標は,シンプルで直感的に意味を理解しやすい反面,見積もり精度が非常に悪いという問題がある.この問題を解決するため,本稿では,ステップ数と工数だけを用いた生産性評価の方法を4つ紹介し,実プロジェクトのデータを用いて各方法を精度と分かりやすさの両面から定量的に評価し,各方法の利用局面について考察した.本稿は,その評価結果および考察について報告する.
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清水 誠介, 吉野 順, 冨安 寛, 木谷 強
原稿種別: 本文
セッションID: 1106
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
筆者らは新技術をソフトウェア開発に導入することによる生産性向上効果の評価手法を検討している.本稿では,過去のプロジェクトデータから得られる予測工数に基づく生産性メトリクスを提案する.提案するメトリクスと,従来から広く利用されている規模と工数に基づく生産性メトリクスを実開発プロジェクトの生産性評価に用い,その結果を比較分析した.
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桜庭 恒一郎, 舟越 和己
原稿種別: 本文
セッションID: 2107
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア生産性は,ソフトウェア開発プロジェクトにおける定量的管理指標の一つとして使用されている.ソフトウェア生産性は,生産性向上施策の評価や新規プロジェクトの見積り・計画策定の際に用いられるが,基礎尺度である規模や工数の精度のほか,開発環境やメンバーのスキルなど様々な要因によって影響を受ける.このため,プロジェクトごとにソフトウェア生産性のばらつきが大きく,その実績数値を評価・活用する場合には留意すべき点が多い.本稿では,当社におけるソフトウェア生産性指標の具体的な評価・分析および活用事例を報告する.
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細谷 和伸
原稿種別: 本文
セッションID: 2108
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
当社では,コスト見積もりに影響を与える規模の過少見積りを防止するために,ファンクションポイント法の社内普及に取り組んでいる.今回,ファンクションポイント法の改善ポイントを洗い出すために,ファンクションポイント法を活用したプロジェクトと活用しなかったプロジェクトについて分析を行い,ファンクションポイント法の有用性確認とファンクションポイント法活用による更なる見積り改善に向けて考察した.
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金子 美和, 伊藤 穣, 田中 正美, 弘末 太郎
原稿種別: 本文
セッションID: 2109
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ITインフラ構築プロジェクトでは,アプリケーション・コードのような工数算出のベースがないため,モデル化された工数算出手法がない.工数見積りの誤りはプロジェクトの失敗の原因となるため客観的な算出手法が求められる,本論文ではプロジェクト開始時における概算工数見積りモデルを提案する.本手法を以下に示す.(1)プロジェクト分析を行い,工数算出の要素としての規模と難易度要因を明確にする.(2)難易度要因を難易度係数を用いて規模で表現する.(3)規模と規模で表された難易度からプロジェクトの全体工数を求める.工数はプロジェクト実績の分析により考案したプロジェクトの工数算出式を用いる.本手法を実際のプロジェクトの工数見積りに適用し,有効な工数算出モデルであることが実証できた.
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赤羽根 亮子, 藤原 良一, 武井 博, 荒牧 勲
原稿種別: 本文
セッションID: 2110
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発プロジェクトにおいて,システム規模を適切に見積ることはプロジェクトを成功裡に完遂させるための重要な要素の1つである.しかし,SEの勘と経験による見積りは,実績と大きな差異が発生する場合が多々ある.この差異を少なくするためには客観的な見積り手法が必要であるが,そのうちの1つとしてファンクションポイント(FP)法がある.FP法によるプロジェクト規模の測定結果を,実績値により近づけるためには何が必要なのかについて,筆者らは検証と考察を実施した.製造業の数プロジェクトに対し,プロジェクト完了段階でのFP法によるシステム規模の測定を実施し,完了段階におけるFP法の測定精度を算出した.また,特定プロジェクトにおいては,プロジェクトの進捗に合わせて,見積り段階から完了段階までの間に,何度かシステムのFP値の測定を実施し測定結果を検証した.その結果,見積り精度を向上させるための検証方法を確立し,FP法によって測定した結果を実績値に近づけるための係数の算出を行った.
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宮下 洋一
原稿種別: 本文
セッションID: 2111
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ITプロジェクトにおいてはプロジェクトデータの収集と活用が十分には定着しておらず,EVMを適用するのは難しい.その一方,品質の重要性の認識から品質コストは一般的に管理されている.本稿では,Q・C・Dを統合した視点からプロジェクトを見える化し管理するための,品質価値に焦点をあてた新しいEVM手法を提案する.品質価値は,プロジェクト管理の成熟度レベルによって異なる管理データに即して解釈することができる.最後に,実プロジェクトに適用した事例を紹介して,この方法の有効性を説明する.
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江藤 一彰
原稿種別: 本文
セッションID: 2112
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
システム開発のプロジェクトが立ち上がり,上流工程において,当初のマスタースケジュールから遅延することが,これまでの開発経験から多く発生している.このような状況に対して,プロジェクトを推進する担当として私自身係わり,どうしてこのような問題が発生しているのか現場の雰囲気の観察,現場の担当者からのヒアリングを行った.ヒアリングした結果,技術・スキルの問題もあったが,情報共有に係る問題が非常に多いことが分かった.これらの結果から,どのような問題があったのか,またどのような対策を実施したかを報告する.
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原稿種別: 付録等
p.
App6-
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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上條 俊一, 松岡 靖
原稿種別: 本文
セッションID: 1201
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
大量の人員投入で大規模な開発を乗り越えた直後,大幅な品質劣化を起こしてしまったあるシステム開発プロジェクト.反省で浮き彫りになったのは,これまでのキーマン依存の属人的な開発手法の問題点.そこで,プロジェクト再建に向けて,プロジェクト基盤整備,開発プロセスの標準化,品質・コストの改善活動に取り組んだ.その結果,300ks規模の高品質なシステムを半年間で提供できるまでになった.本稿では,このプロジェクト再建事例から得た教訓を紹介する.
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石橋 裕介
原稿種別: 本文
セッションID: 1202
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
我々はミッションクリティカルな金融機関向けのシステムの開発・運用を行っているが,2006年12月と2007年1月に連続して重大トラブルを発生させて,それにより我々に対するお客様の信頼を失っただけではなく,お客様も顧客からの信頼を失いかねない事態に発展してしまった.その状態からの脱却のため,システム面,運用面での品質向上対策を打つのと同時に,組織風土の変革についても外部講師を招きいれて実行していった.現在はまだ道半ばであるが,確実に成果が表れている部分もあるため,今回はその一端を紹介する.
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内田 吉宣, 鮫島 正樹, 星 幸雄, 初田 賢司, 建部 清美
原稿種別: 本文
セッションID: 1203
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
コスト超過や納期遅延を起こすプロジェクトが後を絶たない状況の中で,プロジェクトの失敗は企業経営に大きな影響を与えている.プロジェクトの失敗を減らすための施策の一つとして,過去と同様の失敗を繰り返さないために過去の失敗から学ぶことが挙げられる.我々は,過去の失敗プロジェクトから学び組織で教訓を共有することにより,組織のプロジェクト管理力を強化することが出来ると考える.我々はプロジェクトマネージャに対するPMOのアセスメント活動における失敗知識の活用方法の仕組みの構築に取り組んでいる.活用方法を検討するために,PMOのアセスメント活動を調査した.その結果,アセスメント活動の中で過去事例を活用するための課題として,(1)どのように進捗状況を把握し,(2)参照すべき過去事例をどのように見つけるか,があることがわかった.本稿では,2つの課題を解決するための施策として,定期報告の記述方法および過去事例の検索方法を定義する.
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北條 武, 鈴木 敦秀, 中田 圭, 大内 準一
原稿種別: 本文
セッションID: 1204
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
多くのシステム開発プロジェクトを抱える組織や企業においては,失敗プロジェクトの発生防止は重要な課題である.その課題解決のために,リスク・マネジメントを導入している企業は多いが,失敗プロジェクトは依然として発生している.本稿では,高難易度プロジェクトが持っている特性を分析し,その共通的な特性から如何にリスクを識別し,分析し,リスクに対応するかについて考察するとともに,プロジェクトのリスクを早期に発見する必要性について提案する.
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平石 謙治, 岡田 清久
原稿種別: 本文
セッションID: 1205
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
失敗プロジェクト分析の結果,問題は上流のプロセスに淵源を持つ傾向があり,受注段階でのスコープとQCDの見積やリスクの査定に起因し,"1つのプロジェクト"の範囲を超えた,あるいはプロセス以外の問題に起因することもあり対処が困難であることが多いと指摘してきた.本発表ではPMI標準OPM3(組織的プロジェクトマネジメント成熟度モデル)がこれらの問題解決に向けての示唆を与えるツールと捕らえてその有効性について議論する.
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佐藤 知一
原稿種別: 本文
セッションID: 1206
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
従来,プロジェクトにおける発注者と請負者の契約は,ランプサム一括請負(LSTK)とレインバース(実費償還)型に大別されてきた,しかし最近,プラント・エンジニアリング業界では「Convertible LSTK」と呼ばれる新しい型の契約が普及しはじめた.そのリスク緩和に果たす役割を分析し,あわせてIT業界等に対するインプリケーションを述べる.
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大谷 晶子, 藤原 良一, 中津 佳彦, 坂田 賢志
原稿種別: 本文
セッションID: 2207
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトマネジメント作業の効率化を目的にプロジェクトポータルを開発した.運用後,次期プロジェクトポータルへの要件を収集したが,プロジェクトの期待はプロジェクトポータルの範囲に止まらず,PMの悩みを解決できる仕組やプロジェクトの立上げ支援,社内システムの広域での利用など,プロジェクト運営に関する広範囲の要望が潜在することが判明した.本稿では,プロジェクト運営に関する真の要望に,可能な限り組織的に対応した事例を紹介する.
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佐藤 達男
原稿種別: 本文
セッションID: 2208
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトマネジャーにとって『人格』は重要な要素とされているが,いまだ有効な育成施策は見出せていない.筆者は,プロジェクトマネジャーの『人格』の重要性が必要以上に強調され,定義が曖昧なままに議論されることで,育成を非常に分かりにくく難しいものにしているのではないかと危惧している.本稿では,プロジェクトマネジャーの『人格』を育成するための有効手段として「プロジェクトマネジャーの通信簿」を提案する.
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小林 義幸, 長谷川 健, 中野 賢一
原稿種別: 本文
セッションID: 2209
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
座学だけでは,実プロジェクトで発生する多様な問題に適切な対応ができない,PM実践を通して身に付いた経験がプロジェクトマネジメントには必要である.本論文では知識を持ち得ているPM候補に対し如何に経験知を習得させるかについて述べる.まず,必要となるPM要素を明確にし,どこの知識を強化するのかを定めた.次にPMの行動規範を定めた「プロジェクトリーダ必携」を教科書として上位PM主催の勉強会,ディスカッションを行なうこととした.ディスカッションのために,受講者は事前に指定した「プロジェクトリーダ必携」のパートを読み自分達が携わったプロジェクトの経験談を話し,どうすればよかったのか等をディスカッションする.講師である,上位PMは自分の経験をもとにアドバイスを行なうことで,上位PMの持つ経験知を習得させることができた.
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神庭 弘年
原稿種別: 本文
セッションID: 2210
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトマネージャ(PM)は,新規性,巨大なスコープ,複雑性,投資効果についての各要求を,計画し組織化しリーダーシップを発揮しつつコントロールし,達成することが期待されている.技術的な知見と同時にマネジメントとしての能力も要求され,予期せぬリスク,始終衝突している専門家の間から,既存の組織や階層間にいたるコンフリクトに対応しなければならない.こういった多岐にわたる能力要求に応えるために多くの研修やトレーニングが提供されている.しかし簡単には人材の育成は図れない.PM個人の側に立って,自分の能力を向上させるための要件を考えて見る.PMコンピテンシー開発フレームワークをヒントに自分の意志で行うPMトレニーングについて試案を述べる.
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濱 久人
原稿種別: 本文
セッションID: 2211
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
高いレベルのプロジェクトマネージャのコンピテンシー向上に有効な方法の一つとして,「コミュニティ」の活用が,提唱されている.しかし,コミュニティの定義やその運用はさまざまである.また,組織横断的なコミュニティの継続的運営の難しさも影響して,コミュニティの効果は必ずしも明確ではない.また,コミュニティ内で活動するメンバに求められるスキルや活動の動機付けは明らかになっていない.そこで,本稿では,企業や公的組織で実施されているコミュニティの事例に基づいて,コミュニティの形態とその効果を組織の視点からまとめる.さらに,コミュニティ参加者の個人の視点から,コミュニティを活性化するために必要な個人のコンピテンシーや動機付けを考察する.これらの考察に基づいて,コミュニティを活用したプロジェクトの実務活動の改善及びプロジェクトマネージャの能力向上を提言する.
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小林 雅史
原稿種別: 本文
セッションID: 2212
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
メンタリング手法を活用したプロジェクトマネージャ(以下,PM)育成施策では,プログラムの満足度は高い反面,PMとしての成長については疑問を持つ参加者が少なくなかった.これは,参加者がPMとしてのキャリア,すなわち「なりたいPM像」を明確に意識しておらず,そこに至るプロセスも不明確で,何をもって成長かわからないまま活動しているために起きると考えられる.そこで,キャリアマネジメントの考え方を取り込んで,PMとしてのキャリアを明確にすると共に,キャリアの指向性と組織で求める能力との方向性を合わせ,キャリア実現のためのプラン設定とモニタリングを可能とする新たなメンタリングプログラムを開発した.本稿では,この新たなプログラムの実践状況と考察をまとめ,その効果と課題を明確にする.
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原稿種別: 付録等
p.
App7-
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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住中 真史
原稿種別: 本文
セッションID: 1301
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
営業部門や生産部門での改善活動は売上向上や生産リードタイムの短縮など結果が評価しやすく,プロジェクトの目的明確化やモチベーションの維持は比較的容易である.一方,顧客満足度を向上させる改善活動は直接的な効果が評価しづらく,目的の明確化やモチベーションの維持も困難である.このような環境下でのプロジェクトマネジメントの実施について,実業務での経験も踏まえ検討する.
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岡田 清久
原稿種別: 本文
セッションID: 1302
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
リスクマネジメントや失敗プロジェクト分析を,問題発生の未然防止に使うということは大事なことであるが,その有効性が過剰に論じられる傾向がある.失敗学において,原因究明による失敗防止が主張され,これはもっともな主張ではあるが,原因究明による知識に"後知恵"が混ざっている場合に注意する必要がある.本稿では,これらの課題に倫理学的観点が有効と考え,考察を試みる.
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茶谷 洋平, 五百井 俊宏
原稿種別: 本文
セッションID: 1303
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本研究の目的は,要求定義の精緻化によるステークホルダーマネジメントを提案することである.ステークホルダーマネジメントは,要求定義の精緻化,顧客ニーズを考慮した進捗管理,そして問題解決システムのプロジェクトマネジメントへの導入に分類される.本研究では,多くのプロジェクトの失敗の特徴が分析され,そして失敗分析結果とプロジェクトマネジメントの知識体系との関連性が分析された,次にDTCN (Design To Customer Needs)法とPMD (Purpose Measure Diagram)法が,要求定義の決定に応用された.本研究では,要求定義の決定手法のための新しい手法が提案されている.
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藤野 博之
原稿種別: 本文
セッションID: 1304
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ステークホルダーというと,お客様のキーマン/スポンサー/経営者・・というイメージを持ちがちである.当然これらの人々は,とても重要なステークホルダーであるが,プロジェクトを円滑に進める為には,プロジェクト・チーム・メンバーも重要なステークホルダーである.本稿では,プロジェクト・チーム・メンバーに重点を置いた,ステークホルダー・マネジメントについて考察する.
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齋藤 悠, 立石 健二, 久寿居 大
原稿種別: 本文
セッションID: 1305
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発プロジェクト(PJ)の管理では,プロジェクトマネージャ(PM)がPJで発生する問題を早期に検知し,適切な対策を講じる必要がある.そのため,発生する可能性のある問題はあらかじめリストアップし,PJリスク項目として管理する.通常,PJリスク項目はPJ開始時や初期に過去の関連PJで発生した問題を参考にPM自身が作成する場合が多い.しかし,経験を積んだPMであっても,リスク項目から漏れをなくすことは容易ではない.本研究では,これから開始するPJで発生する可能性が高い問題を,過去の類似PJの議事録から抽出し,ユーザに提示するPJリスク項目作成支援システムを提案する.ユーザは,PJの開始時にそれらを参照しながらPJリスク項目を作成する.評価実験により,これまでのPJリスク項目作成方法と本システムを併用することにより,PJリスク項目作成のもれを削減できることが分かった.
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河合 一夫
原稿種別: 本文
セッションID: 1306
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本論では,ERM (Enterprise Risk Management)におけるリスク識別の手法として企業活動のモデルからリスクを識別する方法について考察する.ERMにおけるリスクは事業目的を阻害するものである.そのため多種多様なリスクの識別が必要となる.経験から得られたリスク区分やチェックリストだけでは必要なリスクの識別が困難であることが予想される.そのため,リスク識別に利用するリスク区分やチェックリストを企業活動のモデルから作成することで,ERMにおけるリスク識別の網羅度を向上する方法を考察する.本論は,企業活動のモデルからリスクを識別するためのモデルの基本となる要素およびその考え方について提案するものである.
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三瀬 敏朗, 新屋敷 泰史, 中谷 多哉子, 片峯 恵一, 鵜林 尚靖, 橋本 正明
原稿種別: 本文
セッションID: 2307
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
家電製品などのソフトウェア組込み製品では,安全性や使用性などの高い品質が求められる.組込みソフトウェア開発プロジェクトでは徹底したテストが行われ,ソフトウェア仕様の不具合が発見されることによる開発の手戻りが多い.高品質なソフトウェア設計を開発の手戻りなく実施するためには,プロジェクトの課題を明確にし,その特性に適した品質マネジメントを行う必要がある,我々は,開発遅延したプロジェクトの調査を行い,製品が部分的な故障や誤操作などの正常な動作から逸脱した場合の振舞いが製品の非機能要求に逸脱していることが主要な要因であることを特定した.本論文では,非機能要求に着目した製品ソフトウェア開発における品質マネジメントを提案する.具体的には,ソフトウェア設計前に非機能要求を明確化するためのプロセスと,明確にできない非機能要求の項目を管理していくためのプロセスを追加した品質マネジメントと実現するためのツールと技法を提案し,その実用性の事例実験について述べる.
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土屋 雅士, 藤原 良一
原稿種別: 本文
セッションID: 2308
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
当社では,Zone評価をプロダクトや機能単位の品質把握を目的に活用している.Zone評価とは,評価対象の規模と検証量と検出誤り量から,評価対象とプロセスの良し悪しを評価するものである.また,Zone評価の分布とその実績データから潜在誤りの予測も可能である.本稿では,試験フェーズにZone評価を適用した結果をもとに,評価対象の評価と潜在誤り予測の考え方と課題,及びZone評価手法の今後の方向性を述べる.
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島田 さつき, 中村 光宏, 水間 輝美, 井上 章
原稿種別: 本文
セッションID: 2309
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発における生産性及び品質の向上を目指す活動は種々・多様なアプローチが取られている.本稿では,設計工程でのソフトウェアの複雑性を評価することにより,その評価内容を各開発工程へ反映させるプロジェクトマネージメントの考え方を紹介する.適用したシステムは通信向け大規模組み込み型ソフトウェアであり,開発工程途中でソフトウェア構造・規模及びインタフェース等を評価・分析することにより,開発工程全体の効率化を図ると共に品質向上を目指したプロジェクトマネージメントの改善手法を示す.ソフトウェアを評価するポジションは,設計工程と試験工程の中間に位置付けることとし,対象のファクターは機械処理することによって客観的に評価できることを心掛けた.評価ポジションを起点として,開発工程の前工程(ビフォー)と後工程(アフター)のどちらに反映させるかを選択することによって,プロジェクトをマネージメントする上でより効果的なアプローチを判断することが可能となる.
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治田 倫男
原稿種別: 本文
セッションID: 2310
発行日: 2008/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトの成功および失敗に影響を及ぼす重要な要素のうちの1つとして,チーム管理は注意を引きつけています.今日の世界では,プロジェクトはより複雑ではるかに大きくなっています.したがって,プロジェクト・マネージャー(PM)は高いチームワークを構築・維持するためにリーダーシップ能力をすべて持っているべきです.しかしながら,一般に、プロジェクト・マネージャーがプロジェクトを行なうために不可欠のすべてのリーダーシップ能力を所有することは非常に困難です.すなわち、ほとんどのプロジェクト・マネージャーは不完全なリーダーシップ能力だけを持っています.チームの状況(すなわちプロジェクト・チーム・ライフ・サイクル)によって,プロジェクトを行なうためにいくつかの重要なリーダーシップ能力を得ることが必要です.私たちは,先行研究に基づいて,プロジェクト・チーム・ライフ・サイクルを5つの段階へ分割することが適切であると考えます.また,私たちはこれらの各々の段階に必要なリーダーシップ能力を何年も研究しました.その中で,私たちはリーダーシップを1セットの4つの能力として見ます::状況認識能力,人間関係能力,ビジョン描写能力,および,創意工夫能力.この論文は,あるプロジェクトでの適用結果の報告です.
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