宇宙太陽発電
Online ISSN : 2432-1060
ISSN-L : 2432-1060
1 巻
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
シンポジウム論文
シンポジウム論文
  • 後藤 大亮
    2016 年1 巻 p. 8-15
    発行日: 2016/04/01
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー

     宇宙太陽光発電システム(SSPS)は,Glaserによる最初の着想から50年近く,国内の研究開発開始から30年が経過したが実現の目処は立っていない.また,過去に作成された研究開発ロードマップについても実態と整合しない状況となっており,広く理解と支持が得られているとは言えない状況である.JAXAは,SSPSの研究開発を適切に推進するために,新たにシナリオ/ロードマップを作成する必要があると考え,2013年度からSSPS事業性検討委員会,これに加えて2014年度からSSPSシステム検討委員会という外部有識者による2委員会体制を構築し検討を進めてきた.本論文ではその概要について解説する.

シンポジウム論文
  • 中村 修治, 前川 和彦, 佐藤 正雄, 佐々木 謙治, 三原 荘一郎
    2016 年1 巻 p. 16-19
    発行日: 2016/04/01
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー

     一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構(J-spacesystems)〈旧無人宇宙実験システム研究開発機構 (USEF)〉では,平成21年度(2009年度)より経済産業省(METI)から委託を受けて「太陽光発電無線送受電技術研究開発(マイクロ波による精密ビーム制御技術の研究開発)」事業を推進し,平成26年度(2014年度)を以て目標を達成して終了した.ここではマイクロ波による宇宙太陽光発電の中核的技術である無線送受電技術の確立に向けて,不可欠な精密ビーム制御技術の確立と地上での応用を図る目的で,試験モデルを試作し,屋内(電波暗室)及び屋外における電力伝送試験を実施した.我々が取り組んだ研究開発の概要および成果について紹介する.

シンポジウム論文
シンポジウム論文
シンポジウム論文
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  • ~宇宙太陽光発電システムの研究開発技術の産業応用~
    安間 健一, 中村 修二, 佐々木 謙治, 佐藤 正雄
    2016 年1 巻 p. 27-30
    発行日: 2016/04/01
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー

      Microwave Wireless Power Transmission technology is researched and developed for Space Solar Power System. This technology has the advantage of being able to transmit long range, compared with other Wireless Power Transmission technologies. So, this technology is expected to be useful in many spinoff applications, especially long range Wireless Power Transmission uses. For these spinoff uses, it is necessary to develop the application technologies. This paper describes the application technologies for these spinoff uses and Ground Experiment on Wireless Power Transmission. This research and development is carried out as the consignment contract of the Ministry of Economy, Trade and Industry.

シンポジウム論文
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シンポジウム論文
  • 栗原 志功, 平田 大輔, 野口 美麗由, 神武 直彦, 狼 嘉彰
    2016 年1 巻 p. 53-56
    発行日: 2016/04/01
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー

     我々は,ビジネスとして収益が上がり,国益に寄与し,そして国民が幸せになることを念頭に,宇宙太陽発電システムに関わるステークホルダーを洗い出し,そのシステムデザインを行った.本論文では,以下のシナリオの可能性を論じる.宇宙太陽発電システムを日本が主導して実現することにより,競争力を失った日本メーカーが復活し,日本は世界一の技術立国に生まれ変わる.また,電柱が不要になり,景観の面でも災害対策としても有効であり,変電所,発電所が不要になりテロの脅威も軽減できる.その上,脱原発が達成され,核も軍隊も不要の全く新しい安全保障体制が実現でき,全世界の安全保障にも繋がり,世界平和の実現に繋がる.

シンポジウム論文
  • 松室 尭之, 石川 容平, 篠原 真毅
    2016 年1 巻 p. 57-58
    発行日: 2016/04/01
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー

     宇宙太陽発電システムをはじめとする定点間のビーム型マイクロ波電力伝送においては,人体や生態系への影響を最低限に抑え,且つ通信システム等との電波干渉を引き起こさないために,マイクロ波ビームのエネルギー漏洩を低く設計する技術の開発が必要である.本研究は,球面波を合成することにより最適なビーム電磁界をハードウェアの制約がない状態で設計し,次にビーム電磁界に対応するアンテナを設計する手法を提案する.また,回転対称性の高いビームを形成するアレーアンテナとして,同心円状にアンテナ素子を配置したリング配列アレーアンテナの基礎的検討について報告する.

シンポジウム論文
シンポジウム論文
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オリジナル論文
  • 中野 正勝
    2016 年1 巻 p. 74-79
    発行日: 2016/04/01
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー

     SSPSの経済的成立性を左右する要因の一つは輸送コストである.本論文では,部分再使用打ち上げロケット(GLV)と電気推進を用いた完全再使用軌道往還機(OTV)によりSSPSを輸送するシナリオに基づいてそのコスト計算を行う.現状の技術レベルとその延長で実現可能なSSPSの輸送コストは,10000 tonのSSPSを10年で構築するのに約1.27兆円であり,アルゴンを推進剤とした比推力2660 sの電気推進で実現される.一方,GLVのみでは44%高いコストとなった.感度解析を行うことでSSPSの輸送コストにインパクトを与えるパラメータを抽出し,SSPSの輸送コストを3000億円にするのに必要な技術革新として,GLVおよびOTVの初期製造コストを75%削減することが必要であることが明らかとなった.

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