彩の国スポーツ科学ジャーナル
Online ISSN : 2436-7680
最新号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
巻頭言
実践報告
  • 本間 孝太郎, 畑中 翔
    2022 年 1 巻 1 号 p. 2-3
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/01
    研究報告書・技術報告書 フリー

    埼玉県スポーツ協会(以下,「本会」という.)は,令和2年度に,平成23年から行われてきたタレント発掘・育成事業を含む,アスリートの発掘・育成・支援に係る活動を「彩の国アスリート育成プロジェクト」として集約した.このプロジェクトは,本会における競技力向上事業の一環として,小学生高学年を対象とした「彩の国プラチナキッズ発掘・育成事業」,中学生全学年を対象とした「彩の国プラチナジュニア発掘・育成事業」,高校生以上を対象とした「彩の国プラチナアスリート強化支援事業」に加え,本会加盟競技団体が取り組むジュニア育成関連の事業と一体的に立案・執行することで,本県競技強化活動のさらなる発展を図るものである.本稿では,「彩の国プラチナキッズ発掘・育成事業」,「彩の国プラチナジュニア発掘・育成事業」,「彩の国プラチナアスリート強化支援事業」からなる「プラチナ3事業」について,その概要を述べたものである.

  • 西海 大地
    2022 年 1 巻 1 号 p. 4-5
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/01
    研究報告書・技術報告書 フリー

    彩の国プラチナキッズにおけるアスリート教育では,小学校5年生と6年生に対して,「アスリートとしてパフォーマンスを最大限に高めるための考え方や習慣」を教育している.近年では,スポーツパフォーマンスを向上させる要素の1つに“認知”が挙げられ,それを生み出す“思考のスキル”も重要視されている.本プログラムでは,積み重ねるべき5つの認知を提示し,それぞれの認知を生み出すための思考のスキルを指導している.本稿では,その指導内容の一部を実践報告として紹介する.

  • 土黒 秀則
    2022 年 1 巻 1 号 p. 6-8
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/01
    研究報告書・技術報告書 フリー

    本稿は,筆者が行った彩の国プラチナアスリートへのコンディショニングサポートの内容を競技ごとに記述し,活動を通して気づいた点などについて述べたものである.コンディショニングとは,日本スポーツ協会によって「コンディションをある目的に向けて望ましい状況に整えること」,「競技スポーツにおいて設定した目標を達成するための全ての準備プロセス」と定義されている.コンディションとは「ピークパフォーマンスの発揮に必要な全ての要因」と定義され,以下の3つに分類される:① 身体的要因;体力(トレーニング)および技術(練習)② 環境的要因;気温,湿度,サーフェス(地面,床の状態),用具(シューズ,インソールなど)③ 心因的要因;素直,謙虚さ,感謝の気持ち,信頼関係など.筆者は,コンディショニングの目的である「外傷および障害の予防」及び「パフォーマンス向上」を念頭に,アスリートが試合・大会に勝つためのサポートを実施した.

コラム
feedback
Top