保健医療福祉科学
Online ISSN : 2434-5393
Print ISSN : 2186-750X
4 巻
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短報
  • 常盤 文枝, 大場 良子, 菊地 悦子, 川畑 貴美子, 金子 潔子, 鈴木 玲子, 筑後 幸惠, 星野 純子
    2015 年 4 巻 p. 1-5
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2019/12/03
    ジャーナル フリー

    【目的】がんサバイバーを対象としたキャンパス型緩和ケアサロンの形成過程について明らかにし、今後の課題を検討する。【方法】期間は、2013年6月〜2014年2月までの活動とした。同意の得られた緩和ケアサロンに参加するがんサバイバーの協力を得て、参加観察、半構成的面接等を実施した。分析は、緩和ケアサロンの形成過程について、質的帰納的に分析した。【結果】緩和ケアサロンの形成について、広報、場つくり、運営と進行、参加者の心情の4側面から検討した。参加者は、緩和ケアサロンを語りの場と認識しており、キャンパス型であることのメリットを感じていた。一方で、物理的環境や費用の面などの運営上の課題が挙げられた。今後は、さらにデータを蓄積し分析、検討していく予定である。

  • 鈴木 玲子, 矢部 さおり
    2015 年 4 巻 p. 6-11
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2019/12/03
    ジャーナル フリー

     本研究は、看護学生の看護実習における化粧の実態を調査することで、臨床実習での化粧方法の特徴を明らかにすることが目的である。看護系大学に在籍している女子看護学生264名を対象として2012年10月に調査した。

     調査の結果、学年別および職業経験別での日常生活と実習期間での変化はなかったが、年齢別では25歳以上の学生で実習期間に化粧をする人が少なかったほか、実習期間はベースメイク、チークメイク、アイメイクがそれぞれ減り、アイメイクに使用する色も目立つ色を避けてナチュラルな化粧を意識していた。実習中は、身だしなみや衛生面、香り、化粧の色に配慮する説明を受けていた。実習経験の浅い3年次生は使用する化粧アイテム数が少なく、睡眠や学習時間の確保に影響されていることが考えられる。結論としては、臨床実習での看護学生の化粧はナチュラルな色合いで、アイメイクは目立たせない方法を実施している。また学年進行により、実習への慣れから化粧時間が確保できていることが予測される。

資料
  • 林 弘之, 室橋 郁生, 金村 尚彦, 西原 賢, 成瀬 秀夫, 木村 明彦, 五味 敏昭, ディルク アドリアンセン, ジャン・ピエール ...
    2015 年 4 巻 p. 12-18
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2019/12/03
    ジャーナル フリー

     アカハライモリの気管上皮細胞について免疫組織化学的に検索した。その結果、気管上皮細胞中にはcalcitonin, CGRP, somatostatin, substance P, VIPに免疫陽性を示す細胞が認められた。その細胞形態は哺乳類や他の両生類の神経上皮内分泌細胞と一致していた。また、これらの細胞はいずれも孤立性で、集塊をなしているものは認められなかった。これらの細胞の機能としては、気道刺激により生理活性物質を放出し、肺気道部における粘液の分泌や平滑筋の収縮を調整していることが示唆された。

  • 横山 恵子, 林 裕栄, 松本 佳子, 朝日 雅也, 市村 彰英
    2015 年 4 巻 p. 19-23
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2019/12/03
    ジャーナル フリー

    目的:A市のACT立ち上げ過程における精神障害者家族の期待や活動を明らかにし、地域の精神保健福祉の推進における家族会家族のあり方への示唆を得ることである。方法:ACT推進会議の参加者である母親3名に、半構造化グループインタビューを行った。結果:分析の結果、【戦略的なACT立ち上げ】【ACT推進の原動力】【より良い地域づくりを目指す家族】という3つのカテゴリが見出された。【戦略的なACT立ち上げ】には、ACT推進者や保健師の協力で「ACT連続講座」を開催、その参加者が「精神科訪問看護ステーション」「ACTさいたま」を立ち上げていた。家族の【ACT推進の原動力】には、<問題を家族に転嫁されることへの憤り>と<ACTへの魅力と期待>があった。【より良い地域づくりを目指す家族】は、利用者でありACTの監査役も担っており、地域で重要な役割を果たしていた。

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