日本包装学会誌
Online ISSN : 2759-8322
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23 巻, 6 号
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  • 山 本 梨紗子, 蔵 岡 孝 治
    2014 年23 巻6 号 p. 130-
    発行日: 2014年
    公開日: 2026/03/09
    ジャーナル フリー
    架橋構造を導入したシリカ/キトサン有機-無機ハイブリッドガスバリア膜をゾル-ゲル法により作製し た。作製した膜で最も優れた酸素バリア性及び水蒸気バリア性を示したのは、キトサンに対してクエン 酸を 100wt%添加した膜(CA-100)であった。FT/IR 測定により、CA-100 の分子構造の解析を行った 。また、示差熱分析曲線では、300℃付近のキトサンの主鎖の分解による発熱ピークが、クエン酸を添 加した膜ではより高温側(570℃付近)にシフトしたことから、クエン酸によりキトサンに架橋構造が導入 されたことが示唆された。
  • 張 寧 , 渡邉 豊
    2014 年23 巻6 号 p. 195-
    発行日: 2014年
    公開日: 2026/03/09
    ジャーナル フリー
    海上コンテナサイズの選択方法は、機械部品などの重たい貨物には 20ft を選択し、日用品雑貨などの軽い貨物には40ftを選択するのが 、一般的である。しかし、貨物密度が 20ft と 40ft の満載限界の 間に位置する貨物の場合は、コンテナサイズ別の輸送コストの相違 も考慮する必要がある。そこで本研究は、海上コンテナの貨物積載 重量限界と内容積ならびに積載しようとする総貨物量と貨物密度を 用いて、コンテナサイズ別の必要個数を割り出す方法を定式化する 。次に、輸送コストがコンテナサイズ別に異なると仮定して、40ft を基準として相対コスト係数を乗じて総コスト化するモデル化を行 う。本研究は、これを実証するために、自動車部品出荷時における 貨物密度と海上コンテナへの積載状況を調査した。その調査データ を当該モデルに適用したところ、選択すべきコンテナのサイズは、 同じ出荷状態であっても、貨物密度と輸送コストによって変動する ことが明らかになった。
  • 張 奇, 斎藤 勝彦, 長岡 克樹
    2014 年23 巻6 号 p. 417-424
    発行日: 2014年
    公開日: 2025/12/29
    ジャーナル フリー
    製品を物流中の衝撃と振動から守るため、包装設計が行われている。設計した包装品の緩衝性能と防振性能は、それぞれ落下試験と振動試験で確認されており、包装品の緩衝性能については、実験結果を基にしたクッションカーブを利用した緩衝材の厚さと受圧面積が採用されるため、試験結果を予測できる。しかし防振性能については、その都度振動試験で確認せざるを得ず、試験不合格による再設計が問題になっている。そこで、本研究では、緩衝包装設計と防振包装設計を並行して行う「ハイブリッド緩衝防振包装設計」を提案する。具体的には、マルチボディダイナミクスによる数値シミュレーションを防振設計の援用ツールとして、包装品の振動応答を数値化し評価できるようにする。さらに、候補となる複数の緩衝性能及び防振性能を分析・比較することにより、緩衝機能・防振機能・省材料の3 つの要素について適正包装を見出す過程をケーススタディーにより例示する。
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