2007 年,2008 年に周防灘の中津地先に来遊したナルトビエイの来遊尾数(
N0)と刺し網の漁具能率(
q)を DeLury 法により推定した。両年とも性比の時系列変化から雄主体の群れが来遊した後,雌主体の群れが来遊するパターンが示唆されたことから,前後期に分けて
N0,
q を推定した。
N0,
q の値は各々 2007 年前期は 8,338 尾,0.0133 日
-1 隻
-1,後期は 5,616 尾,0.0169 日
-1 隻
-1,2008 年前期は 2,585 尾,0.0163 日
-1 隻
-1,後期は 7,901 尾,0.0055 日
-1 隻
-1 であった。
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