-
特に, 造影像の稀薄化について
福田 博, 南波 宏行, 杉村 俊之, 藤森 敏昭, 合田 成美
1972 年 21 巻 3 号 p.
433-438
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
第6報 MINOCYCLINEの基礎実験, 特に顎骨内濃度と臨床成績
玉井 健三, 福田 順子, 水野 治郎
1972 年 21 巻 3 号 p.
439-444
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
下里 常弘
1972 年 21 巻 3 号 p.
445-455
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
1. Latent herpes infection
佐藤 光信, 広谷 勝, 前田 憲昭, 宮崎 正, 菅原 利夫, 山口 邦夫, 柴田 忠良, 渡辺 正男
1972 年 21 巻 3 号 p.
456-463
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
日本人一般成人についてlatent herpes infectionの程度を検索して次の結果を得た。
1. 一般成人20例につき, Herpes simplex virus (HSV) に対する中和抗体価 (NT抗体価) を調べた結果, NT抗体価10倍以上の値を示すものは, 18例 (90%) であつた。 また補体結合抗体価 (CF抗体価) に関しては540例中, 4倍以上の値を示すものは205例 (38%) であり, CF抗体はHSV感染の一時期に一過性に出現するものである事を示した。
なおHSVのNT抗体価の結果より日本人一般成人では90%の者がlatent herpes infectionの既応のあることを示唆した。
さらに各々の検体についてNT抗体価を調査するに際し, HSVのブラック減少率より各検体のNT抗体価を読み取る標準曲線の作製を行なった。
2. 一般成人52例にっきウイルス抑制因子力価 (IFLS力価) の検索を行なった。 その結果IFLS力価10倍以上の値を示すものは17例 (32.7%) であつた。 この52例中latent herpes infectionの存在しているものは11例であり, このものはすべて, IFLS力価は10倍以下であった。
なおHSVに対するNT抗体価とIFLS力価との間には何ら相関関係を認めなかった。
抄録全体を表示
-
II. 口唇ヘルペスの血清学的検索
佐藤 光信, 広谷 勝, 前田 憲昭, 宮崎 正, 菅原 利夫, 山口 邦夫, 柴田 忠良, 渡辺 正男
1972 年 21 巻 3 号 p.
464-470
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
下顎骨切除術を受け, 術後第1日目に口唇ヘルペスを発症した患者について, 経日的に採血し血清学的にヘルペス感染症の動態を検索し, 以下の如き結果を得た。
1. 補体結合抗体価 (CF抗体価) の変動をみると, 発症第1病日ではCF抗体価は, 4倍以下であったが第2病日では4倍になりさらに, 第4病日では, 8倍に上昇し, 血清学的にヘルペス感染症であることが診断出来た。 なお第6病日ではCF抗体価は32倍でピークに達し, 第13病日で4倍以下になった。
次に中称抗体価 (NT抗体価) の変動をみると発症第1病日ではすでにNT抗体価は50倍の値を示し, 当患者ではlatent herpes infectionの既応のあることを確認した。 なお第12病日では120倍の値を示し, この間大略直線的なNT抗体価の変動を示した。
2. さらに当患者においてインターフェロン (IF) 力価の変動を調べた。 その結果第4病日まで, IF力価は10倍以下であつたが, 第5病日では300倍に急上昇し, 第8, 第9病日では500倍で, ピークに達したが第11病日ではIF力価は10倍以下に低下するパターンを示した。
なおヘルペス感染症に対する治療面にも言及した。
抄録全体を表示
-
佐藤 光信, 吉田 秀夫, 河畑 憲明, 白砂 兼光, 宮崎 正
1972 年 21 巻 3 号 p.
471-485
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
ブレオマイシン(BLM)は扁平上皮癌に対し有効な制癌剤として頭頸部癌に多用されている制癌剤の一つである. しかしその機作に関して現在まだ不明な点が多い.
今回我々は細胞遺伝学的な観点に立って, BLMの動物株化細胞の染色体に対する影響を検討した.
なお使用した細胞は人間由来の上皮様細胞であるHeLa細胞及びFL細胞とシリアンハムスタ一腎由来の線維芽細胞であるBHK21/WI-2及びチャイニーズハムスター肺由来の線維芽細胞であるCHL細胞である.また処理条件はBLM濃度0.1μg/ml, 1μg/mlで24hr, 48hr処理し,その処理細胞で染色体標本を作製した.
その標本について各々80-100個の染色体をat rmdomに検鏡し, その染色体異常を全体に対する%で示した.
その結果は以下の如くであった.
1. 出現した染色体障害はbreakage, secondary constriction, translocation, despiralization, pulverization, endoreplication及びring chromosomeであった. これら染色体異常にっき文献的にmitomycin C及びX-ray照射との結果を比較検討した.
2. 次にBLMによるFL細胞のtransformationの可能性をsoft agar layer methodを使用し検討した. その結果BLM処理により, 対照と比較してコロニー形成率の上昇を認めたので, FL細胞はBLM処理によりin vitroでtransformationしうる可能性を示唆した.
抄録全体を表示
-
佐藤 光信, 河畑 憲明, 吉田 秀夫, 宮崎 正, 渡辺 正男
1972 年 21 巻 3 号 p.
486-495
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
米崎 英樹, 作田 正義, 石川 武憲, 吉岡 済
1972 年 21 巻 3 号 p.
496-504
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
安住 佑一, 茂木 克俊, 上野 正
1972 年 21 巻 3 号 p.
505-509
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
とくに5年経過症例について
工藤 啓吾, 藤岡 幸雄, 大橋 靖, 福田 興一, 関 重道, 吉田 正孝, 平賀 三嗣, 鈴木 孝三
1972 年 21 巻 3 号 p.
510-523
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
第四報感染根管内の偏性嫌気性菌の分離とその薬剤耐性について
玉井 健三, 水野 治郎
1972 年 21 巻 3 号 p.
524-533
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
感染根管内偏性嫌気性菌の分離率と薬剤耐性試験について検討した. 培地は“PLADIAMEDIUM”を使用した. 培養時間は37℃, 24時間から48時間で, 上清液を固形培地にsubcultureした. 一つはmodified medium血液平板培地に好気的に培養し, 他方は同じ平板培地で嫌気的に培養した.
102例の感染根管を対象とした, 感染根管内より嫌気性菌が約43%分離した. その内容はBacteroides, Veillonella, Sphelophorus, 嫌気性Corynebacterium, Peptostreptococcus. Fusobacterium, Actinomycesであった.
これらの菌株の薬剤感受性試験では, アミノ糖系及びポリペプタイド系抗生剤に耐性である成績が得られた.
抄録全体を表示
-
第5報 口腔内感染症から分離した嫌気性菌の癌細胞に対するCELL INJURING REACTION (C.I.R) 活性について
越浦 良三, 清水 隆作, 玉井 健三
1972 年 21 巻 3 号 p.
534-539
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
西嶋 克巳, 中原 浩一, 長畠 駿一郎, 金平 康弘, 田村 淳一
1972 年 21 巻 3 号 p.
540-554
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
池村 邦男
1972 年 21 巻 3 号 p.
555-581
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
中原 浩一
1972 年 21 巻 3 号 p.
582-624
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
特に血管像ならびにX線所見
石田 利広
1972 年 21 巻 3 号 p.
625-651
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
河合 幹, 服部 孝範, 山田 祐敬, 宇山 武洋, 竹原 督之輔, 吉賀 賢三郎, 横井 靖彦, 河野 吉秀, 瀬崎 瑛介
1972 年 21 巻 3 号 p.
652-656
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
2. 慢性再発性アフタおよびBehcet症候群患者の血清蛋白質画分の定量値について
菊地 万之助
1972 年 21 巻 3 号 p.
657-663
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
佐藤 光信, 前田 憲昭, 広谷 勝, 菅原 利夫, 山口 邦夫, 柴田 忠良, 渡辺 正男
1972 年 21 巻 3 号 p.
664-669
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
日本人一般成人39例について風疹ウイルスHI抗体価を測定した。この場合同一血清においてHI抗原としてM-33株ならびにBaylor株を使用した。その結果HI抗原が異なることにより, ある集団を対照にした場合HI抗体価に差を認めた。すなわち対応のある場合のT testを施行した。公式としては|t|=|1/nΣ(yi-xi)|/Σ(yi-xi)
2-1/n(Σ(yi-xi))
2/n(n-1)|t|: 対応のある場合のT n: 39 yi-xi: 同一血清においてHI抗原としてM-33株あいはBaylor株を使用した際のHI抗体価の差t=6.789, 危険率を5%とした時, T=1.6839であるので明らかに差を認めた。
抄録全体を表示
-
第1報 エナメル上皮腫について
清水 正嗣, 小浜 源郁, 中川 茂美, 臼田 篤伸, 山本 悦秀
1972 年 21 巻 3 号 p.
670-678
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
清水 正嗣
1972 年 21 巻 3 号 p.
679-694
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
阿曾沼 肇, 山崎 嘉幸, 手島 貞一, 前田 栄一
1972 年 21 巻 3 号 p.
695-701
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
最近経験した下顎骨骨折, 肋骨骨折患者を中心に
岡 増一郎, 友寄 喜樹
1972 年 21 巻 3 号 p.
702-708
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
尾崎 登喜雄, 円道 紀三郎, 民本 和子, 小川 隆嗣, 吉田 通, 浜田 驍
1972 年 21 巻 3 号 p.
709-718
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
金田 敏郎, 高橋 彰, 日比 五郎, 柴田 重雄, 池 徹, 長山 勝, 谷口 憲正, 清水 和幸, 永田 英生, 奥村 健臣, 山田 有 ...
1972 年 21 巻 3 号 p.
719-731
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
三好 慶信, 都橋 伸江, 松本 喜雄, 山崎 章, 石田 武
1972 年 21 巻 3 号 p.
732-738
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
塩田 重利, 山下 佐英, 増田 敏雄, 副島 公生
1972 年 21 巻 3 号 p.
739-747
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
清水 徹, 岡 伸光, 藤井 佐代子
1972 年 21 巻 3 号 p.
748-751
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
吉岡 敏雄, 森 秀樹, 五十嵐 東, 小林 一弘, 塚野 捷
1972 年 21 巻 3 号 p.
752-756
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
木次 英五, 新藤 潤一
1972 年 21 巻 3 号 p.
757-762
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
河合 幹, 磯貝 昌彦, 富田 力夫, 江口 敏雄, 小谷 易
1972 年 21 巻 3 号 p.
763-768
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
松田 登, 渡辺 英昭, 浦野 訓男
1972 年 21 巻 3 号 p.
769-772
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
沢田 隆, 六島 嘉一, 山崎 宏, 中西 孝一, 島田 桂吉, 高須 淳
1972 年 21 巻 3 号 p.
773-780
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
関本 恵一, 大口 忠彦, 藤田 徳雄, 滝本 亜樹, 中西 孝一, 島田 桂吉
1972 年 21 巻 3 号 p.
781-789
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
宮路 圭介, 外丸 隆宣, 角田 博, 三井 男也, 中島 博和, 新国 俊彦
1972 年 21 巻 3 号 p.
790-798
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー
-
吉村 安郎, 椿本 雅宥, 野上 陽
1972 年 21 巻 3 号 p.
799-806
発行日: 1972年
公開日: 2011/09/07
ジャーナル
フリー