保健医療福祉科学
Online ISSN : 2434-5393
Print ISSN : 2186-750X
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原著論文
  • 梅崎 薫, 横山 惠子, 川添 学, 佐藤 晋爾
    2022 年 12 巻 p. 1-14
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/07/12
    ジャーナル フリー

     健康な学生を対象に、日本版修復的対話トーキングサークル(以下、サークルと略す)の継続的な参加による変化を観察する。学生には隔週3回開催するサークルに参加してもらう。初回参加前と隔週3回参加の1-2週間後に気分プロフィールテストPOMS2とポジティブ心理テストPERMA-profilerを測定する。各3回の参加直前直後に心理テストSTAIとPERMA-profiler(参加前のみ)も測定する。倫理的配慮として所属大学の審査を経た(倫理審査番号19008)。計28名の協力学生は、継続的な参加により気分プロフィールPOMS2で、抑うつ-落ち込み、疲労-無気力、緊張-不安は有意に低下、活気-活力は有意に上昇、well-beingを構成するPERMA-profiler尺度では全項目で統計的有意な上昇を認めた。各回のSTAIは毎回有意に低下していた。質的分析から、対話の場が安心でき、発見や気づきがあり、認識や行動変容の契機となっていたことが明らかとなった。

  • 櫻井 理恵, 飯岡 由紀子, 常盤 文枝
    2022 年 12 巻 p. 15-22
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/09/06
    ジャーナル フリー

     目的:がんサバイバーの看護師が、仕事と療養生活を両立するために職場で想定される状況への考え・行動のプロセスを明らかにする。方法:がんサバイバーの看護師6名に半構成的面接を行い、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した。結果:37の概念と10のカテゴリーが生成された。はじめは退職しないための【自己解決を優先する】。同時に【看護師として働き続けられる方法を模索する】中で、がんである自分と他者との【隔たりを感じながら自分の状況を伝えるか否かを選択する】状態があった。職場の人とのやり取りの過程で、職場に【安心して甘える】状況があると、【自分も職場も無理のない申し出をする】ように変化していった。

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