1) “folic acid”はpH=7.0に於てπ1/2v.s(S.C.E.); H=10.0に於てπ1/2v.s-1.03(S.C.E.)であり,pH=4.0に於ては2段波を示す事を再認した。還元波高はpH=7.0 (Mc ILVA〓NE,及びH.&S.緩衝液)pH=10.0の場合も一定濃度に於て一定値を示した。
2) pH=7.0に於て“folic aciid”の濃度と波高は正比例し定量の目的に適当であり,その検出限界は0.1
mg./100
cc.であつた。
3) 冷凍鯨肝臓dripを例とし“folic acid”の定量が可能である事を確認した。
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