日本包装学会誌
Online ISSN : 2759-8322
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最新号
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  • 梅原 康宏, 津田 和城
    2025 年34 巻6 号 p. 389-399
    発行日: 2025/12/01
    公開日: 2025/12/08
    ジャーナル 認証あり
    鉄道貨物輸送における段ボール包装貨物の荷擦れ発生メカニズムやコンテナ床面の振動環境などの研究結果がこれまで報告されているが、これらの知見が実際の輸送現場における荷擦れ防止対策へ十分に活用されているとは言い難い。本研究では、実輸送における荷擦れ防止対策の有効性を客観的に検証できるような評価指標として、コンテナ床面の振動環境に基づき、貨物の荷擦れ発生の有無および損傷度を推定する「荷擦れ発生レベル」を提案した。荷擦れ発生レベルは、荷擦れ発生に影響を及ぼす周波数に基づいて重み付けした左右および上下方向の振動加速度から合成加速度を算出し、その実効値を基準加速度に対して対数表示することにより算出する。荷擦れ発生レベルの実装および効果検証において、輸送環境調査で得られた振動加速度データに対して荷擦れ発生レベルを算出した結果、実際の輸送環境における荷擦れの発生状況を反映できていることを確認した。
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