ウナギが日本種であることを DNA 鑑定により確実にかつ商品レベルで安価に証明するために,外国種ウナギ混入 DNA 鑑定法を開発した。ほとんどが日本種と想定される 100 匹の多数検体群中に外国種が混入しているか否かを,ミトコンドリア DNA・シトクロム
b 遺伝子を用いて判定した。日本種以外の全外国種に共通する塩基配列をプライマーに用い,外国種・対立遺伝子特異的 PCR を実施した。PCR 産物が生成した場合は制限酵素
Rsa I,
HinfI を用い制限断片長多型(RFLP)法により種名を判定した。
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